デイリーニュース

  • 『戦争配当で金儲け』 医療保険改革が財政赤字への懸念から制限される中 軍事費は増え続ける

    米議会は医療保険制度改革法案の最終的な詰めに入っていますが、重要な問題の一つは改革案にはいくらかかるのか、また連邦財政赤字への影響はどうなのかということです。向こう10年余りで9000億ドルと発表された医療改革費用は確かにかなりな額に聞こえますが、しかしそれはこの国の軍事費と比べればほんの小額にすぎないのです。なにせ軍事予算は来年2010年度一年だけで7040億ドル、10年後にはそれがさらに少なくとも1331億ドル増えると見られているのです。
    dailynews date: 
    2009/10/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • CIA、ブログやツイッターの監視ソフト開発会社に投資

    ワイヤード誌は、米中央情報局(CIA)の投資部門が、各種ブログや、フリッカー、 ユー・チューブ、 ツイッター、 アマゾンなどのソーシャル・メディア・サイトの監視を専門とするソフトウェア企業、ヴィジブル・テクノロジー社に投資していたことを明らかにしました。 ワイヤード誌のレポーター、ノア・シャクトマンによると、「米国のスパイ当局はあなたのブログへの投稿を読もうとしたり、あなたのツイッターの投稿暦や、あなたがアマゾンに投稿した書評さえチェックしています」。
    dailynews date: 
    2009/10/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 水質汚染:化学、石炭、農産業による水資源の汚染は規制の不整備が原因

    悪化し続ける米国の水資源汚染をシリーズで検証している記事「水質汚染」の最新回についてニューヨーク・タイムズ紙の記者チャールズ・デュヒッグに聞きます。デュヒッグは、 9月にデモクラシー・ナウ!に登場し、科学企業による、連邦水質汚染防止法(Clean Water Act)違反が過去5年間に50万件を超えたこと、その大半は処罰を受けていないことについて話しました。彼はその後も、石炭を動力とする火力発電所と大規模農場が米国の飲料水に与えている脅威に焦点を当てた記事を書き続けています。
    dailynews date: 
    2009/10/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 石油産業を批判した アラスカ大学の科学者リック・スタイナ-、米政府の助成金を失う

    アラスカ大学教授のリック・スタイナーは、自分が米政府の助成金を失ったのは石油産業を率直に批判し続けたためだと主張しています。スタイナーは、 1989年のエクソン・バルディーズ号原油流出事故以来、石油産業の無責任な行動を批判してきました。スタイナーは米国海洋大気圏局(NOAA)からのスタイナーへの1万ドルの助成金を停止するという決定を覆すよう求めていましたが、同大学の弁護士は先週、これを拒否しました。この決定について大学側弁護士は書面で、「助成金の受領者が自分の地位や時間を利用して、特定の開発プロジェクトの支持活動などを行った場合には、財政支援当局が懸念を抱くのは正当である」と述べました。
    dailynews date: 
    2009/10/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イラク人被害者によるブラックウォーター社の戦争犯罪訴訟 却下を狙った同社の試みを判事が拒否

    民間の軍事請負業者であるブラックウォーター社と同社オーナーのエリック・プリンスは、イラクでの同社の活動で犠牲になった民間人の遺族から戦争犯罪の訴訟を起こされています。この5件の訴訟を回避するために同社の代理人弁護士は連邦法廷で却下を求める弁論を続けてきましたが、このほど連邦判事がこれを退けました。Blackwater: The Rise of the World's Most Powerful Mercenary Amy(『ブラックウォーター:世界最強の傭兵軍の勃興』)の著者で、受賞歴を持つ調査ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルにまた登場してもらいましょう。

    ☆ 「ファルージャ2004年4月」のブログに益岡賢さんの全訳がのっています

    dailynews date: 
    2009/10/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • スーダンに対する米国の新戦略 タカ派的手法を放棄

