デイリーニュース

  • 「ひどく失望した」と市民団体が非難:気候変動の破壊的な証拠の中、COP18が消極的な合意

    国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)は8日、増え続ける世界の温室効果ガス排出の抑制に全く効果のない消極的な枠組みに合意した後、閉幕しました。通称「ドーハ気候ゲートウェイ」は、京都議定書を8年間延長し、2020年発効の新たな国連条約の話し合いに向けた道筋を作りました。この合意のもとで米国は、温室効果ガス削減に対する新たな約束を行わず、気候変動の影響を受けている国々への支援拡大も行いませんでした。「大統領が再選勝利演説で気候変動について言及し、ハリケーン『サンディ』が上陸し、米国内で有力政治家たちの間で話し合いが行われた後、COP18が開催されたので、気候政策の転換があると期待していましたが、我々が目の当たりにしたのは過去4年間に見られたのと全く同様の政策でした。オバマ大統領が一歩踏み出し、気候変動について全米的な議論を始める時だと思います」と世界自然保護基金(WWF)のグローバル気候・エネルギーイニシアチブのサマンサ・スミスは語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/10(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 反転された「抜本的な思想」:ノーベル賞委員会は創設者の反武装の考えを裏切った

    ノルウェーノーベル平和賞委員会は、その秘密主義と選考に関して長年批判を受けています。ヘンリー・キッシンジャーが受賞した1973年は特に顕著でした。委員会批判を先導したのはノルウェーの弁護士フレドリック・ヘッファーメルです。「委員会はNATO同盟国と米国の外交方針にとても偏っており、賞は当初の目的とは正反対の意図のために使われています……軍事的な因習を打破して世界平和あるいは武装解除された世界の平和的秩序を作ることに貢献した活動を支援する(ことが当初の目的でした)。それは非常に抜本的な考えなのです」とノーベル平和評議会の元代表で、1910年にノーベル平和賞を受賞した常設国際平和局のr理事を務めるヘッファーメルは話します。彼はThe Nobel Peace Prize : What Nobel Really Wanted(『ノーベル平和賞:ノーベルが本当に望んでいたもの』)の著者です。ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルは、1896年12月10日に死去する前に、自らの財産を物理学、化学、生理学と医学、文学、平和に対する毎年の賞に使うよう遺書に記しました。ヘッファーメルは、ノルウェーノーベル賞委員会がノーベルの意思を不法に無視していると批判しています。

    dailynews date: 
    2012/12/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ノルウェー平和活動家:EUは世界の武器貿易で主要な役割 ノーベル賞に値せず

    EUのノーベル平和賞受賞選考に抗議するため、数百人のノルウェー人が9日、オスロ市内でろうそくを手にしながらデモ行進を行いました。EU加盟国は、世界の武器輸出の3分の1を占めています。「加盟国が武器輸出や兵器産業促進をしているだけでなく、EUが機関のレベルでそうであることが、この受賞に異議を唱えるための、少なくとも私の主な理由です」とノルウェー平和評議会のヘッダ・ランゲミヤー事務局長は語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • EUはノーベル平和賞にふさわしいか? ギリシャの厳しい緊縮財政に対するEUの役割に非難

    EUが2012年ノーベル平和賞を受賞するにあたり、9日、オスロ市内でEUの支持者と批判者に話を聞きました。「南欧の人々の多くが金融戦争の結果に耐え、市民は困窮し、国の財産は奪われ、負債に支配されつつあることから、最初にEUがノーベル平和賞を受賞したと聞いた時、私たちは冗談かと思いました」とギリシアの左派野党シリザの議員ディミトリス・コデラスは、オスロのピースハウスでデモクラシー・ナウ!に語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 2012年ノーベル平和賞、EUが受賞 過去受賞者3人が抗議

    本日は、欧州連合(EU)が2012年ノーベル平和賞を受賞するにあたり、ノルウェーのオスロにあるオスロ市庁舎の外からお送りします。9日、ノルウェーの平和団体とEU反対派は受賞に抗議をするため、ろうそくを手にデモ行進を行いました。デズモンド・ツツ元大主教、北アイルランドのマイリード・マグワイア、アルゼンチンのアドルフォ・ペレス・エスキベルの3人のノーベル平和賞受賞者は、27か国のブロックは武装解除された世界和平というアルフレッド・ノーベルの考えと矛盾しているとして、ノーベル委員会に異例の抗議文書を送りました。本日は、ノーベル平和賞授賞式典会場内から番組を始めます。「EUが完璧だという考えのもと我々はここに集ったわけではない。我々は、ここヨーロッパでは抱えている課題を共に解決していかなければいかないという信念の下、集っています」とノルウェーのノーベル賞委員会委員長のトールビョルン・ヤーグランは語ります。ノーベル賞委員会は、第2次世界大戦後の安定と民主主義に長年貢献したとしてEUの受賞を決定したと発表しています。

    dailynews date: 
    2012/12/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • カタールの人権職員 「アラブの春」蜂起を称えた詩人の終身刑を弁護

