デイリーニュース

  • トランプ大統領 1998年のトーク番組で共演のマイケル・ムーアに自分の映画は撮るなと警告

    マイケル・ムーアとの対話を続けます。1998年11月放送のロザンヌ・バーのトーク番組でのマイケル・ムーアとドナルド・トランプとのやり取りについてムーアに話を聞きます。ムーアはその9年前に『ロジャー&ミー』[訳注:生まれ故郷の自動車工場が閉鎖され失業者が増大したことを題材にし、ゼネラルモーターズの経営者ロジャー・スミス会長に突撃取材を試みたドキュメンタリー映画。その突撃ぶりが大きな話題を呼んだ]を公開していました。ムーアによると、トランプ大統領は番組で2人が同席することを知って動揺し、番組に出演しないと言い出しました。ムーアはトランプと交渉し、不動産取引や人種差別告発に関して「追及しない」と約束して、出演を降りないよう頼みました。しかし今では、トランプに「してやられた」と言います。

    dailynews date: 
    2018/9/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 新作『華氏11/9』でマイケル・ムーアがトランプ大統領と対決 民主主義の危機を警告

    本日公開の新作ドキュメンタリー映画Fahrenheit 11/9(『華氏11/9』)。オスカー受賞映画監督マイケル・ムーアによるこの作品は、2016年の大統領選とその後の顛末を描いた快作です。11/9とは、2016年11月9日、ドナルド・トランプが大統領選で勝利した日のことです。映画のなかで、ムーアは全米各地を巡り、トランプ主義の台頭だけでなく、全国に広がった教師のストライキ、2018予備選挙における民主党の革新派候補者たちの躍進「青い波」[訳注:ブルーは民主党のシンボル・カラー]、フロリダ州パークランドで起きた銃乱射事件後の大学生や高校生によるアクティビズムの高まり、そしてムーアの故郷ミシガン州フリントの水道水汚染危機についても記録しています。広範な出来事に目を向けるこのドキュメンタリー作品では、容赦されるものはありません。民主党の幹部、ニューヨークタイムズ紙やその他の主流メディア媒体、選挙人団、バラク・オバマ元大統領、ドナルド・トランプ大統領、そしてムーア自身もやり玉にあがります。マイケル・ムーア監督に映画について、またその他の話題に関して話を聞きます。
    dailynews date: 
    2018/9/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 『アメリカの刑務所』:シェーン・バウアー 奴隷制度時代から現代までの営利目的の米刑務所史を追う

    賞に輝くジャーナリスト、シェーン・バウアーの新著はAmerican Prison(『アメリカの刑務所』)というタイトルです。本著の中で、バウアーは受刑者を労働力として使った植民地時代から現在の大量投獄に至るまでの営利を目的とした米国の刑務所について深く掘り下げました。その中には、ルイジアナ州の民営の刑務所であるウィン矯正センター(Winn Correctional Center)に看守として潜入取材した経験についても書かれています。ニューヨークのスタジオでシェーン・バウアーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    5
  • ハリケーン・フローレンス上陸中もサウスカロライナ州の受刑者は監房に入れられたまま なぜ彼らは避難させてもらえなかったのか?

    ハリケーン・フローレンスがサウスカロライナ州を猛スピードで通過中、地域全体に避難命令が出ていたにも関わらず、受刑者の移動を拒否したことで当局者への非難が集まっています。受刑者らはその間、刑務所でハリケーン上陸に備えてサンドバッグ作りをさせられていました。「社会主義と解放党)「Party for Socialism and Liberation)のコミュニティ・オーガナイザーを務めるキンバリー・スミスに話を聞きます。スミスは、ハリケーン・フローレンスが上陸中に受刑者の避難を怠ったサウスカロライナ州に対し抗議を行っています。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    4
  • サウスカロライナ州:洪水の中 警官が移送していた精神病院患者の女性2人が溺死

    サウスカロライナ州では9月18日、2人の女性を精神病院へ移送中だった警察のバンが洪水に飲み込まれました。同乗していた警官2人は無事でした。ハリケーン・フローレンス上陸以来、この2人の女性、45歳のウェンディ・ニュートンと43歳のニコレット・グリーンを含む37人が犠牲になっています。犠牲となった2人はどちらも18日に強制入院措置で病院に収容されていました。それから24時間も経たない内に2人とも死亡しました。「なぜあの時点でこのようなことが起こったのか多くの疑問が残りますし、緊急事態であるのを考慮して延期などができなかったのかも不思議です」と、この事件を詳細に追ってきたAP通信サウスカロライナ担当のメグ・キンケイド記者は言います。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 右派活動家ネットワークが カバノーへの中絶に関する質問を「反宗教的」と印象付けるために数百万ドルを投入

