デイリーニュース

  • ジェシー・ウィリアムズのBETアワードでの力強いスピーチ:「白い社会が我々を利用し虐待するを見るのはもうたくさん」

    俳優のジェシー・ウィリアムズは、テレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』の役で最もよく知られています。彼は6月26日、BETアワードで演説し、スタンディング・オベーションを受けました。彼は人道賞を受賞後、警察による銃撃の被害者に敬意を表しました。その中には、レキア・ボイド、サンドラ・ブランド、エリック・ガーナ―、そして6月26日に14歳になるはずだったタミール・ライスが含まれていました。「警察は行き過ぎないように、武器を使わないように、白人を殺さないようにとなんとか日々務めています。」と、ウィリアムズは言います。「我々も自分の国での同様の権利と正義を得て当然です。それができないのなら私たちは警察と私たちのあり方を組み立てなおすことになります。」

    dailynews date: 
    2016/6/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 米最高裁の中絶裁判 原告が歴史的な勝利を称賛、しかしクリニックのための闘いは終わっていないと言及

    米最高裁判所によるテキサス州の包括的反中絶法の条項無効判決は、中絶の権利にとって今の世代の最も重要な勝利となりました。アンソニー・ケネディ判事は、スティーブン・ブライヤー判事と最高裁全女性判事3人に賛同、同法の規制は人工妊娠中絶サービスの利用を不当に困難にしていると非難しました。主要な原告のエイミー・ハグストロムに今回の歴史的な勝利と、これが閉鎖されたクリニックの再開にどうつながるかについて話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • シェーン・バウアー、民間刑務所に潜入取材 警備員として過ごした4カ月を語る

    シェーン・バウアーは米国人ハイカーとしてイランで収監され、2009年から2011年までの2年近くを監獄で過ごしました。そのバウアーが昨年、監獄に戻りました。ルイジアナ州の民間刑務所をジャーナリストとして潜入取材したのです。バウアーはマザー・ジョーンズ誌に掲載された衝撃的な記事の中で、ルイジアナ州の「ウィン矯正施設」(Winn Correctional Facility)に警備員として潜入した4カ月を紹介しています。同施設は全米で最も早くから民間運営されている中級警備の刑務所で、人口10万人に対して受刑者800人以上という世界最高の受刑率を持つルイジアナ州にあります。バウアーが調査した当時のウィン矯正施設は、全米第2の民間刑務所事業者である「コレクションズ・コーポレーション・オブ・アメリカ」(Corrections Corporation of America)によって運営されていました。バウアーの報告は、収監者間の暴力、受刑者が重病になった時でさえも医学的・精神的ケアを十分に行わない状況、管理不行き届き、職員の訓練不足など、営利目的の刑務所産業のこれまで知られていなかった側面に光を当てるものとなります。

    dailynews date: 
    2016/6/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ブレグジットを喜ぶトランプ 「ポンドが下がればスコットランドの自分のゴルフコースに来る人が増える」

    英国の国民投票でEU離脱が選ばれたのを受け、世界の株式市場では株価が急落しています。24日の世界の証券市場では2兆ドル超が市場から失われる結果となり、一日の下落幅では過去最大となりました。為替市場では27日朝、英ポンドが31年ぶりの安値を記録しました。共和党大統領候補のドナルド・トランプは24日、スコットランドの「トランプ・ターンベリー・ゴルフコース」でブレグジットを歓迎すると発言、「ポンドが下がればターンベリーに来る人が増える」と述べました。

    dailynews date: 
    2016/6/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ブレグジットは何を意味するか ポール・メイソンが語る英国の経済的・政治的危機の拡大

    英国では欧州連合(EU)離脱が国民投票で選ばれたことを受け、危機が拡大しています。デイビッド・キャメロン首相は辞意を表明しました。労働党のジェレミー・コービン党首は、シャドー・キャビネット(野党の設ける想定内閣)のメンバー十数人が辞任または解任される中、党内の政変の可能性に直面しています。スコットランドはEUにとどまるために必要なあらゆる措置を取ることを表明しました。それはスコットランド独立を問う国民投票の再度実施を含みます。一方、米国のジョン・ケリー国務長官は、ブレグジット選択で走った政治的・経済的な激震について話し合うため、ブリュッセルとロンドンに向かっています。いったい何が起こっているのでしょうか。BBCとチャンネル4で働くベテラン英国人ジャーナリスト、ポール・メイソンに話を聞きます。メイソンは、近著にPostcapitalism: A Guide to Our Future(『ポスト資本主義:未来へのガイドブック』)があります。

    dailynews date: 
    2016/6/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • フレディ・グレイの死に関与した警官がまたも無罪 悪意のある殺人と乱暴な運転の罪には問われず

