デイリーニュース

  • 『フレッド・ハンプトン暗殺:いかにしてFBIとシカゴ市警が1人のブラック・パンサーを殺したか』

    今日はブラック・パンサーの指導者だったフレッド・ハンプトンが死んで40年目の日です。1969年12月4日、シカゴ市警はフレッド・ハンプトンの自宅アパートを急襲し、ベッドの中の彼を射殺しました。当時彼はまだ21歳。ほかの指導者だったマーク・クラークもまたこの摘発で殺されました。捜査当局の言い分では武器捜索令状を持って摘発に訪れた警察にパンサー側が発砲したのがきっかけだったとしていましたが、後に、まったく違った経緯を示す証拠が出てきました。すなわち FBI とクック郡の州検察事務所さらにシカゴ市警が共謀してフレッド・ハンプトンの暗殺を画策したというものです。The Assassination of Fred Hampton: How the FBI and the Chicago Police Murdered a Black Panther(『フレッド・ハンプトン暗殺:いかにしてFBIとシカゴ市警が1人のブラック・パンサーを殺したか』)の著者である弁護士ジェフリー・ハースに話を聞きます。

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    ★ DVD 2010年度 第1巻 「公民権運動」に収録

    dailynews date: 
    2009/12/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 前NY州知事エリオット・スピッツァー:ガイトナーとバーナンキは金融危機の“共犯”だから退任すべきだ

    前NY州知事エリオット・スピッツァーへの長時間インタビューです。金融危機が連邦準備制度理事会議長のベン・バーナンキと財務長官ティモシー・ガイトナーによっていかに扱われたのかについて語ってもらいました。彼によれば、バーナンキとガイトナーは「崩壊する羽目になった金融システムを実際に構築した、かつ構築に手を貸した張本人」であり、交替すべき人物たちだと言います。スピッツァーはまた昨年、彼が知事を辞任するに至ったスキャンダルについても話しています。「私に対立する多くの人間がいたことは間違いないと思う。しかも実に強大な権力を持った人々。彼らは私の失脚を喜んでいた」と彼は言います。「そんな彼らが(スキャンダル暴露に)関与したかどうかについては他の人が判断することだ。私が辞任したのは私が行ったことのせいなのだから」
    dailynews date: 
    2009/12/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 討論:気候変動と発展途上国

    気候変動が世界の貧困層の生活におよぼす影響について幅広く研究している3人のゲストをお招きして議論を行いました。ゲストはバングラデシュ出身の科学者で気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による最新の2つの報告書の統括執筆者(CLA)の1人サリムル・ハク、債務国の債務帳消しキャンペーン「ジュビリーサウス」のリディ・ナクピル、そして「先住民環境ネットワーク(Indigenous Environmental Network)」のティム・ゴールドトゥースに話を聞きました
    dailynews date: 
    2009/12/7(Mon)
    記事番号: 
    4
  • アフリカの声:干ばつ、穀物不足、森林破壊、気候変動による難民の増加

    約190か国、1万5000人以上の参加する気候変動サミットが約2週間の日程で開かれているデンマークのコペンハーゲンから番組をお送りします。6日にはデモクラシー・ナウ!のプロデューサー、マイク・バークとエリザベス・プレスが、アフリカのエチオピアからスワジランドにいたる各国の代表団、アクティビスト、そしてジャーナリストたちから話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/12/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 欧州各地で「気候正義」求め数万人が抗議デモ、コペンハーゲン会議を前に

    
コペンハーゲンでの抗議運動は今週後半から始まるとみられますが、欧州各地で5日、コペンハーゲンの会議で各国首脳が2酸化炭素の排出削減で合意に達するよう求める数万人規模の抗議デモが行われました。抗議デモはベルファスト、グラスゴー、パリ、ブリュッセル、ベルリン、そしてロンドンといった街で行われました。最大規模のデモはロンドンで行われ、気候変動対策を求める団体「Stop Climate Chaos」が中心となり抗議デモに5万人が集まりました。デモの現場には、エネルギー・気候変動相のエド・ミリバンドや俳優のピーター・キャパルディ、BBCの元天気予報リポーター、マイケル・フィッシュなどの顔がありました。
    dailynews date: 
    2009/12/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 史上最大規模の気候変動サミットがコペンハーゲンで開幕

    本日は190を超える国から史上最大規模の気候変動サミットのために参加した数千人の代表団が集まる、コペンハーゲンのベラセンターから生放送でお送りします。今回の会議をこれまでで最も重要だと考える科学者たちもおり、今後2週間で、約100か国の首脳がこの会議に出席する予定です。コペンハーゲンのリット・ビャーゴー市長、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長、国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC)のイボ・デ・ボーア事務局長がスピーチを行った、6日の開幕式典のハイライトをお送りします。
    dailynews date: 
    2009/12/7(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ナイジェリアの環境運動家ニモ・バッセイ:先進国は気候問題でアフリカに借りがある

    ナイジェリアで最も有名な環境運動指導者の一人、ニモ・バッセイから話を聞きます。バッセイはナイジェリアの環境保護団体エンバイロンメンタル・ライツ・アクション(環境権行動)の創設者で、国際環境団体FoE(フレンズ・オブ・ジ・アース)の国際議長を務めています。彼はニジェール川デルタ地帯におけるシェル石油の存在に反対する運動を約20年間続けてきました。バッセイは12月7日夜、クリマフォーラム09の初日に演説しました。近刊予定の彼の著書は、To Cook a Continent: Destructive Extraction and the Climate Crisis in Africa(『大陸を調理するために:破壊的な抽出とアフリカの気候危機』)です。

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    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 米環境保護局が温室効果ガスの公衆衛生への脅威を認定:オバマの気候変動政策についての討論を放送

    オバマ政権は温室効果ガス規制に向けて、また一歩前進しました。米環境保護局(EPA)は12月7日、二酸化炭素とメタンを含む6種類のガスが環境と公衆衛生に脅威を及ぼすと発表しました。今回の前進は、EPAに議会での承認を得ることなく温室効果ガス対策を取ることを可能にするものです。環境保護団体グリーンピースの地球温暖化対策長デイモン・モグレンとデンバー市長ジョン・ヒッケンルーパーによる、米国の気候変動政策についての討論をお届けします。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 報告:2008年に異常気象の打撃を最も受けたのはビルマ、イエメン、ベトナム

    世界気象機関は12月8日、2009年は観測史上5番目に暖かい年で、今世紀最初の10年は最も気温が高い10年になる見込みであることを発表しました。一方、コペンハーゲンでは、ドイツの環境保護団体ジャーマンウォッチが社会経済データを元に、異常気象によって最も大きな打撃を受けた国を順位付けした新たな報告を発表しました。2008年はビルマがトップで、イエメンとベトナムが続きました。米国は第5位で、先進国のトップでした。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「あなたは殺人を犯しますか?」:15歳のモルディブ気候大使が世界の首脳に気候変動の責任を負うことを要請

    モルディブは、気候変動の最前線にある国の一つです。国土の80%が海抜3フィート(約90cm)、またはそれ以下にあります。地球温暖化による影響で予測されている海面上昇で、この国は地図上から消えてしまうかもしれません。15歳のモルディブ気候大使モハメド・アクサム・マムーンから話を聞きます。世界に向けてのメッセージの中でマムーンはこう言いました。「あなたがしていることが悪いことだと知っていて、犠牲者が慈悲を請うのを目にしても、それでもあなたは殺人を犯しますか?」。
    dailynews date: 
    2009/12/8(Tue)
    記事番号: 
    2

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