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2018年9月26日(水)

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  • 国連総会でのトランプ大統領の自らの業績への自画自賛が、世界のリーダーたちから失笑を買いました。トランプは北朝鮮を称賛し、ドイツを攻撃しました。イランに対する「混乱と死と破壊の種をまいている」という糾弾は、イランのハッサン・ロウハニ大統領から強い反発を受けました。「驚くべきは、この総会議場にいる経験豊かな外交専門家たちがトランプに失笑を浴びせたということではなく、彼が米国内でより大きな嘲笑を受けていないということです。ケーブルテレビのニュース番組はトランプをまじめに報道しています。彼はいつでもどこでも嘲笑を受けるべきです」と、歴史家でありEngaging the Muslim World.(『ムスリムの世界に取り組んで』)の著者であるフアン・コールは語ります。

  • ホワイトハウス上級顧問スティーブン・ミラーは、広範な批判を受けているトランプ政権の多くの移民政策の中心的考案者で、家族引き離し、ムスリム入国禁止、米国が受け入れる難民数の大幅削減などを立案してきました。現在、彼は、オバマケアや子どもの健康保険、フード・スタンプ[訳注:低所得者に向けた食料費補助制度の通称]など一連の公的扶助制度を利用したことがある移民の、米国の市民権やグリーン・カード(永住権)の取得を著しく困難にする政策を立案中です。スティーブン・ミラーの移民に敵対的な言辞や政策に、彼自身の親族からも批判の声があがっています。ステファンの叔父であるデイビッド・グロッサーは最近ポリティコ誌に、「スティーブン・ミラーは移民政策の偽善者。おじである私には、よくわかる」と題する記事を寄稿し、その中で、「もし甥の考える移民政策が1世紀前に実施されていたら、私たちの家族は地上から抹殺されていたことでしょう」と書いています。

  • トランプ政権は、米国でフードス・スタンプ[訳注:低所得者に向けた食料費補助制度の通称]やメディケイドなどの公的扶助制度を利用しそうだと見なされる移民たちの多くの米国入国やグリーン・カード(永住権)授与を極めて困難にする新たな規制案を提出しようとしています。22日に公にされた草案は、その苛酷さと、移民の両親をもち米国で生まれた子どもたちが被りかねない影響のため、激しい批判をあびています。全米移民法律センター(National Immigration Law Center)の責任者マリエリーナ・ヒンカピエから詳しく聞きます。

  • 数十年にわたる性的暴行容疑で数十人の女性たちから告発を受けていたコメディアンのビル・コスビーに、25日フィラデルフィアの裁判官が3年から10年の実刑判決を下しました。コスビーは直ちに収監され、女性たちの訴えが実を結びました。4月に陪審は、テンプル大学の女子バスケットボールチームの元活動責任者であったアンドレア・コンスタンドに対してコスビーが2004年に自宅で、薬物を投与した上で性的暴行を加えたとする強制わいせつ行為容疑3件に有罪の評決を言い渡していました。コンスタンドの他にも60人を超える女性がコズビーの過去数十年にわたる性的加害行為を告発しています。コスビーへの判決がくだされた時、その中の多数が法廷にいました。視覚芸術家で俳優でもあるリリ・バーナードもその一人でした。彼女は1990年代初めに薬を飲まされレイプされたとしてコズビーを告発しています。事件当時、彼女は、「コスビー・ショー」へのゲスト出演に備えて、コスビーから指導を受けていました。

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