デイリーニュース

  • プエルトリコ 35年間投獄されている独立運動活動家オスカー・ロペス・リベラの釈放をオバマ大統領に要請

    プエルトリコ独立運動の活動家オスカー・ロペス・リベラへの恩赦をオバマ大統領に要請する嘆願書へ10万人が署名しました。ロペス・リベラは約35年間拘束されており、そのほとんどを独房で過ごしています。ロペス・リベラは1981年、米国のプエルトリコ支配に武力で反抗する先導的な共同謀議に関わったなどの容疑で有罪になりました。1999年、ビル・クリントン大統領がプエルトリコ民族解放軍の16人を減刑しました。しかし、ロペス・リベラは、この中に後に2名の同胞が含まれていないとして、この取引を拒否しました。この2名は後に釈放されました、オスカーの兄弟ホセ・ロペス・リベラとニューヨーク市議会議長メリッサ・マーク=ビベリトに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/23(Fri)
    記事番号: 
    5
  • トランプ就任を前に オバマ政権が休眠状態のイスラム教徒登録制度を廃止

    オバマ政権はイスラム教徒が多数を占める国からの移民を登録させるプログラム「Mar-a-Lago 国家警備出入国登録制度」(NSEERS)の正式な打ち切りに着手しました。この動きは、ドナルド・トランプ次期大統領が21日、この登録制度を復活させるとの公約を改めて言明した翌日のことでした。フロリダ州マール・ア・ラーゴの別荘の外で記者の質問に答えた際のことで、ドイツのベルリンのクリスマスマーケットで19日(月曜)に起きた12人の犠牲者を出した事件について質問されたトランプは、「君たちは私の考えは全て知っているだろう。それが100%正しいことが証明された」と回答しました。アムネスティ・インターナショナル・アメリカの安全保障と人権プログラムの責任者ナウリーン・シャーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • オバマ大統領 1953年の法律を使い北極圏と大西洋で海底石油掘削を無期限禁止

    オバマ大統領は、北極圏と大西洋沿岸の広大な領域で海底油田やガスの採掘を無期限に禁止すると発表しました。次期大統領ドナルド・トランプに覆されないように、オバマ大統領は63年前に制定され埋もれていた法律「外縁大陸棚法」を適用しました。この発表で北極圏のチュクチ海とボーフォート海大半で行われているいかなる石油・ガスの採掘も今後は禁止となります。グリンピース・アメリカ事務局長のアニー・レオナルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • グリーンピース 新たな核軍備競争を呼びかけるトランプは「まったくもって恐ろしい」

    次期大統領ドナルド・トランプは22日、ツイッターで米国の核兵器保有量を拡大すると言い出して、新たに世界的な軍拡競争が始まる可能性を高めました。次のようなツイートです。「世界が核兵器に対する分別を取り戻すまで、米国は核攻撃能力を大幅に拡大強化する必要がある」。同じ日にロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ロシアは「戦略的兵器の戦闘能力強化を図る必要がある」と発言していました。MSNBCの番組司会者ミカ・ブレジンスキーはトランプから今朝、「軍拡競争になればいい。わが国は、いかなる面でも他国を凌ぎ、長く持ちこたえるだろう」と聞いたことを明かしました。グリンピース・アメリカの事務局長アニー・レオナルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • キング師からマンデラまで多くが影響を受けたマーカス・ガービー 息子がオバマ大統領に恩赦を嘆願

    本日はもう一つの大統領恩赦への嘆願について見ていきます。この嘆願はマーカス・ガービーの家族が提出しました。マーカス・カービーは20世紀初頭の「黒人の自由」(Black Freedom)闘争の先駆者で、世界各地で数世代にわたる公民権運動家に影響を与えてきました。1920年代、FBIのJ・エドガー・フーバー長官は、パン・アフリカ主義運動のリーダーとして政治運動を行っていたカービーを標的にしました。彼は1923年、郵便詐欺で有罪となり、懲役5年の刑に処されました。この判決でガービーは事実上、政治運動を断念せざるをえず、最終的にはジャマイカへ国外退去処分となりました。マーカス・ガービーの息子で、「ガービーに正義を」(Justice4Garvey)運動を先導するジュリアス・ガービーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • あり得ない革命: シリア反体制派が語る 独裁者に抗う闘いが代理戦争へと発展した過程

    シリアでは大雪が降り気温が氷点下まで下がったため数千人が足止めされていましたが、12月21日、東アレッポからの反体制派および市民の避難が再開されました。シリア政府軍によれば、数時間内には最後の避難民がバスに乗り込み、数か月に渡り激しい空爆と包囲攻撃を受け破壊されたこの地域をシリア軍が完全掌握することになります。シリア反体制派の元政治犯で、現在トルコに亡命中のヤシン・アル=ハジ・サレフに話を聞きます。ハジの妻サミラ・カリールは、著名な人権弁護士ラザン・ザイトウナと共に、3年前より行方不明となっています。近日発売予定のヤシン・アル=ハジ・サレの著書はThe Impossible Revolution: Making Sense of the Syrian Tragedy(『あり得ない革命――シリアの悲劇の理解に向けて』)という題です。

    dailynews date: 
    2016/12/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • シリアの未来: アレッポ陥落で 内戦で壊滅的な同国の将来はどうなる?

