WEBVTT

00:00:00.000 --> 00:00:04.040
デモクラシー・ナウ！
エイミー・グッドマンです

00:00:04.114 --> 00:00:07.942
リンダ・マクマホン教育長官によれば

00:00:07.942 --> 00:00:13.246
コロンビア大学は
トランプ政権の要求を呑み

00:00:13.246 --> 00:00:16.667
助成金4億ドルを確保しました

00:00:16.667 --> 00:00:22.430
要求の内容は
学内でのフェイスマスク着用禁止や

00:00:22.434 --> 00:00:26.080
逮捕権を持つ36人の警備員の採用

00:00:26.080 --> 00:00:33.907
中東・南アジア・アフリカ研究学科や
パレスチナ研究センターを監督する

00:00:33.907 --> 00:00:36.210
上級副学長の任命です

00:00:36.210 --> 00:00:43.072
学生は パレスチナの権利と
イスラエルへの投資撤退を

00:00:43.072 --> 00:00:45.510
訴え続ける構えです

00:00:45.510 --> 00:00:52.000
元コロンビア大学法科学院教授
キャスリン・フランキ氏は

00:00:52.000 --> 00:00:56.860
イスラエル人に
敵対的な環境を作ったとされ

00:00:56.860 --> 00:00:59.180
辞任を強いられました

00:00:59.180 --> 00:01:05.450
2024年１月 この番組で
親パレスチナの学生活動家への

00:01:05.450 --> 00:01:09.320
化学攻撃について
語ったことが原因です

00:01:09.320 --> 00:01:14.320
現在 パレスチナ・リーガルの
理事を務めています

00:01:14.320 --> 00:01:16.349
フランキ教授

00:01:16.350 --> 00:01:22.057
コロンビア大学で
いったい何が起きたのですか

00:01:22.171 --> 00:01:29.380
この合意の内容について
また大学でのご自身の状況ついて

00:01:29.376 --> 00:01:31.714
お聞かせください

00:01:34.730 --> 00:01:38.860
お招きいただき
ありがとうございます

00:01:38.860 --> 00:01:46.120
大学と政府が結んだものは
合意とは呼べません

00:01:46.120 --> 00:01:52.630
政府は大学の研究者に
交付義務のある資金を差し押さえ

00:01:52.630 --> 00:02:00.110
大学の対応次第で交渉に応じると
身代金のような通告を出しました

00:02:00.110 --> 00:02:06.057
大学側は
要求以上のことをしましたが

00:02:06.114 --> 00:02:08.874
見返りは一切なかった

00:02:08.874 --> 00:02:14.980
ふつう 何かを人質にとられて
身代金を支払えば

00:02:14.980 --> 00:02:19.620
人質に取られたものは
返ってきます

00:02:19.620 --> 00:02:24.687
でもコロンビアは
政府にひれ伏しただけで

00:02:24.687 --> 00:02:32.590
「我々が望む方向に進んでいる」と
マクマホン長官に言わせてしまった

00:02:32.590 --> 00:02:39.120
脅迫に屈すれば
政府からの圧力を強めるばかりです

00:02:39.120 --> 00:02:50.620
では今回 大学側が受け入れた点を
確認していきましょう

00:02:50.620 --> 00:02:58.010
今日から新学期ですが
すでに実施されているのでしょうか

00:02:58.010 --> 00:03:03.720
まず新たな異例の警備部隊について
説明して下さい

00:03:03.720 --> 00:03:08.520
大学の公安職員でも
ＮＹ市警でもないのに

00:03:08.520 --> 00:03:12.640
学生を逮捕する権限を
持っています

00:03:12.640 --> 00:03:15.960
構内でのマスクの着用禁止や

00:03:15.960 --> 00:03:21.960
複数の学部を統括する
新しい副学長についても

00:03:21.960 --> 00:03:23.840
お聞かせください

00:03:27.540 --> 00:03:30.260
今日から新学期ですので

00:03:30.260 --> 00:03:35.490
実際の運用は
これから明らかになるでしょう

00:03:35.490 --> 00:03:41.110
でも大学は何カ月前から封鎖状態で
私は今もオフィスまで

00:03:41.110 --> 00:03:45.390
二つの検問所を
通らないといけません

00:03:45.390 --> 00:03:50.920
