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2020年5月20日(水)

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  • 開業115年の歴史で初めて、5月、ニューヨーク市は地下鉄の深夜運休を開始しました。この前例のない措置で、地下鉄を宿泊所代わりにしていたホームレスが、突然、行き場を失い、新型コロナウイルスが広がり続けるなか、感染の可能性を高めています。「容易ならない事態です」と話すのは、ゲストの救急医のケリー・ドラン医師です。支援運動に加わり、当局に対して、ホームレスの人々が感染しないための対策を強めるよう求めています。ホームレス擁護団体「ヒューマン・ニューヨーク市(Human.NYC)」の事務局長のジョシュ・ディーンにも話を聞きます。

  • 新型コロナウイルスパンデミックの影響が、黒人、ラティノなどの非白人や貧困層のコミュニティにいかに偏っているか、また、当局が取るべき新たな対策について考えます。ゲストは、ウィリアム・バーバー師です。ハーバー牧師は、6月20日のワシントンD.C.でのオンラインの「貧者の大集会とモラル行進」(Mass Poor People’s Assembly and Moral March)を組織しています。「指をくわえて死を待つつもりはありません。私たちは立ち上がって反撃するのです」とバーバー牧師は語っています。11月に行われる大統領選挙を前にした、投票抑圧についても話を聞きます。

  • ニュージャージー州ニューブランズウィック市での話題です。公立学校のリンカーン・アネックス校は、大部分の生徒が移民の子どもたちです。ロバート・ウッド・ジョンソン病院が7億5千万ドルをかけてがんセンターを建設するために同校を取り壊そうとする計画に反対し、学校を守ろうという運動が起きています。「デモクラシー・ナウ!」の共同司会者であるフアン・ゴンサレスはニューブランズウィック市に住み、この運動に積極的に取り組んでいます。「ラティーノジャスティス(LatinoJustice PRLDEF)」代表兼総合弁護士であるフアン・カルタヘナからも話をうかがいます。カルタヘナは取り壊しに反対する親や生徒、納税者の代理人を務めています。

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