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2018年9月21日(金)

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  • 本日公開の新作ドキュメンタリー映画Fahrenheit 11/9(『華氏11/9』)。オスカー受賞映画監督マイケル・ムーアによるこの作品は、2016年の大統領選とその後の顛末を描いた快作です。11/9とは、2016年11月9日、ドナルド・トランプが大統領選で勝利した日のことです。映画のなかで、ムーアは全米各地を巡り、トランプ主義の台頭だけでなく、全国に広がった教師のストライキ、2018予備選挙における民主党の革新派候補者たちの躍進「青い波」[訳注:ブルーは民主党のシンボル・カラー]、フロリダ州パークランドで起きた銃乱射事件後の大学生や高校生によるアクティビズムの高まり、そしてムーアの故郷ミシガン州フリントの水道水汚染危機についても記録しています。広範な出来事に目を向けるこのドキュメンタリー作品では、容赦されるものはありません。民主党の幹部、ニューヨークタイムズ紙やその他の主流メディア媒体、選挙人団、バラク・オバマ元大統領、ドナルド・トランプ大統領、そしてムーア自身もやり玉にあがります。マイケル・ムーア監督に映画について、またその他の話題に関して話を聞きます。
  • マイケル・ムーアとの対話を続けます。1998年11月放送のロザンヌ・バーのトーク番組でのマイケル・ムーアとドナルド・トランプとのやり取りについてムーアに話を聞きます。ムーアはその9年前に『ロジャー&ミー』[訳注:生まれ故郷の自動車工場が閉鎖され失業者が増大したことを題材にし、ゼネラルモーターズの経営者ロジャー・スミス会長に突撃取材を試みたドキュメンタリー映画。その突撃ぶりが大きな話題を呼んだ]を公開していました。ムーアによると、トランプ大統領は番組で2人が同席することを知って動揺し、番組に出演しないと言い出しました。ムーアはトランプと交渉し、不動産取引や人種差別告発に関して「追及しない」と約束して、出演を降りないよう頼みました。しかし今では、トランプに「してやられた」と言います。

  • 2016年7月、マイケル・ムーアは"Five Reasons Why Trump Will Win"(「トランプ氏が勝つ5つの理由」)という題でコラムを執筆しました。そのなかで、ムーアは「ドナルド・J・トランプ氏が11月に勝つだろう。この卑劣で、無知で、危険で、時々ピエロを演じ、常時反社会行為を繰り返す病質者が我々の次期大統領になる。『トランプ大統領』。思い切って言ってみよう。だって次の4年間そのことばを口にすることになるのだから」。ムーアはトランプが当選することになる5つの理由をあげました。①トランプが中西部に焦点をあてていること ②「怒れる白人の最後のあがき」 ③「ヒラリーが抱える問題点」 ④「意気消沈したバーニー・サンダース支持者の票のゆくえ」[訳注:予備選で敗退したサンダースの支持者が、意気消沈して大統領選でトランプや第三党候補に投票したり、投票をまったく見合わせる]、⑤そしてムーアが言うところの「ジェシー・ベンチュラ効果」すなわち体制を混乱させたいというだけの理由でトランプに投票する、の5つです。マイケル・ムーアにこの予測について、そして民主党がどうしてトランプをもっと真剣に受け止められなかったのか話を聞きます。

  • 新作ドキュメンタリーFahrenheit 11/9(『華氏11/9』)のなかでマイケル・ムーアは、生存する最後のニュルンベルク裁判検事ベン・フェレンツを取材しています。フェレンツは、トランプ大統領の米国・メキシコ国境における家族分離政策や移民の子供たちの大規模収容を「人道に対する罪」だと述べています。ムーアは、ナチスドイツのヒトラーの台頭にも目を向け、アメリカ合衆国におけるトランプ台頭と比較しています。
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