デイリーニュース

  • 学者オマール・ダヒが語るシリアの悪化する難民危機の経済的人的損害

    シリアでの紛争の拡大により、同国内と近隣諸国で難民問題が増幅しています。ここ数日で4000人以上がトルコに流入し、トルコのシリア難民の数は6万人に達しようとしています。隣国のレバノンにも何万人ものシリア難民がいます。危機が深まる中、ハンプシャー・カレッジの経済学准教授オマール・ダヒに話を聞きます。シリアで生まれ育ったダヒは、難民への波及効果などをはじめとした、シリアにおける民衆蜂起の影響を検証するレバノンへの調査旅行から米国に戻ったばかりです。

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    2012/8/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • シャリフ・ アブドゥル・クドゥースが語るザバダニ:完全に包囲された町

    デモクラシー・ナウ!の通信員シャリフ・アブドゥル・クドゥースが、最近訪れた、レバノン国境近くの包囲されたシリアの町ザバダニについて報告します。「[ザバダニは]依然として暴力の大部分を受ける側にいて、何らかの解決がなされるのを待つしかない状態です」とクドゥースは言います。彼の最新記事"On the Ground in Zabadani, a Syrian Town in Revolt"(「シリアの反乱の町ザバダニの地で」は、8月13日にネイション誌に掲載されました 。

    dailynews date: 
    2012/8/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • エジプトのモルシ大統領 軍部トップを解任するも、後任は軍内の幹部 

    エジプトのムハンマド・モルシ新大統領は8月12日、大幅な組織改革で、ムハンマド・フセイン・タンタウィ国防相とサミ・アナン参謀総長の二人の軍トップを解任しました。モルシはさらに、大統領の権限を制限した軍の暫定憲法令を停止しました。「今回の件で重要視しなくてはいけないことは、新たに任命を受けたのが全員、エジプト軍最高評議会からであるということです」と、カイロにいるデモクラシー・ナウ!の通信員シャリフ・アブドゥル・クドゥースは言います。 「後任者は部外者ではないのです。」

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    2012/8/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ポール・ライアンの米国像:中絶の禁止、避妊への援助中止、体外受精の違法化

    ミット・ロムニーが新たに発表した副大統領候補ポール・ライアンの、女性のリプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する女性の自己決定権)に関しての過去の発言を考察します。ライアンは、強姦や近親相姦を含むいかなる状況においても、母体に危険が及んでいる場合も含めて、中絶に反対しています。受精卵を1人の人間とみなすとする定義を支援する通称「パーソンフッド修正案(人間の生命に関する修正案)」をライアンが擁護していることを米国家族計画連盟も、批判しました。ライアンは、保守的なミシシッピー州でさえもが昨年11月に拒否した「Sanctity of Human Life Act(人間の命の尊厳法)」の共同提案者であり、米国家族計画連盟への資金援助の打ち切りにも賛同しています。ライアンはメディケイドを解体し、オバマ政権の医療費負担適正化法(Affordable Care Act)を廃止しようとしています。「ライアン議員は女性から医療の選択権を取り上げるか否かを決定すべき人物は自分だと考えていますが、これは私たち女性にとって、たいへん困った事態です」と本日のゲストで米国家族計画連盟ウィスコンシン擁護者連合(Planned Parenthood Advocates of Wisconsin) の公共政策責任者ニコール・サファルは語ります。

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    2012/8/13(Mon)
    記事番号: 
    2
  •   「極端な選択」:共和党副大統領候補にポール・ライアン アイン・ランドの思想を奉じ、ニューディール政策の解体を後押し

    共和党大統領候補のミット・ロムニーは、ウィスコンシン州選出のポール・ライアン下院議員を副大統領候補に指名しました。本日はウィスコンシン州の2人に、7期目の下院議員であるライアンの経歴と、賛否両論のある哲学者アイン・ランドに影響を受けているその思想について話を聞きます。「ロムニーにとって必ずしも愚かな選択ではありません。これは極端な選択です。共和党全体の位置をウィスコンシン州共和党よりに規定することになります。反労働組合の色合いが強く、教育や公共サービスの大幅削減に積極的な姿勢を示し、投票者IDやその他、我々の民主主義をいかに成功させ、うまく機能させるかという問題に関して、大変好戦的な立場です」と、ネイション誌の政治記者ジョン・ニコルズは語ります。ライアンは下院予算委員会委員長で、むこう10年で連邦政府支出を5兆ドル以上削減するという、賛否両論の予算案を立案した人物です。「ライアンの大きな強みは、予算と経済を理解しているとみられていることです。しかしよく観察すると、彼は本当には理解していません」とザ・プログレッシブ誌の編集者マシュー・ロスチャイルドは話します。民主党側は、ライアンが考案したメディケア、メディケイド、社会保障制度(ソーシャル・セキュリティ)の改革は、最低生活保障制度の主要な要素を本質的に解体するものだと反論しています。

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    2012/8/13(Mon)
    記事番号: 
    1
  • サウジアラビアからサッカーまで夏季オリンピックで女子が大活躍 でも頑迷なIOCに利用されるだけ? 

