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2021/2/26(金)

【21/02/26/1】民主党主導の連邦下院は来週、大規模な警察改革法案の採決に進む見通しです。法案にはチョークホールド(首絞め)の禁止、連邦政府によるノーノック捜査令状の禁止、警察官の違反行為の全国登録所(National Police Misconduct Registry a)の設置などが盛り込まれています。2021年のジョージ・フロイド警察正義法(George Floyd Justice in Policing Act of 2021)として知られるこの法案は、2020年に注目を集めた一連の黒人殺人事件と、それをきっかけに全米に広がった人種正義を求める民衆蜂起への対応として提出されたものです。公民権弁護士ベンジャミン・クランプは、ジョージ・フロイド、ダニエル・プルード、ブレオナ・テイラー、アーマド・アーベリーをはじめ多数の警察や人種暴力の犠牲者の遺族の法定代理人を務めてきました。クランプ弁護士は、この法案が、米国各地の警察文化を改革し、黒人に対する暴力を減らすために「決定的に重要」であると述べ、「私たちはシステム全体の改革を必要としています」と言います。

【21/02/26/2】FBI(連邦捜査局)とニューヨーク市警は、マルコムXの暗殺に関する記録を公開するよう求める新たな圧力に直面しています。マルコムを狙った陰謀に加担したことを認めた元潜入警官の死に際の告白が、公表されたことを受けてのことです。昨年亡くなった元警察官のレイモンド・ウッドは、臨終の告白の中で、マルコム暗殺の数日前に、マルコムの警備隊のメンバー2人を別の犯罪(自由の女神を爆破する計画)に巻き込んで逮捕したことを認めました。この結果、マルコムXの警護は手薄になり、この黒人公民権運動指導者は1965年2月21日にハーレムのオーデュボン・ボールルームで銃撃に倒れる結果になりました。レイモンド・ウッドのいとこレジー・ウッドは先週、記者会見を開いてこの告白を発表し、レイモンドはこの計画に関与したことで人生の大半にわたり悩まされ続けたとデモクラシー・ナウ!で語ります。「レイは上司から、自分が見聞きしたことはいっさい繰り返してはいけない、さもないとマルコムの仲間入りをすることになる」と釘を刺されていました。「彼は私を信頼していたので、この情報を明かしましたが、自分が死ぬまでは何も言わないでくれと頼みました。でも同時に、この秘密を墓場まで持って行くことにならぬようにとも頼まれました」とレジー・ウッドは言います。

【21/02/26/3】1965年に暗殺された黒人指導者マルコムXの遺族は、元ニューヨーク市警察官が死に際の告白で警察とFBIが暗殺に共謀したと述べたことにかんがみ、暗殺事件についての新たな調査を開始するよう要求しています。ニューヨーク市のジョン・ジェイ刑事司法カレッジの教授イリヤサ・シャバズは、マルコムの6人の子供の一人です。彼女は、今回の新事実の開示によって、公民権運動の時期に治安当局がいかに黒人組織に潜入し、弱体化させるために動いていたかを示す証拠がさらに積み重なったと述べています。彼女は父親について、「彼が望んでいたのは、米国が、すべての人の自由と正義という理念に沿って行動することだけでした」と言います。「ついに真実が明るみに出て嬉しく思います」。

最近のニュース

2021/2/26(金)

  • 「システム全体が告発されるべきだ」 ベンジャミン・クランプ弁護士 米国の警察組織の抜本的改革を語る
  • マルコムXの暗殺:元潜入捜査官がFBIと警察による陰謀に加担したことを認める
  • 「真実を明らかにしてほしい」 マルコムXの娘イリヤサ・シャバズが暗殺事件の再調査を支持

2021/2/25(木)

  • 100カ国以上がWTOに求めるワクチン特許の適用免除を米国が阻む理由は?
  • 「まだ諦める気はない」:民主党は上院でも 強い支持がある最低賃金時給15ドルを景気刺激法案に盛り込むことを推し進める
  • 「数十年かけて作られた暴動」:保守主流派と右派の資金が いかにして連邦議事堂襲撃を支えたか

2021/2/24(水)

  • 化石燃料推進派の上院議員が、先住民族初の内務長官となるデブ・ハーランドを質問攻め
  • バイデン大統領がトランプの「メキシコでの待機」政策を撤回、それでも多くの亡命希望者が劣悪な環境の難民キャンプで待機

2021/2/23(火)

  • 米国のCOVID死者数が50万を超えるなか 貧困国に何も残さず富裕国がワクチンを買い占め
  • オクテイヴィア・バトラーを回顧:発掘された2005年のインタビューで黒人SF作家が警告的な物語を共有
  • エイドリアン・マリー・ブラウン:読者世代に大きく影響したオクテイヴィア・バトラーの未来展望

2021/2/22(月)

  • ナオミ・クラインが語る化石燃料ショック・ドクトリン 死を招く規制緩和 テキサス州がグリーン・ニューディールを必要とする理由
  • 規制緩和とはこういうことだ テキサス州で電気代が1万ドルに上昇した人も 多くの人々は今も闇の中
  • 暖房も水もない トイレは溢れている 食事は最悪 テキサス州の刑務所は嵐で「ますます悪化」