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2020年1月6日(月)

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  • 米国が2020年初頭にバグダッドで実行したイランの軍事最高幹部カセム・ソレイマニ暗殺の波紋は広がる一方です。イランのメディアによると、100万人をこえる人々がテヘランの街頭に繰り出して精鋭部隊コッズ部隊を率いたソレイマニの死を悼みました。イラン政府は1月5日、2015年に締結された画期的な核合意の履行を一時停止すると発表しました。米国は2018年にこの合意から一方的に離脱しています。トランプ大統領はまた、イランが米国に報復をおこなえば、文化施設を含むイラン国内52地点を攻撃目標とすると威嚇しています。文化施設への攻撃は国際法上の戦争犯罪にあたることが広く認められています。イラクのアーディル・アブドゥルマフディー暫定首相は、ソレイマニ殺害の当日、中東地域の緊張緩和のためのサウジアラビアの提案をソレイマニと会って話し合う予定であったことを明らかにしました。首都ワシントンにいるジョンズ・ホプキンス大学の中東学者ナルゲス・バジョグリ教授に聞きます。著書にIran Reframed: Anxieties of Power in the Islamic Republic(『イランの再構築 イスラム共和国の権力の苦悩』)があります。

  • イラク国民議会は1月5日、駐イラク米軍を追放するための決議を可決しました。トランプ大統領はこれに対し、「前例のない」制裁をイラクに加えると威嚇しています。しかしイラク制裁のいくつかは既に、世界で最も厳しい制裁となっています。1990年から2003年にかけて、50万人以上の子どもを含む100万人以上のイラク人が米国主導の制裁で殺されました。バグダッドにいるガーディアン紙のガイス・アブドゥル・アハド特派員から詳しく聞きます。

  • デモクラシー・ナウはこの週末、イランのカセム・ソレイマニ将軍暗殺についてアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員に聞きました。「米国大統領による、すなわち米国による侵略行為は既にかつてないレベルに達しており、私たちがそれに積極的に抵抗するためには戦術が必要です」とオカシオ・コルテスは述べました。「トランプ大統領は米国全体の代表としてこれを行いました。だからこそ言語道断の不法行為とされる可能性があるのです。なぜなら議会に相談せず、国としての支持もないのに暗殺が実行されたからです」。

  • トランプ政権によるイランの軍事最高幹部カセム・ソレイマニ暗殺について、元米陸軍大佐ローレンス・ウィルカーソンとともに見ていきます。ウィルカーソンは2002年から2005年まで、コーリン・パウエル国務長官の首席補佐官を務めました。国連で戦争支持の演説をするパウエル長官を見たのは2003年2月5日でした。それ以来ウィルカーソンは、米国の中東地域への介入について明確な批判を行ってきました。ウィルカーソンは2018年、ニューヨーク・タイムズ紙に“I Helped Sell the False Choice of War Once. It’s Happening Again.”(「私は戦争という誤った選択を売り込んだことがある。同じことがまた起きている」)と題する記事を寄稿しています。

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