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2020年7月23日(木)

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  • トランプ大統領は、デモ隊と対峙するため米国の大都市に連邦取締官を「大量投入」すると発表しました。本日は、トランプの警察部隊がフィラデルフィア住民の権利を侵害すれば、彼らを逮捕し訴追すると警告する、フィラデルフィアの地方検事ラリー・クラズナーに話を聞きます。「法律は米国大統領に対しても適用されます。本人はそうは思っていないようですが。法律はまた警察に対しても、民間人に対しても適用されます。とても単純なことです」とクラズナーは言います。彼はパンデミックの最中に収監された人々を釈放することの重要性、そして政治犯ムミア・アブ=ジャマル事件のような警察の汚職問題への取組みについても話します。

  • フィラデルフィアの地方検事ラリー・クラズナーは、自身の任期中に警察による汚職について取組むことを公約しました。この取り組みは多くの犯罪事件に影響すると彼は言います。そのひとつが、1981年のフィラデルフィア市の警官殺害事件で、無罪を主張する政治犯ムミア・アブ=ジャマルは、有罪となり40年間服役しました。彼の裁判が終わった数週間後、この捜査に関わった警官の3分の1が、市内で起こった事件で有罪を勝ち取るために組織的に証拠を改ざんした罪で有罪となり、アブ=ジャマル事件に関わった警官のひとり、ジェームズ・フォーブスは、銃を的確に取り扱ったと証言台でウソの証言をしています。「これは進歩的な検事が、過去にさかのぼり誤りを正そうとするときに直面する現実の縮図です」と、クラズナーは「証拠をシュレッダーにかける、隠蔽する、破壊することに慣れてしまった文化」が深く染み込んだ警察の暴力を正そうとする努力について語ります。

  • シカゴでは先週、グラント公園のクリストファー・コロンブス像を引き倒そうとしたデモで、警察が10代の活動家を殴ったことで、デモ参加者たちが正義を求めています。ミラクル・ボイドは高校を卒業したばかりの18歳で「グッドキッズ・マッドシティ」(GoodKids MadCity)というグループのオーガナイザーです。このデモの最中に、警官の一人がボイドの顔を殴り彼女の歯が数本折られました。警官たちはデモ参加者に化学スプレーとバトンを使用し、あるジャーナリストも警官に虐待を受けたと報じています。「これは抗議活動に対するシカゴ警察の一貫した反応であり、今回もそれは同じです」と、公民権弁護士でボイドの弁護を務めるシーラ・ベディは言います。

  • 米国の都市ポートランドで行われた、政府の準軍事的組織によるゾッとするような場面に米国市民はショックを受けています。しかし、賞に輝く独立系ジャーナリストで、国境警備と移民について10年以上、取材を続けてきたトッド・ミラーは、これは世界各地での米国が行っていることと同じだと語ります。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学教授のセシリア・メジバーは、覆面車が通りから人をさらう場面は「中南米で、家族や友人、同僚が行方不明になった経験のある人にとっては、悪夢の再現だ」と言います。

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