デイリーニュース

  • 人種差別主義の南部連合銅像を倒す運動に火をつけたノース・キャロライナ大学の院生マヤ・リトルと話す 

    今日の番組の最後はノース・キャロライナからです。同州の大学町チャペル・ヒルでは数百人の学生抗議者が、ノース・キャロライナ大学に設置された南部連合の銅像「サイレント・サム」を引き倒しました。授業開始を翌日に控えた22日夜の出来事です。この像は1913年、南北戦争時の南軍の兵士を顕彰するために建立されたもので、くり返し抗議の的とされてきたものです。ノース・キャロライナ大学の大学院生マヤ・リトルから詳しく聞きます。彼女は4月に行われた抗議活動中に、像に赤インクと彼女自身の血をかけたとして器物損壊罪と退学処分の可能性に直面しています

    dailynews date: 
    2018/8/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • トランプ政権は石炭火力発電所規制の緩和により死者数が毎年1400人以上増加すると認める

    トランプ大統領は22日夜ウェスト・バージニア州の支持者集会で、気候変動を助長する石炭火力発電所と二酸化炭素の排出を制限したオバマ政権時代の規制を大幅に緩和すると発表しました。トランプ大統領の「手ごろな値段のクリーン・エネルギー」提案は、二酸化炭素の排出規制を個々の州に委ねるものです。環境保護庁の独自データによれば、この計画は2030年までに年間1400人以上の死者数増加を招く可能性があります。ワシントン・ポスト紙が報じるところでは、この規制緩和により次の10年間に少なくとも12倍の二酸化炭素が大気中に放出されることになるでしょう。現在の環境保護庁長官アンドリュー・ウィーラーはかつて石炭産業のロビイストでした。シエラ・クラブの「石炭を超えて」(Beyond Coal)キャンペーンの責任者メアリー・アン・ヒットから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ政権は石炭火力発電所規制の緩和により死者数が毎年1400人以上増加すると認める

    トランプ大統領は22日夜ウェスト・バージニア州の支持者集会で、気候変動を助長する石炭火力発電所と二酸化炭素の排出を制限したオバマ政権時代の規制を大幅に緩和すると発表しました。トランプ大統領の「手ごろな値段のクリーン・エネルギー」提案は、二酸化炭素の排出規制を個々の州に委ねるものです。環境保護庁の独自データによれば、この計画は2030年までに年間1400人以上の死者数増加を招く可能性があります。ワシントン・ポスト紙が報じるところでは、この規制緩和により次の10年間に少なくとも12倍の二酸化炭素が大気中に放出されることになるでしょう。現在の環境保護庁長官アンドリュー・ウィーラーはかつて石炭産業のロビイストでした。シエラ・クラブの「石炭を超えて」(Beyond Coal)キャンペーンの責任者メアリー・アン・ヒットから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • マイケル・コーエンが有罪を認めトランプの関与を示唆 ポール・マナフォートに有罪判決 次は大統領弾劾か?

    22日に衝撃の司法展開が起こり、ワシントンでは、トランプ大統領の弾劾の可能性が話題になってきています。ニューヨーク州の連邦地裁では、トランプ大統領の長年の個人弁護士であり、フィクサーであったマイケル・コーエンが、脱税、金融関連詐欺、選挙資金法違反を含む8件の罪状について検察との司法取引に応じ有罪を認めました。200マイル離れたバージニア州の連邦地裁陪審では、トランプ陣営の選対本部長であったポール・マナフォートに、脱税や金融詐欺関連の8件の罪について有罪の評決が出ました。コーエン弁護士の答弁によって、トランプ大統領は最大の司法上の危機に立たされそうです。2006年から今年までトランプのために働いてきたコーエン弁護士は、二人の女性(アダルト映画スターとプレイボーイ誌のモデル)へ違法な金銭の支払いを工作したと法廷で認めました。二人の女性がトランプと交際関係を持ったことを2016年の大統領選挙期間中に話させないための口止め料の支払いです。コーエンは、この支払が「連邦の公職をめざす候補者と調整し、候補者の指示を受けて」なされたこと、また「選挙に影響を与えることが主目的だった」ことを認めました。コーエンの弁護士ラニー・デービスはツイッター上に、「もしそうした支払いがマイケル・コーエンにとって犯罪なら、ドナルド・トランプにとって犯罪にならないはずがない」と書き込みました。

    dailynews date: 
    2018/8/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • アッティカからサウスカロライナまで:ヘザー・アン・トンプソンが語る全米刑務所ストライキのルーツ

    少なくとも17州の囚人が8月21日、生活環境の改善、量刑改革、選挙権、「獄中の奴隷労働」の停止を求める大規模なストライキを行う予定です。数週間続く予定のストライキは、ブラック・パンサー党のジョージ・ジャクソンがサン・クエンティン州立刑務所を脱獄しようとして看守によって撃ち殺された事件の47周年記念日に開始、死者が出たアッティカ刑務所暴動の47周年である9月9日に終わる予定です。米国人歴史学者で著者、活動家のヘザー・アントンプソンに、さらに詳しく話を聞きます。彼女は、ビュリッツァー賞を受賞したBlood in the Water: The Attica Prison Uprising of 1971 and Its Legacy『流血:1971年のアッティカ刑務所暴動とその遺産』の著者です。彼女はミシガン州アナーバーのミシガン州立大学の歴史学の教授でもあります。囚人ストライキのまとめ役アマニ・サワニにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 全米で刑務所ストライキ開始 17州の囚人たちが獄中の「奴隷労働」の終焉を要求