    2012年の夏季オリンピックでは多くの記録が塗りかえられましたが、カタール、ブルネイ、サウジアラビアのような保守的なイスラム教国からの女子選手の出場数も記録破りとなりました。サウジアラビアは、女子選手の参加がなければサウジ・チーム全体の出場を禁ずると国際オリンピック委員会(IOC)より圧力をかけられてやっと、女子選手の出場を認めました。サウジ選手をめぐる議論は、今年のオリンピックで浮上した女子選手とジェンダー問題にかかわる様々な問題のうちの一つです。「サウジアラビア国内で、ちゃんとした形でスポーツに参加することを許されずにいる何百万もの女性たちのことを、私たちは忘れてはならないと思います。サウジには153のスポーツ団体があるのに、女子部のある団体は1つもありません」と語るミンキー・ウォーデンは、ヒューマン・ライツ・ウォッチのグローバル・イニシアティブ代表を務め、著書にThe Unfinished Revolution: Voices from the Global Fight for Women’s Rights(『未完成の革命:女性の権利を求める世界各地の戦いから』)があります。

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    2012/8/10(Fri)
    記事番号: 
    3
  • トルコ=シリア国境からのレポート:シリア難民が証言する 包囲下のアレッポの「恐ろしい大虐殺」

    シリアではバシャール・アル・アサド大統領の政府軍が、アレッポ奪回を目指して大量に軍を投入した結果、数区画が瓦礫に帰したと言われています。活動家によれば戦いが繰り広げられた過去17ヶ月間に2万人以上が犠牲となり、その大半は非武装の市民でした。また、数万人がシリアを脱出しました。難民は増え続け、8月7日火曜日には、2000名近くが隣国のトルコに渡りました。紛争が始まって以来、約25万人のシリア人が近隣諸国に脱出しました。トルコとシリアの国境から、フリーランスの海外特派員としてこれまで何度もシリアで取材してきたリース・エーリックに聞きます。「反体制派の自由シリア軍が占拠したことのある地区、または過去にデモが行われたことがあるだけでも、市民の住む地区に空爆や砲弾が降り注ぐというのがパターンになっているようです。そのため大勢の人が逃げ出さざるを得ず、国連の推定ではここ一週間ほどの間に避難者は25万人に上っており、ほとんどの人は国内避難民となっています」とエーリックは言います。

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    2012/8/10(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ロムニーと「死の部隊」との繋がり:ベイン起業時にエルサルバドル虐殺の関係者も大金を投資

    共和党の大統領候補ミット・ロムニーは、プライベート・エクイティ会社ベインキャピタル起業時に、エルサルバドルで大量虐殺に関わった中央アメリカの少数特権階級から資金提供を受けていたことが新たに発覚し、問題になっています。設立当初ベインに投資が思うように集まらず、ロムニー候補は1983年マイアミに出張し、創業資金の4割に当たる900万ドルの出資を確保しました。マイアミの投資家の中には、80年代のエルサルバドルで数万人を虐殺した死の部隊に深いかかわりを持つ有力一族の者もいました。ハフィントン・ポストのライアン・グリム記者にお話を聞きます。グリム記者は最新記事「ミット・ロムニー ベインキャピタル起業時に死の部隊関係者より資金を受け取る」で分析調査の結果を発表しています。「問題の有力者たちを"調べた"(ロムニーの選挙陣営の表現です)といいますが、1984年にそれをして、このカネがクリーンだと判断したなんて、ありえない話です」とグリム記者は語ります。

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    2012/8/10(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 元国土安全保障省のアナリスト 米国内の極右軍事勢力についての警告がどのように闇に葬られたか

    多くの人々はシーク教寺院での銃乱射事件にショックを受けていますが、今日のゲスト、ダリル・ジョンソンは何年も前に、そのような襲撃事件はいつ起きても不思議ではないと警告していました。ジョンソンは2009年、米国国土安全保障省(DHS)の上級アナリスト在職中、米国内での暴力的右翼過激派が持つ危険性の増大について警告した報告書をまとめました。その報告書は、政治批判に火をつけました。共和党の議員や人気トーク番組のホストの圧力で、国土安全保障省は、結局ジョンソンの報告書を否認しました。ジョンソンは、15年間国内のテロリストグループ、特に白人至上主義者とネオナチを研究してきた経験に基づいて結論を出したのでした。「この報告書を出すにいたるまで、我々は、国内のテロリズムに対して非常に良い仕事をしていると法執行官や諜報部員から多くの賞賛を得ていました。」とジョンソンは言います。「それが、国土安全保障省は、政治的な反撃を行うどころか、我々の仕事をすべて中断すると決定したばかりでなく、調査班を解散し、我々を役所内の別の分野に配置換えしました。それからは、どんどん役所に居づらくなりました。

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    2012/8/9(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 作家が語る「シーク教寺院銃乱射事件は米軍内に等級を超えて広がる白人至上主義の産物だ」

    ウィスコンシン州のシーク教寺院の襲撃犯、ウェイド・マイケル・ページは1992年から1998まで米軍在役中、自分のネオナチの思想を隠そうとはしませんでした。ジャーナリストのマット・ケナードに話を聞きます。ケナードは、来月出版予定の本、Irregular Army: How the U.S. Military Recuruited Neo-Nazis, Gang Members, and Criminals to Fight the War on Terror (『寄せ集め軍隊:米軍はいかにネオナチ、ギャング、犯罪者を対テロ戦争を戦うために徴兵したか』)のなかで、米軍内での極右急進派の興隆について詳しく述べています。「どこの基地も白人至上主義者の問題を抱えています。彼らに対する活動の制限がないためです」とケナードは言います。「特定の基地に限った問題ではありません。米国の全基地の問題でした。そしてそれが、イラク各地、アフガニスタン各地にひろがりました。」

    dailynews date: 
    2012/8/9(Thu)
    記事番号: 
    2

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