米国旗を掲げた船「大いなる希望」(The Audacity of Hope)が本日、ギリシャを離れてガザに向かいました。しかし10隻からなるガザ支援船団「フリーダム・フロッティラ」の運命はわからないままです。少なくともうち1隻が破壊活動によって船団を離脱しました。もう1隻はいまだ修理が終わっていません。10隻は今週すでに出港しているはずでしたが、財政危機と緊縮財政策に民衆暴動の起きているギリシャ政府が国際的な圧力を受けて出港を阻止したのです。6月28日には、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相が、イスラエルはガザへの武器「密輸の試みを阻止するすべての権利」の1つとして、この船団を制止する権利を持っていると話しました。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、アーロン・マテとビデオ撮影家ハニ・マスードがギリシャにいて「大いなる希望」の旅を取材しています。この航海計画が公表された30日にもその場にいて、乗船している作家アリス・ウォーカーやホロコースト生存者ヘディ・エプスタインらに話を聞いています。