デイリーニュース

  • トランプが無期限の家族こう留を推し進める中 GEOグループと民間刑務所は利益を享受

    国境での家族引き離しを終わらせるというドナルド・トランプ大統領の大統領令は、代わりに家族をまとめて無期限こう留することを選択しています。ネイション誌によれば、この政策で米国の二大刑務所運営企業が直接利益を得ることになるだろうと報告しています。この2つの企業は、「GEOグループ」と、以前は「コレクションズ・コーポレーション・オブ・アメリカ」(Corrections Corporation of America)という社名で知られた「コアシビック」(CoreCivic)です。テキサス州オースティンを拠点とする公民権と人権団体「草の根リーダーシップ」(Grassroots Leadership)の代表ボブ・ライバルに話を聞きます。この団体は、テキサス州が米移民税関捜査局(ICE)の家族収容所を「育児施設」として分類したことで同州を訴えました。彼らは勝訴しましたが、このような家族収容所は引き続き無免許のまま運営されています。テキサス・オブザーバー紙に掲載された彼の新記事のタイトルは”It’s Time to Decriminalize Immigration”(「移民を非犯罪化するべきときが来た』)です。

    dailynews date: 
    2018/6/21(Thu)
    記事番号: 
    2
  • トランプ政権 移民家族をまとめて無期限こう留へ:すでに家族と引き離された子供たちと家族の再会計画はなし

    トランプ大統領は国境で親子を引き離す政策を終わらせると彼が主張する大統領令に署名しました。しかし、批評家たちはこの大統領令が家族全員の無期限こう留につながる可能性があると警告しています。米政府には、すでに家族から引き離された数千人の子供たちとその親たちを再会させる計画はありません。ワシントンDCから、マックラチー紙ワシントン支局のホワイトハウス特派員であるフランコ・オルドネスに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、”Trump’s immigration order replaces one crisis with another”(「トランプの移民令は1つの危機を別の危機に置き換えるだけ」)です。

    dailynews date: 
    2018/6/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • セイモア・ハーシュ:アブグレイブでの拷問と米国の極秘の暗殺計画を語る

    2004年、調査報道記者のセイモア・ハーシュは、イラクのアブグレイブ刑務所での囚人虐待事件を暴露して、世界に衝撃を与えました。米軍人や関係者たちが、アブグレイブでイラク人囚人を屈辱的な目にあわせ、拷問している衝撃的な写真に、世界中から抗議の声が上がりました。米国内でも非難が起こり、聴聞会や捜査、責任追及の糾弾がなされました。当時の調査について、14年後のいま、ハーシュに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    6
  • セイモア・ハーシュ:ヘンリー・キッシンジャーは眠れぬ夜に「焼かれたり障害が残る傷を負わされた カンボジアとベトナムの赤ちゃんの数を数える」べきだ

    セイモア・ハーシュはニューヨーク・タイムズのワシントン支局で働いていた頃、記者たちが当時の国務長官ヘンリー・キッシンジャーに毎日のように電話をして彼のコメントを忠実に書き留め、そのまま一面のニュースにするのを目にしました。これは、ハーシュが新刊の回想録Reporter: A Memoir.(『記者:ある回想録』)で語った数多くのエピソードの1つです。受賞歴のある調査報道ジャーナリスト、セイモア・ハーシュに、キッシンジャーについての彼の長年の報道について話を聞きます。「キッシンジャーについて私がいつも、何度も繰り返し公言してきたことは、人々は眠れないとき羊を数えますが、キッシンジャーは残りの生涯、焼かれたり、障害の残る傷を負わされたカンボジアとベトナムの赤ちゃんの数を数えるべきだ、ということです。しかしもちろん、彼はそんなことはしません」

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    5
  • セイモア・ハーシュ:1974年 リチャード・ニクソンが妻を殴ったのを知ったが 報道しなかった

    リチャード・ニクソン大統領が1974年に辞任した直後に、セイモア・ハーシュはカリフォルニア州の病院のある情報筋から電話を受けました。彼は、ニクソンが1974年の辞任前に妻を激しく殴ったため、妻が緊急治療室で治療を求めたことを知りました。ハーシュはその話を記事にしませんでした。数年後、彼はこの選択に対して批判を受けました。ニューヨークでセイモア・ハーシュに話を聞きます。ニクソンの妻への殴打を報道しないと決めた決断について、ハーシュは「それが犯罪であるということに私は鈍感でした。私には分かっていなかった」と語ります。