構内には大学の公安職員
外にＮＹ市警が常駐し

00:03:50.920 --> 00:03:56.447
姉妹校のバーナードを含め
学生を逮捕するため

00:03:56.447 --> 00:03:59.740
躊躇なくＮＹ市警を呼びます

00:03:59.740 --> 00:04:05.600
ある意味で 学生の日常に
大きな変化はありません

00:04:05.600 --> 00:04:11.570
すでに厳しい治安体制の下で
学生生活を送ってきたのです

00:04:11.570 --> 00:04:18.360
他の施策の実施には
時間がかかるでしょう

00:04:18.360 --> 00:04:23.740
しかし新設の上級副学長の
監視対象となる学部では

00:04:23.740 --> 00:04:29.680
学生も教職員も
大きな不安を感じています

00:04:29.680 --> 00:04:33.270
シラバスや授業が検閲されたり

00:04:33.270 --> 00:04:39.340
院生や研究員の選考まで
介入してくるのでしょうか

00:04:39.340 --> 00:04:44.990
かつてコロンビア大学は
言論の自由の砦でした

00:04:44.990 --> 00:04:49.410
だから私も
この大学で学んだのです

00:04:49.410 --> 00:04:52.220
リー･ボリンジャー前学長は

00:04:52.220 --> 00:04:57.510
学問の自由と言論擁護の
第一人者でした

00:04:57.510 --> 00:05:00.997
しかし今やコロンビア大学は

00:05:00.997 --> 00:05:08.150
イスラエルや米国への批判を
封じる機関になりはてました

00:05:08.150 --> 00:05:12.457
ただの難局への対処ではありません

00:05:12.457 --> 00:05:18.290
大学の使命の名の下に
進んで検閲を実施しています

00:05:18.290 --> 00:05:23.878
教職員 在学生 卒業生は
大学の対応に衝撃を受け

00:05:23.878 --> 00:05:31.720
恥ずかしくて学位証を燃やしたい
という声さえ届きます

00:05:31.720 --> 00:05:37.940
暫定学長のアームストロング氏は
書簡を発表しました

00:05:37.940 --> 00:05:43.510
「緊張が高まり
分断が深まる情勢下でも」

00:05:43.510 --> 00:05:51.060
「教育機関は知恵と慎重さをもって
運営されねばなりません」

00:05:51.060 --> 00:05:58.140
「責任ある運営のため
適切な対応で提携企業と協働します」

00:05:58.140 --> 00:06:03.912
「運営方針や進捗についての
正当な問いには お答えしますが」

00:06:03.912 --> 00:06:08.685
「教育の独立 学問の自由
法令遵守という価値観は」

00:06:08.685 --> 00:06:10.070
「譲りません」

00:06:10.070 --> 00:06:14.000
フランキ教授は
どのようにお考えですか

00:06:14.000 --> 00:06:21.140
言葉は立派ですが
その後 発表された方針を見る限り

00:06:21.140 --> 00:06:26.990
大学の実際の行動は
学長の主張とは真逆です

00:06:26.990 --> 00:06:31.680
つまり大学は都合よく
二つの顔を使い分け

00:06:31.680 --> 00:06:35.580
この状況を
取り繕うとしているのです

00:06:35.580 --> 00:06:41.000
しかし ジョージタウン大学の
ビル・トレイナー学部長や

00:06:41.000 --> 00:06:45.440
他大学の関係者の対応をみると

00:06:45.440 --> 00:06:50.540
大学が圧力に対し
立ち向かう道はあります

00:06:50.540 --> 00:06:53.930
交渉の時期は終わったのです

00:06:53.930 --> 00:06:56.406
すべては観測気球です

00:06:56.406 --> 00:07:02.346
マフムード･カリル氏への処遇も
学生の国外退去も

00:07:02.346 --> 00:07:08.040
大手法律事務所への圧力も
コロンビア大学への介入も

00:07:08.040 --> 00:07:13.038
わざとやって
抵抗の強さを試しています

00:07:13.038 --> 00:07:16.521
今のところ反発はわずかです

00:07:16.521 --> 00:07:19.597
だから覚悟しておかないと

00:07:19.597 --> 00:07:24.300
４月か５月には 状況が悪化しそうです

00:07:24.300 --> 00:07:31.490
現政権は横暴な行為や言論抑圧
独裁的な政治運営を行っても