    国連総会は、シリア内戦における戦争犯罪の責任を追及するための決議案を採択しました。同決議によれば、特別チームが設置され「証拠の収集、一元管理、保存、分析」を行うとともに、戦争犯罪および人権侵害への責任を追求する裁判に向け準備を進めます。シリアおよびロシアは、同決議案への反対を主導しました。今回の決議は、数年に渡り激しい戦闘が続いた東アレッポの完全奪回に向けシリア政府が準備を進める中行われました。赤十字社によれば12月22日または23日までに、これまで反政府勢力の支配下にあった地域に最後まで残されていた市民の避難が行われる予定です。東アレッポの陥落は、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領および同政権を支持するロシアにとって大きな勝利となりました。今週、ロシア、イラン、そしてトルコの外相が、現在も進行中のシリア内戦についてモスクワで会談を行いましたが、この会談には米国は招待されませんでした。元シリア問題国連特使の政治問題チーフを務めたモウイン・ラバニに話を聞きます。ラバニは「アラブ学学会」(ASI)が発行するオンライン誌Jadaliyya(『ジャダリヤ』(弁証)の共同編集者です。

    dailynews date: 
    2016/12/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「彼女の命はオバマがいま行動するか否かにかかっている」:10 万人以上がオバマにチェルシー・マニング釈放を嘆願

    オバマ大統領の任期が終了間近となったことを受け、10 万人以上がオバマ大統領に陸軍の内部告発者チェルシー・マニングの判決を減刑するよう求める嘆願書に署名しました。マニングはイラクおよびアフガニスタンでの戦争および米国の外交政策に関する 70 万件以上の機密文書とビデオをウィキリークスに漏洩したとして、2013 年に 35 年間の禁固判決を受けました。マニングは 2010 年以来収監されており、長期間にわたる独房監禁を科され、ジェンダー・アイデンティティ(性自認)に関する医療を拒否されています。チェルシー・マニングはオバマ大統領に宛てた書簡の中で、「6 年間の禁固を終えた私の唯一の嘆願は、軍事刑務所からの釈放です。私には米国の利害を傷つける意図も、兵役についている軍人に危害を与える意図もありませんでした。私は、そうなるべく生まれた人間として米国軍刑務所の外で、自分の人生を生きる初めてのチャンスを求めているだけなのです」と書きました。アメリカ自由人権協会の専従弁護士で国防総省に対するマニングの訴訟を担当するチェイス・ストランジオから詳細を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • レナード・ペルティエを釈放せよ:40 年間投獄中の先住民活動家の恩赦を求めオバマに嘆願

    大統領としての任期が残り1ヶ月になったオバマ。アムネスティ・インターナショナルはじめいくつかの団体は、オバマ大統領に対し、 40 年間投獄されている先住民活動家レナード・ペルティエの恩赦を嘆願しています。「アメリカ・インディアン運動」の元活動家であるペルティエは、1975 年、サウスダコタ州パインリッジ・インディアン保留地で起きた銃撃戦で FBI 局員2人を殺害したとして有罪判決を受けました。ペルティエは長年にわたり無実を主張しています。銃撃戦はアメリカ・インディアン運動がウンデッド・ニーの集落を 71 日間占拠してから 2 年後に起きました。ウーンデッド・ニー占拠抗議は、 オグララ族が「テロの君臨(Reign of Terror)」と呼ぶ年月の始まりと考えられています。ペルティエの弁護人マーティン・ガーバスとレナード・ペルティエの長年の友人であるノーマン・パトリック・ブラウンから話を聞きます。ブラウンは 1975 年に起きたパイン・リッジ銃撃戦の生存者です。

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    2016/12/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • フリント:選挙なしで任命された 非常事態管理者2人 水道汚染で起訴 次はスナイダー知事?

    ミシガン州司法長官は、フリントの水道汚染危機に関し州職員4人を刑事告発しました。20 日に起訴された中には選挙なしで任命された 2人の元非常事態管理者、ダーネル・アーリーとジェラルド・アンブロースも含まれます。2罪状は安全規則違反共謀罪です。フリントの水道汚染危機は、ミシガン州のリック・スナイダー知事により選挙なしで任命されたダーネル・アーリーが市の飲料水の水源をデトロイトの水道システムから腐食性のあるフリント川に切り換えたことが発端でした。水はフリントの老朽化した水道管を腐食させ、有害な高度の鉛が飲料水に侵出したのです。ミシガン州アメリカ自由人権協会(ACLU) のカート・ガイエットと「フリント・ライジング(Flint Rising)」代表のナイラ・シャリフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/12/21(Wed)
    記事番号: 
    1

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