デイリーニュース

  • なぜ世界は私たちに対して国境を閉ざすのか? モロッコに住む13歳シリア人難民が懇願

    ドナルド・トランプは閣僚人事を進行中です。彼の移民政策が標的にしているコミュニティの1つ、シリア難民について見ていきます。選挙戦で、トランプは彼らを「テロリスト」と呼び、米国内で暴力的行為を行なっていると事実に反する非難を行い、シリア難民および彼のいう「テロを起こしがちな国」からの移民の米国への受け入れをすべて打ち切ると繰り返し述べました。5年間にわたるシリア内紛により紛争前の人口の約半数が家を追われ、600万人以上のシリア人がシリア国内難民、500万人近くが国境外で難民になっています。50万人近くのシリア人が現在も続く戦争で命を落としました。本日デモクラシーナウ!の放送を中継しているモロッコには、推定で数千人のシリア難民がいると言う人もいますが、正確な人数の把握は困難です。プロデューサーのディーナ・ガズダーは17日の夜、マラケシュでシリア難民に話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/11/18(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 東ティモール大臣コンスタンチオ・ピント 25周年を迎えたサンタクルス虐殺事件を振り返る

    国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)を取材中のデモクラシー・ナウ!は、東ティモールの商工・環境大臣のコンスタンチオ・ピントに話を聞きました。東ティモールは何十年も西サハラと対比されてきました。ティモールはインドネシアに、西サハラはモロッコに、いずれも1975年に占拠されました。いずれの住民も自決を問う国民投票実施を求める国連安全保障理事会決議を支持し、東ティモールは1999年に国民投票を獲得し圧倒的多数で独立しました。しかし、西サハラの人々はいまなお国民投票の実施を要請し続けています。コンスタンチオ・ピント大臣は東ティモールから到着したばかりですが、11月12日には故国でサンタクルス事件25周年記念式典に参加しました。インドネシア軍が米国製の武器を使用して襲撃を行い、270人のティモール人を射殺した事件です。ピントはこの時、銃撃を受けた平和な行進を組織した指導者の一人でした。

    dailynews date: 
    2016/11/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • アフリカ最後の植民地:モロッコ君主制 占拠した西サハラで新自由政策に邁進

    本日のデモクラシー・ナウ!はモロッコのマラケシュで開催中の国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)から中継です。陽の目が当たることがまれな問題、多くの人々がアフリカ最後の植民地だと考えている、モロッコで41年続く西サハラ占拠を取り上げます。イギリスに拠点を置くアルジェリア人活動家で英国団体「窮乏との戦い」(War on Want)の北アフリカ・西アジア上級プログラム担当職員であるハムザ・ハムシーンに話を聞きます。ハムシーンは先日、占拠されている西サハラに入ろうとしましたが、モロッコ当局に阻止されました。

    dailynews date: 
    2016/11/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプ当選を受け 200ヶ国がパリ協定施行は「緊急を要する義務」と表明

    本日のデモクラシー・ナウ!はモロッコのマラケシュで開催中の国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)から中継です。会議ではパリ気候協定施行は「緊急を要する義務」だとする宣言に約200ヶ国が賛同しました。パリ協定からの米国の脱退を公約し、気候変動は中国が作り出したでっちあげだと発言したドナルド・トランプが次期米大統領に当選してからわずか1週間です。一方、気候活動家たちは気候変動会議の企業スポンサーに対して抗議活動を行いました。

    dailynews date: 
    2016/11/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • サンダースとクリントン支持者が トランプ政権下で米民主党が進むべき道について討論

    モロッコのマラケシュで、バーニー・サンダースと米民主党のトランプ政権への対策について、全米看護師連合(National Nurses United)のローズアン・デモロ事務局長と、バーニー・サンダース上院議員の元上級アドバイザーで、現在は進歩派政治グループ「私たちの革命」(Our Revolution)理事長を務めるラリー・コーエン、そして今期カリフォルニア州上院議長を務めるケビン・ド・レオン議員が議論します。

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    9
  • カリフォルニア州上院議長 気候変動から移民問題まで同州がトランプに対抗する準備を語る

    トランプが「ブライトバート・ニュース」のスティーブ・バノンを首席戦略官に任命したことで、バーニー・サンダース上院議員はその任命を覆すよう求めていますが、多くの議員がサンダースに賛同しています。「長年、人々を分断させ争う種を自らまいてきた人間を起用したのですから、極めて後ろ向きな意思を世界中に表したことになります」と、今期カリフォルニア州上院議長を務めるケビン・ド・レオン議員は言います。「これは真の米国の姿ではありません」

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    8
  • サンダース議員のアドバイザー:トランプの首席戦略官スティーブ・バノンは市民の敵であり ヘイトの守護者

    ラリー・コーエンは、バーニー・サンダース陣営の元上級アドバイザーで、現在はサンダースの主要スタッフが中心となり立ち上げた進歩派政治グループ「私たちの革命」(Our Revolution)の理事長を務めています。コーエンは、ドナルド・トランプが「ブライトバート・ニュース」のスティーブ・バノンを首席戦略官に任命したことは、トランプ政権では、「市民の敵であり、米国を分割する」人物が中心にいることになると語っています。

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    7
  • バーニー・サンダース トランプにバノン指名を翻し 人種差別 性差別 ホモフォビアを拒否するよう求める

    11月15日夜、大統領選以来初めて、バーニー・サンダース上院議員が重要な演説を行いました。米民主党予備選でクリントンに対抗して出馬して以来、サンダースはワシントンで最も重要な民主党議員となりました。15日、サンダース議員は上院での指導的地位のひとつであるアウトリーチ委員長に任命されたのに加え、上院予算委員会の筆頭委員にも再任されました。今回の演説でサンダース議員は、様々な問題で時期大統領と協力できるとしながらも、スティーブ・バノンの首席戦略官指名を翻すようトランプに求めました。バノンは保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の元会長です。

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    6
  • 「絶対に諦めてはならない」: ヒラリー・クリントンが ドナルド・トランプへの敗北宣言の後初のスピーチ

    11月15日、ヒラリー・クリントンが先週の大統領選投票日以来初めて公開スピーチを行いました。クリントンは一般投票では約200万票近くの差で勝利したものの、選挙人数が及ばずドナルド・トランプに敗れました。クリントンは現在、一般投票の得票数ではジョン・F・ケネディがリチャード・ニクソンを破ったときよりも大きな差をつけています。クリントンは、以前勤務していたマリアン・ライト=エーデルマン創設のNPO「子ども保護財団」(Children’s Defense Fund)のガラでスピーチを行いました。

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    5
  • WTF: 気候変動活動家が世界の指導者に問う 世界温暖化問題対策のための「資金はどこ?」

    国連は気候変動の問題対策および世界温暖化被害者を補償するための資金として1000億ドルを準備したいとしています。しかしモロッコのCOP22に集まった活動家らは、世界各国が約束する寄付額があまりにも少なすぎると語ります。11月16日、活動家らは「WTF」(Where's the Finance-資金はどこ?)というプラカードを掲げ抗議しました。「最悪なのは、気候変動対策のためには1000億ドルでも全く足りないという事実です」と、アトランティック大学の学生を中心とした環境保護団体「アース・イン・ブラケッツ」(Earth in Brackets)のアニーサ・カーンは言います。「対策には数兆ドルが必要なのです。」この抗議活動について、元アイルランド大統領のメアリー・ロビンソンの反応を聞きます。ロビンソンは1990から97年までアイルランドの大統領を、97から2002年まで国連人権高等弁務官を務めました。

    dailynews date: 
    2016/11/17(Thu)
    記事番号: 
    4

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