00:07:31.490 --> 00:07:34.350
許されると思っています

00:07:34.350 --> 00:07:40.300
コロンビア大学や
ポール・ワイス法律事務所のような

00:07:40.300 --> 00:07:44.150
権威ある機関が無抵抗だからです

00:07:44.150 --> 00:07:47.948
これまでの横暴がまかり通ったので

00:07:47.948 --> 00:07:52.380
何をしても押し切れると
確信したのです

00:07:52.380 --> 00:07:59.970
ニューヨーク・タイムズの
記事についてお伺いします

00:07:59.970 --> 00:08:04.960
「25年前 コロンビア大学は
キャンパス拡張の際」

00:08:04.960 --> 00:08:12.050
「トランプ氏の土地を検討したものの
購入を見送った」

00:08:12.050 --> 00:08:18.540
「彼は今でも根に持っている」と
報じています

00:08:18.540 --> 00:08:24.180
「当時トランプ氏は激怒し
会議を途中退席し」

00:08:24.180 --> 00:08:31.034
「その後 学長を『ばか』『間抜け』と
公の場で罵倒しました」

00:08:31.034 --> 00:08:36.550
この時 彼が取り逃がしたのは
4億ドルの契約でした

00:08:36.550 --> 00:08:42.090
今回 差し止めた大学助成金も
4億ドルです

00:08:42.090 --> 00:08:44.030
報復でしょうか？

00:08:44.030 --> 00:08:47.714
簡潔にお答えください

00:08:49.440 --> 00:08:53.970
４億ドルの差し止めが
報じられましたが

00:08:53.970 --> 00:09:00.320
実際はそれ以上の資金が
止められている可能性さえあります

00:09:00.320 --> 00:09:03.590
確かに金額は一致しています

00:09:03.590 --> 00:09:11.830
トランプ氏は根に持つ性格で有名で
今回の４億ドルの件は

00:09:11.830 --> 00:09:17.430
過去の不動産取引が
関係している可能性もあります

00:09:17.430 --> 00:09:20.610
しかし過去の因縁の話より

00:09:20.610 --> 00:09:26.960
大学をどう立て直すかを
考えるのが重要です

00:09:26.960 --> 00:09:28.600
教員たちは今日

00:09:28.600 --> 00:09:33.990
死んでしまったが大学のために
追悼集会を開き

00:09:33.990 --> 00:09:39.120
これから我々が向かうべき道を
模索します

00:09:39.120 --> 00:09:44.590
過去のことに固執せず
これからのことを考えるべきであり

00:09:44.590 --> 00:09:47.377
大学を敵視ばかりせず

00:09:47.377 --> 00:09:52.857
互いに必要な相手として
共闘もすべきです

00:09:52.914 --> 00:10:00.230
教授は元大学院生のマフムード氏に
助言していたそうですね

00:10:00.230 --> 00:10:07.070
彼は身の危険を感じ
学長に助けを求めましたが

00:10:07.070 --> 00:10:09.150
政府に拘束され

00:10:09.150 --> 00:10:14.320
現在
移民収容所に収監されています

00:10:14.320 --> 00:10:19.890
大学はどう対処すべきだと
思いますか？

00:10:19.890 --> 00:10:22.150
大学は彼を擁護し

00:10:22.150 --> 00:10:27.530
彼に関する虚偽情報を
正すべきでした

00:10:27.530 --> 00:10:32.910
私は彼と1年以上
共に働いてきました

00:10:32.910 --> 00:10:35.960
昨年春の抗議運動の際

00:10:35.960 --> 00:10:43.890
学生との交渉の仲介役として
大学側が彼を指名しました

00:10:43.890 --> 00:10:49.250
彼は分別のある
責任感の強い人物で

00:10:49.250 --> 00:10:55.410
学生と大学の双方から
仲介役を任せられるほど

00:10:55.410 --> 00:10:59.150
信頼と高い評価がありました

00:10:59.150 --> 00:11:04.463
その後　学内の誰かが
彼を陥れました

00:11:04.463 --> 00:11:06.867
重要なことですが

00:11:06.867 --> 00:11:14.190
内部の者が通報して
連邦政府に逮捕を要求したのです

00:11:14.190 --> 00:11:16.433
大学は彼を守らず