    全米の囚人たちは8月21日、生活環境の改善、情報・物資へのアクセスの増大、「現代の奴隷制の停止」を求める全国的なストライキを始める予定です。少なくとも17州の囚人たちが8月21日からアッティカ刑務所暴動の47周年である9月9日まで、組織的な座り込み、ハンガーストライキ、作業放棄、食堂ボイコットを行うつもりです。全米のストライキを組織することを助けている囚人たちのネットワーク「ジェイルハウス・ローヤーズ・スピーク」(Jailhouse Lawyers Speak)の代理として囚人ストライキのまとめ役をしているアマニ・サワニに、さらに詳しく話を聞きます。世界産業労働者組合(IWW)の「収監労働者組織委員会」(Incarcerated Workers Organizing Committee)のメンバーで、刑務所ストライキで囚人の連携を手助けしている元囚人のコール・ド―シ―にも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • シスター・シモン・キャンベル カトリックの性的虐待は「君主制」と権力からの女性の排除が原因

    ローマ法王はローマカトリック教会史上初めて、聖職者による性的虐待の問題について12億人のカトリック信者全員に向けて書簡を出しました。フランシス法王は、この容赦ない2000語の書簡の中で「我々は子供たちを大事にせず、彼らを見捨ててきた」と記しました。ペンシルバニア州では8月第3週、300人以上のカトリック神父が70年以上にわたり、1000人の子供に性的虐待をし、その数は数千人以上の可能性もあり、教会の指導層がこうした虐待を隠蔽していた様子を大陪審の報告書が明らかにしました。1000人以上のカトリックの神学者や教育者、教区民たちがカトリック司教全員の辞任を求めています。「バスに乗る修道女たち」(Nuns on the Bus)運動をまとめているカトリックの社会正義擁護団体である「ネットワーク」(NETWORK)の代表シスター・シモン・キャンベルに話を聞きます。彼女は、A Nun on the Bus: How All of Us Can Create Hope, Change, and Community(『バスに乗る修道女:私たちすべてが希望と変化とコミュニティを創造できる過程』)の著者です。

    dailynews date: 
    2018/8/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • デビッド・マクレイノルズが88歳で死去 ゲイの社会主義者・平和主義者で大統領選に2度出馬

    長年にわたる平和主義者で社会主義者のデビッド・マクレイノルズが17日、88歳で亡くなりました。マクレイノルズは、歴史学者ハワード・ジンをはじめとする多くの人々に「反戦運動の英雄」として知られ、1960年から1999年まで「戦争抵抗者連盟」(War Resisters League)のメンバーを務めました。「戦争抵抗者連盟」では「カウンター・リクルートメント」(新兵募集阻止)に焦点を当てた活動を展開し、早くから徴兵カードを燃やす運動の組織化を助けました。マクレイノルズはさらにベトナム戦争に反対する大規模なデモや核軍縮のためのキャンペーンで重要な役割も果たしました。1980年と2000年にはゲイであることを公表したうえで大統領選に立候補しました。マクレイノルズの親友の2人に話を聞きます。エド・ヒーデマンは戦争抵抗者連盟で、何十年にもわたってマクレイノルズとともに働きました。ジェレミー・スケイヒルは調査報道ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の共同創設者です。

    dailynews date: 
    2018/8/20(Mon)
    記事番号: 
    3
  • テキサス州の移民勾留施設の恐怖 再会したばかりの父と息子を移民局の警備員が再び引き離す

    テキサス州カーンズ郡の勾留施設では、国境での家族離散の後、同施設で息子との再会を果たしていた16人の父親が武器を携帯した警備員によって施設から連れ出されました。当局のこの行動は、非暴力の抗議活動を組織したことへの報復とみられます。拘束された父親の多くは、家族が再会するための書類だと移民税関捜査局(ICE)に言われ、英語で書かれた国外追放の同意書に署名してしまったと主張しています。家族は今では再会し、一部は釈放されています。テキサスに拠点を置く移民のための法的援助グループ「RAICES」のケーシー・ミラーとマノージュ・ゴビンダイアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • カリフォルニア州 出産のため妻を乗せて病院に向かっていた夫を移民局が逮捕 妻は一人で病院まで運転

    カリフォルニア州サンバーナーディーノで15日、移民税関捜査局(ICE)の取締官が、妊娠した妻を出産のため病院へ車で連れて行く男性を逮捕していたことが明らかになり、怒りが広がっています。ICEの取締官は、ガソリンスタンドに立ち寄っていたホエル・アロナ=ララを拘束し、帝王切開を控えていた妻のマリア・デル・カルメン・ベネガスに自分で運転して病院に行くよう命じました。二人は10年以上にわたって米国に住み、今回生まれた新生児を含む5人の子供がいます。サンバーナーディーノのコミュニティサービスセンターの専従弁護士でアロナ=ララの弁護士を務めるラッセル・ハレゲイに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/8/20(Mon)
    記事番号: 
    1

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