    クリスティーン・ブラジー・フォードが十代のときに米最高裁判事候補ブレット・カバノーにレイプされそうになったと告発したにも関わらず、共和党は指名承認公聴会を推し進めようとしています。ネイション誌の新たな調査で、秘密の右派活動家ネットワークが、カバノーに対して中絶、LGBTQの権利および大統領の特権に関する質問をするのは「反宗教的な偏見によるもの」だと攻撃するのに数百万ドルを投入したことが明らかになりました。ネイション誌に掲載された衝撃的な新記事 ”Anti-Catholic Playbook”(「『反カトリック』反撃戦略」)を執筆したサラ・ポーズナーに話を聞きます。ポーズナーはネイション・インスティテュート「調査財団」(Investigative Fund)の報道フェローです。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ブラジー・フォードの弁護人:FBIによるカバノー素性調査には レイプ未遂告発への調査も含まれるべき

    米上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長は、クリスティーン・ブラジー・フォード博士が15歳のときの高校のパーティーで、最高裁判事候補ブレット・カバノーが彼女をレイプしようとしたという告発について証言を行うかを、9月21日午前10時までに決めるよう期限を設定しました。しかし、ブラジー・フォード博士の弁護士は、彼女の告発をFBIが捜査するのが先だと主張しています。彼女の弁護士リサ・バンクスは19日に声明を出し「公聴会での証言を急ぐ必要はないし、それは真実を見出すという同委員会の目的に反する」と主張しています。ネイション・インスティテュート「調査財団」(Investigative Fund)報道フェロー、サラ・ポーズナーに話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「生死をわける問題」:トランプ政権による難民の受け入れ制限 歴史的低水準で数千人が命の危機に

    トランプ政権は、米国で再定住できる難民の数を再び削減しました。9月17日にマイク・ポンペオ国務長官は、来年度の難民の新規受け入れ枠を、現在の4万5000人からさらに減らして、歴史的低水準の3万人にとどめると発表しました。実際に入国できる難民の数は、3万人の上限よりもさらに低くなると予想されます。17日の発表は、1980年に米国難民プログラムが創設されて以来、米国大統領が課した最低数の上限となります。オバマ大統領のもとで、難民上限は11万人に達していました。トランプ政権の難民政策について、米アムネスティ・インターナショナルの難民専門家であるライアン・メイスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ノースカロライナ州を2つの嵐が襲っている – ハリケーン・フローレンスと人々を貧困に留める政策

    トランプ大統領は、ハリケーン・フローレンスが記録的な洪水を引き起こした後、数千人もが避難生活をしているノースカロライナ州を訪れます。私たちは同州のローリー在で、「貧者の運動」(Poor People’s Campaign)の共同議長を務めるウィリアム・バーバー師に話を聞きます。嵐で壊滅的影響を受けた地域の中には、米東部海岸で最も貧しい地域が幾つもあります。バーバー師による最近のCNN(オピニオン)記事のタイトルは、“In hurricane wind and waves, the poor suffer most.”「ハリケーンの風と波の中で、貧しい人々が最も苦しんでいる」です。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウィリアム・バーバー牧師:カバノーの最高裁判事就任は、女性、労働者、有権者の権利を危険にさらす

    クリスティン・ブラジー・フォードがブレット・カバノーに対して申し立てている性的暴行疑惑により、トランプ大統領から最高裁判事候補に指名されたカバノーを、上院が承認するか疑問が投じられています。「新判事任命のプロセスは最初からひどいものだった」と、「貧者の運動」(Poor People’s Campaign)の共同議長で、「破れを繕う者たち」(Repairers of the Breach)の代表であるウィリアム・バーバー牧師は言います。「米国は大統領選の総得票数で勝利しなかった大統領を2人も[ブッシュとトランプ]もつはめになりましたが、この2人がとんでもなく偏った人物を4人も最高裁判事に就任させることになるのです」。カバノーは、米国の投票権、労働者の権利、医療福祉そして女性の権利にとって、危険だと、バーバー師は指摘します。

    dailynews date: 
    2018/9/19(Wed)
    記事番号: 
    2

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