00:11:16.433 --> 00:11:22.230
学長に助けを求めた彼の手紙も
無視しました

00:11:22.230 --> 00:11:26.419
現在 他の学生たちも
同じ立場にいます

00:11:26.419 --> 00:11:28.980
彼ひとりでは済みません

00:11:28.980 --> 00:11:31.873
大学は彼を見捨てました

00:11:31.873 --> 00:11:39.153
自分たちが役割を負わせたのに
彼を弁護しようとしなかった

00:11:39.153 --> 00:11:46.520
結局 大学の果たした役割は
彼の背中に標的を貼ることでした

00:11:46.520 --> 00:11:56.900
インド国籍のスリニヴァサン氏は
博士号取得が目前でしたが

00:11:56.900 --> 00:12:04.680
不当な退学とビザ取消で
米国を離れました

00:12:04.680 --> 00:12:06.990
弁護士によると彼女は

00:12:06.990 --> 00:12:12.690
デモに参加していないにもかかわらず
逮捕されたのです

00:12:12.690 --> 00:12:15.720
彼女は
次のように述べました

00:12:15.720 --> 00:12:21.390
「状況が悪化し
急速に言論弾圧や渡航禁止が迫る中」

00:12:21.390 --> 00:12:24.700
「これは誰にでも起こりうる話です」

00:12:24.700 --> 00:12:29.500
「恣意的な権力の行使から
外国人学生を守るよう」

00:12:29.500 --> 00:12:33.020
「大学に圧力をかける必要があります」

00:12:33.020 --> 00:12:39.603
「コロンビア大学が助成金欲しさに
犠牲にした学生たちの」

00:12:39.603 --> 00:12:44.760
「恩赦と復学を求めて
今こそ団結すべきです」

00:12:44.760 --> 00:12:46.440
この件について

00:12:46.440 --> 00:12:51.010
フランキ教授のご意見を
お願いします

00:12:51.030 --> 00:12:54.790
彼女の事例は恐ろしい教訓です

00:12:54.790 --> 00:13:00.150
抗議に関与せず
逮捕もされていないのに

00:13:00.150 --> 00:13:03.100
ビザが取り消されました

00:13:03.100 --> 00:13:09.760
彼女がアメリカを離れたのは
賢明な判断でしたが

00:13:09.760 --> 00:13:15.890
拘束もビザ取消も
不当であるのは明らかです

00:13:15.890 --> 00:13:23.870
たとえ抗議に関与した学生であっても
憲法で保障される政治的言論活動は

00:13:23.870 --> 00:13:26.270
容認されるべきです

00:13:26.270 --> 00:13:28.750
しかし大学側や当局は

00:13:28.750 --> 00:13:37.150
弱い立場にある
非白人の学生を狙います

00:13:37.150 --> 00:13:44.240
彼らは根拠なく
追放されうる状況に置かれています

00:13:44.240 --> 00:13:51.260
恐怖の中 寮に閉じこもり
外出を恐れている学生を思うと

00:13:51.260 --> 00:13:53.230
胸が痛みます

00:13:53.230 --> 00:14:00.510
外では怪しいトラックの男たちが
待ち構えているのですから

00:14:00.510 --> 00:14:11.226
教育を受けるために入った大学が
学生を危険にさらすのに加担している

00:14:11.226 --> 00:14:15.420
この現状は極めて深刻です

00:14:15.420 --> 00:14:26.000
米国の歴史における現在の段階を
教授は どのように捉えていますか？

00:14:26.450 --> 00:14:34.079
今 大学で起きていることは
全般的な立憲秩序の崩壊の一端です

00:14:34.079 --> 00:14:38.990
トランプ政権は
そこに付け込んでいます

00:14:38.990 --> 00:14:45.370
合衆国憲法に仕込まれた
反民主的な要素を悪用して

00:14:45.370 --> 00:14:52.580
大学や法律事務所を相手に
どこまで通用するか試しています

00:14:52.580 --> 00:15:00.430
次に何をしようとするのか
大いに警戒すべきです

00:15:00.430 --> 00:15:05.090
この続きは録画して
ウェブサイトに掲載します

00:15:05.090 --> 00:15:12.850
コロンビア大学を退職させられた
元教授フランキ氏をお迎えしました

00:15:12.850 --> 00:15:21.050
過去に行ったインタビューも
ウェブサイトで公開しています

