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2020年4月6日(月)

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  • ニューヨーク州の新型コロナウイルスによる死者が4千人を越える中、最前線で働く看護師など医療労働者が感染防止策の改善を求めています。ハーレム病院の外で行われているデモに参加しているサラ・ダウドと話します。ハーレム病院の内科・外科部門の正看護師で、COVID-19感染者の治療にあたっています。ニューヨーク州看護師労働組合のメンバーです。「傍観している時間はありません。既存の制度に大規模な改善を要求しなければなりません」とサラは言います。

  • コロナウイルス危機のなか、ウイリアム・バー司法長官は4月3日、感染や重症リスクの高い連邦刑務所の受刑者を自宅監禁に変更するよう求める緊急指令を出しました。受刑者の釈放は少なくとも16の州が既に行っています。拘束されている人々への治療を見ていきます。ニューヨーク州では少なくとも受刑者24人の感染が確認されていますが、アンドリュー・クオモ知事は誰一人として釈放していません。一方ビル・デブラシオ市長は、ライカーズ島その他の市刑務所から約300人を釈放すると述べましたが、支援者たちはそれを遥かに上回る数の釈放を求めています。ライカーズ刑務所から4月4日の朝に釈放されたばかりのニューヨーク市立大学の大学院生ホセ・ディアスから詳しく聞きます。また、「高齢者を刑務所から釈放しろ」(Release Aging People in Prison)の責任者ホセ・サルダーナからも詳しく聞きます。

  • 4月は世界中の信者たちが復活祭、過ぎ越しの祭り、ラマダンなどの準備を開始する月ですが、マンハッタンのセント・ジョン・ディバイン大聖堂はニューヨーク市と協力し、より多くのコロナウイルス患者が病院で治療を受けられるよう、聖堂内に非感染者用の400床を用意するとしています。しかし懸念もあります。ニューヨーク市がこの提携でキリスト教原理主義団体「サマリタンズ・パース」(Samaritan’s Purse)とも協力していることです。「サマリタンズ・パース」は、激しいイスラム嫌悪で知られ、反中絶、反LGBTQを掲げるフランクリン・グラハムがリーダーを務める団体です。「サマリタンズ・パース」は先週、マウント・サイナイ病院に収容しきれない患者を収容するため、セントラル・パークに野外病院を建設しました。ニューヨーク市長ビル・デブラシオは、「サマリタンズ・パース」が患者差別をしないよう監視する職員の派遣を約束しました。セント・ジョン・ディバイン大聖堂のクリフトン・ダニエル首席司教は、「彼らの価値観には同意できないが、援助は歓迎する」と述べました。「私たちの仕事は人々の命を救い助けることです。あなたが砂漠で渇きのために死にそうな時に、グラス一杯の水を差し出されたら、免許証を見せろなどと言わず、ただ感謝するでしょう」。

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