    ボルティモアのフレディ・グレイ殺害事件で訴追されていた警官の1人が全ての罪状について無罪となりました。無罪は二人目です。同警官はフレディ・グレイを逮捕した際の役割で訴追されていました。フレディ・グレイは昨年、逮捕され、護送車で移送中に脊髄損傷で死亡しています。護送車を運転していたシーザー・グッドソン・ジュニア巡査は、悪意のある第2級殺人に3つの過失致死罪が追加され、関与した警官の中で最も重い罪に問われていました。検察側は、グッドソンが移送の際に安全性を欠いた「乱暴運転」をしたこと、医者を呼ぶべきだったことを主張しました。メリーランド大学法学部教授ダグ・コルバートに聞きます。コルバートは「公判前の司法アクセス相談所」(the Access to Justice pretrial clinic)責任者で「弁護士による保釈プロジェクト」(the Lawyers at Bail Project)創設者です。市長候補であるボルティモア緑の党のジョシュア・ハリスにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/6/24(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 教育の機会均等への大勝利 最高裁が人種を考慮する入学選考を支持

    米最高裁判所は23日、フィッシャー対テキサス大学の訴訟について、テキサス大学オースティン校が採用する人種に考慮した入学選考方法は、米国憲法の平等条項に基づき合法であるとした第5巡回控訴裁判所の判断を支持しました。「措置をなくしても、あたかも適切に学生を評価しているようにふるまえるというのはまったく違います」と「メキシコ系アメリカ人法的擁護・教育基金」弁護士のトーマス・サエンツは言います。同基金は、人種を考慮する入学選考方法を支持する20を超すラティーノ権利擁護団体のために、法廷助言書を提出しました。「事実、人種やジェンダー、出身の違いはいまだに重要です」とサエンツは言います。「なぜならそれらは機会や経験を方向付けるものであり、したがって、高等教育における可能性をも方向付けるからです」。

    dailynews date: 
    2016/6/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 在留資格のない母と市民権を持つ娘 最高裁の判断にかかわらず強制送還をやめるようオバマ大統領に求める

    市民権をもつ移民や永住資格を持つ子どもたち数百万人を強制送還から守ることを目的としたオバマ大統領のDAPAプログラムに関して、連邦最高裁の意見が同数で分かれました。在留資格を持たない活動家マル・モーラ・ビリャルパンドと、市民権を持つ娘のジョセフィーナ・モーラに話を聞きます。オバマ大統領に強制送還をやめさせ、移民制度改革に再び取り組ませるために「在留資格を持たない人たちは、この裁定に対する失望を怒りに変えなければいけません」とジョセフィーナ・モーラは言います。

    dailynews date: 
    2016/6/24(Fri)
    記事番号: 
    3
  • オバマ大統領の移民政策 連邦最高裁で暗礁に乗り上げる 「毎日怯えながら生きる」移民

    米国の移民の権利運動は大きな痛手を負うこととなりました。500万人に上る在留資格のない移民の強制送還を免除するオバマ大統領の計画が、連邦最高裁の意見が同数で分かれたことにより阻止されたのです。最高裁は23日、4-4制度(最高裁判所の決定が4対4に割れた場合、下級裁判所の判断を支持する制度)に基づき、オバマ大統領が越権行為をしたとする下級裁判所の判断を支持しました。この訴訟は、オバマ政権のDAPA(市民権または永住権保持者の両親に対する処置据え置き)プログラムに対するもので、このプログラムが認められれば、市民権を持つ移民や永住権を持つ子どもたちなど数百万人が強制送還から守られるはずでした。この裁定はまた、オバマ大統領が試みるDACAプログラムの延長にも影響を与えます。DACAは2012年以降、子供の時に親に連れられて米国に入国し滞在している若者を保護してきた措置です。この最高裁裁定は、2016年大統領選における移民の役割をさらに大きくするとみられます。「メキシコ系アメリカ人法的擁護・教育基金」代表のトーマス・サエンツに話を聞きます。サエンツは最高裁で移民問題について議論した弁護士4人のうちの1人です。

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    2016/6/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 討論:英国民投票の衝撃 英急進派はEUの新自由主義からの「レフト・イグジット」を先導できるか

    英国が国民投票で43年にわたる欧州連合(EU)加盟からの離脱を決めたニュースは、世界を驚かせました。「残留」運動を主導したデイビッド・キャメロン首相は国民投票の結果を受け、10月までに辞任すると述べました。「ブレグジット」(Brexit)と呼ばれる国民投票で、離脱支持が52%の票を獲得し、英国は27カ国からなる連合を離脱する初めての大国となります。マルティン・シュルツEU議長は、ユーロ圏とポンドを守るための話し合いを加盟国に呼びかけました。ロンドンから、英国の次のステップを検証するため、離脱派と残留派の双方からゲストを迎えます。離脱派からは「社会主義労働者党」党員で、「左派による離脱推進キャンペーン」(Lexit)のスポークスパーソンを務めるジョセフ・チユーナラ、残留派からは「グローバル・ジャスティス・ナウ」のアレックス・シュライブナー政策担当に話を聞きます。シュライブナーは左派による「もうひとつのヨーロッパは可能だ」(Another Europe is Possible)と共に残留運動を行いました。

    dailynews date: 
    2016/6/24(Fri)
    記事番号: 
    1

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