    オバマ政権が数カ月かけてやっとこの19日にスーダンに関する新戦略を明らかにしました。ダルフール危機を終わらせ2005年の南北和平協定を履行させるため、ホワイトハウスはスーダン政府にアメとムチの双方を用意しています。Saviors and Survivors: Darfur, Politics, and the War on Terror(『救済者たちと生存者たち;ダルフール、政治、そして対テロ戦争』)の著者でもあるコロンビア大学のマフムード・マムダニ教授に分析してもらいます。
    dailynews date: 
    2009/10/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 12月の気候変動会議に向け米国の役割が不明な中 市民団体 350.org が170カ国で気候のための国際行動の日を敢行

    国連コペンハーゲン気候変動会議まであと7週間の24日、気候変動問題に取り組む市民団体 350.org が気候のための国際行動の日を開催します。世界170カ国で4500ものイベントが予定されています。今日は気候変動問題の重要な思索家で作家のお2人に登場してもらいましょう。作家で環境活動家のビル・マッキベンは 350.com の共同創始者で責任者でもあります。もう1人のティム・フラナリーはオーストラリアの科学者でコペンハーゲン気候評議会の議長です。彼の著書『地球を殺そうとしている私たち』は国際的なベストセラーです。
    dailynews date: 
    2009/10/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ホンジュラス、大統領追放から100日間の抵抗運動:アルジャジーラのアビ・ルイスが現地報告

    ホンジュラスのクーデター政権と、追放されたマヌエル・セラヤ大統領の支持者らとの衝突は、現在も停止状態が続いています。両者の会談は、前週クーデター政権がセラヤ大統領の復職案を拒否した事で決裂に終わりました。セラヤ大統領は、来月に実施が予定されている大統領選まで、クーデター政権が交渉を長引かせようとしていると非難しています。セラヤの支持者らはこの選挙をボイコットし、また国際社会も承認を拒否しました。カナダ人ジャーナリストで中東衛星テレビ局アルジャジーラ英語放送ホストのアビ・ルイスは、最近ホンジュラスを訪問し、クーデター政権に反対する草の根運動を取材しました。本日は、アルジャジーラ英語放送の番組「フォルトライン」でオンエアされたアビのレポートの一部を放送しました。
    dailynews date: 
    2009/10/26(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「シカゴでの対決」 米銀行協会の年次総会に抗議者が集結

    米国銀行協会(ABA)がシカゴで今週の年次総会の予定を組んだ時、同協会の役員たちはこのような反応を予測していなかったでしょう。市中心部のホテルでの静かな会議の代わりに、並行して開催された数千人参加の集会に出迎えられることになりました。この事態をABA主催者らは「シカゴでの対決」と呼んでいます。市民ネットワーク団体「全米国民運動(NPA)」の主導のもと、主催者らは、金融危機の影響を受けた異なる背景を持つ米国民を横断的に集結させようと試みました。そこには自宅所有者、貸借人、農場経営者、労働者、退職者らが含まれます。この「対決」は、ABA代表団が集合していたホテルロビーに抗議者らが集まった25日に始まりました。
    dailynews date: 
    2009/10/26(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バグダッドで連続自爆攻撃、155人死亡

    イラク首都バグダッドで25日に発生した、自動車を使用した連続自爆攻撃による死者は155人になり、負傷者も500人を超えました。自爆攻撃の被害者数としては過去2年間で最大規模となります。法務省、公共事業省そしてバグダッド地方行政庁舎を狙ったこの爆撃による犠牲者には、数十人の公務員が含まれています。イラクのヌーリ・マリキ首相は事件現場を訪問。アルカイダとサダム・フセイン旧政権の残存勢力を非難しました。また同首相は、この攻撃が今後の政治プロセスや来年の1月に実施予定の総選挙に影響を及ぼすことはないと言明しました。イラク政府は米軍に捜査協力を依頼しました。
    dailynews date: 
    2009/10/26(Mon)
    記事番号: 
    1

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