    ドーハのCOP18開始から3日後、カタール裁判所が現地の詩人に終身刑の判決を下し、ガルフ湾地区の活動家や人権オブザーバーの多くに衝撃を与えました。ムハンマド・イブン・アル=ディーブ・アル=アジャミが終身刑の判決を受けたのは、2年前にTunisian Jasmine(『チュニジアのジャスミン』)という詩を書いて、アラブ諸国での蜂起を支持したためです。詩の中で、「我々はみな、抑圧的な特権階級に立ち向かうチュニジア人だ。アラブ諸国の政府とその支配者らは、一人残らずみんな泥棒だ、泥棒だ!」と書いています。本日は彼の弁護士で、カタール国家人権委員会のメンバーに話をききます。

    dailynews date: 
    2012/12/7(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 「性懲りのない威張り屋」 気候会議での米国の役割に非難集中

    ここ10年の国連気候変動会議に主席してきた2人の市民団体代表に話をききます。インドの環境保護活動家で科学環境センター(Centre for Science and Environment)長のスニータ・ナレインは「我々は、大きな野心と早急な行動、大気圏の公平な共有に基づいた行動の必要性を強く信じています。なので我々はインド政府に対して、世界が必要としていることに関して強硬な立場をとり、 会議から退場することを望むと伝えました。話し合いの時間はもうすぎました。具体的な行動が必要です」と語ります。もうひとりは、 先住民協議会長で先住民環境ネットワーク(Indigenous Environmental Network)代表のトム・ゴールドトゥースです。「ドーハで強力な合意が形成される保障はありません。ですので、我々は米国先住民として、 帰国した後にオバマ大統領と閣僚たちを相手にトップレベルの政府間交渉を行い、気候変動問題に関する彼の公約について説明責任を問うつもりです」とゴールドトゥースは語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「政府は国民の期待を裏切った」シリア系米国人学生ムニラ・シバイが気候正義を呼びかける。

    青年団体の代表として、カタールのドーハのCOP18で主張したように、19歳のムニラ・シバイは、世界の指導者らの行動を非難しました。「ここ2週間、展望が全く見えておらず、それどころか積極的に押し戻しを図る動きさえあります。気候危機の原因をつくった人たちはすでに20年前に、問題を解決する責任があることを認めています。18年の怠慢の後、今日では同じ国々がこの責任を投げ出そうとしています。「公正」という基本的な原則が攻撃されているのです」とシバイは語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 汚染で儲ける:ベネズエラ首席代表 気候変動会議の裏の経済的動機について語る

    ドーハのCOP18のベネズエラ代表団トップのクラウディア・サレルノは3年前のコペンハーゲン会議で、話を聞いてもらおうとテーブルを叩きつづけ、こぶしを血まみれにした印象的な行動で有名です。彼女が今年の会議で重視していることは、法的拘束力を持っ た唯一の国際的な枠組みである京都議定書の期間延長はもはや「意味が無い」ということ、また気候変動枠組条約会議が成功を収めるためには、気候変動枠組条 約会議の交渉は環境対策ではなく、経済にかかわる取り決めだということを各国が理解することが不可欠だということです。経済に影響を与える取り決めになる ので、先進国にとってはたとえ経済が順調にいっている場合でも、必要な経済改革を行うのは難しいのです」と彼女は語ります。

    dailynews date: 
    2012/12/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「今でないなら、いつ?」 台風上陸で500人の死者を出したフィリピンの代表が気候変動への新しい枠組み作りを求める

    4日にフィリピン南部を直撃、500人以上の死者と数百人の行方不明者を出し、25万人が家を失った台風の報道でかすんでしまったCOP18の話し合いが行われています。「ボーファのような台風は、いままでにありません。このような暴風雨には、この半世紀のあいだ一度もみまわれたことのない国の一部が壊滅的な被害を受けました。このような痛ましい惨事は、フィリピンだけに限られるものではありません。世界中が、特に貧困問題に取り組み、社会や人間の開発をめざして苦闘する発展途上諸国が、同じ現実に直面しています」と、フィリピン代表団の1員のエブ・サニョが6日に発言しました。 彼は代表団らにさらなる行動を呼びかける中、泣き出してしまいました。「ど うか・・・2012年を私たちが望む未来のための義務を果たす・・・という勇気を世界が持った年にしましょう。 出席者のみなさまにお聞きしたい、私たちでなかったら、誰がやるのでしょう?今でなかったら、いつなのでしょう?ここではなったら、どこなんでしょう?」 また、フィリピン代表団の1人で、フィリピン気候変動委員会の1員でもある、ヘヘルソン・アルバレスにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/12/7(Fri)
    記事番号: 
    1

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