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 調査報道記者のセイモア・ハーシュ:ジーン・マッカーシーの大統領選で仕事したことが私の人生の道を形づくった

    セイモア・ハーシュは、調査報道記者としてニクソンのカンボジア爆撃からCIAがチリのサルバドール・アジェンデ政権転覆に果たした役わりまで、政府の最も深い秘密の多くを暴露しました。記者になる前、彼は1968年の大統領選挙選で民主党の予備選に立候補したユージン・マッカーシーの報道官を務めました。これまであまり語られたことのないこの当時のハーシュの人生について、ニューヨーク市で話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ソンミ大虐殺:セイモア・ハーシュ ベトナムの大量殺戮の恐怖の暴露を回想

    1968年3月16日、米国がベトナムのソンミ村ミライ集落でいかにして500人以上の女性や子供、老人を虐殺したかを報道して、セイモア・ハーシュは、1970年のピューリッツァー賞を受賞しました。この事件はソンミ(ミライ)の大虐殺として知られるようになりました。ニューヨーク市でセイモア・ハーシュと話します。

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • セイモア・ハーシュ:今日のメディアが報道すべきはイエメンとトランプの政策 トランプのツイートに気をそらせるな

    トランプ大統領は先週「我が国の最大の敵は、フェイク・ニュースだ」とツイートし、米国メディアを攻撃しました。この最新のメディア攻撃に先立つ1週間前、連邦検察局は、上院情報委員会に関するいくつかの重大記事を暴露したジャーナリストのアリ・ワトキンスの数年にわたる電話と電子メールのデータを秘密裏に取得したことを明らかにしました。同委員会の元上級補佐官、ジェームズ・ウォルフは、報道関係者との接触についてFBIに虚偽の証言をしたとして告訴されています。折しも、国境なき記者団(Reporters Without Borders)は、本年度の「報道の自由度 年間ランキング」で、米国を45位に下げました。同団体が2002年に最初にこのリストを発表したとき、米国は17位でした。米国で最も有名な調査報道ジャーナリスト、セイモア・ハーシュに話を聞きます。彼は半世紀以上にわたる自らのスクープと、掘り起こした数々の秘密を振り返り、新しい本を出しました。タイトルはReporter: A Memoir.(『記者:ある回想録』)です。

    dailynews date: 
    2018/6/20(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニカラグアの抗議者たちは大統領の退陣を要求 政府は反政府派のクーデターと非難

    ニカラグアの政治危機が高まっています。ダニエル・オルテガ大統領が4月中旬に社会保障の見直しと削減計画を発表したことから、同大統領の退陣を求める抗議行動が広まり、これまでに178人以上が殺害されました。アムネスティ・インターナショナルは、ニカラグア政府が「親政府武装集団を使って攻撃をしかけて暴力を煽り、政府による弾圧や超法規的措置の許容範囲を広げている」と非難しています。しかしニカラグア政府は、暴力の一部は民主的に選出された政府を転覆させようとしている反政府側の武装集団に責任があるとしています。ニカラグア政府の国家政策担当大臣ポール・オキストに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/19(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 監禁された子供 怯える幼児:民主党シェイラ・ジャクソン・リー議員が国境での「下劣な行為」を語る

    トランプ大統領は、ここ数週間で少なくとも2000人の子供たちを親から引き離している政策は民主党議員のせいだと言い続けています。加えて、大統領は本日、強硬な移民法案の緩和について共和党員たちと話し合う予定ですが、それにもかかわらず昨日の発言では現行の強硬路線を繰り返しました。テキサス州選出の民主党下院議員シェイラ・ジャクソン・リーに話を聞きます。彼女は1995年以来、ヒューストン中心部の大部分を含む第18下院議員選挙区の代表を務めています。彼女はテキサス州のメキシコ国境から戻ったばかりです。そこで彼女は議員代表団とともに、テキサス州マッカレンの移民収容手続きセンターと、1500人の子供たちを収容している非営利団体サウスウエスト・キー・プログラム(Southwest Key Programs)が運営するテキサス州ブラウンズビルの「父の家」(Casa Padre)を視察しました

    dailynews date: 
    2018/6/19(Tue)
    記事番号: 
    2

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