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2017年8月24日(木)

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  • シリアのジャーナリスト集団「ラッカでは静かに虐殺が繰り広げられている(Raqqa Is Being Slaughtered Silently)」の報道によれば、過去数日間に、自称「イスラム国(IS)」からラッカ奪回を目指し進行中の戦闘で、米主導の空爆および砲撃により一般市民数十人が犠牲となりました。アムネスティ・インターナショナルが先日発表したばかりの調査報告書は、6月に開始されたISの拠点である同市への攻撃でいかにして市民数百人の死傷者が出たかを詳述しています。攻撃を生き延び目撃した人々はアムネスティ・インターナショナルに対し、IS兵士、米主導の有志連合軍による空爆に加え、ロシアの支援を受けるシリア政府軍による空爆という、「八方塞がり」だったと証言しています。アムネスティは現在、戦闘に参加する関係者全員に対し、市民の保護を優先し、安全な避難経路を確保するよう求めています。アムネスティ・インターナショナルの危機対策上級アドバイザー、ドナテラ・ロベラに話を聞きます。

  • スペインでは先週、バルセロナの最も有名な大通りランブラス通りで、人でにぎわう歩道にワゴン車が飛びこみ15人が犠牲となりました。現在も警察がこの襲撃事件の捜査を続けています。8月21日、ワゴン車の運転手だったとされるモロッコ出身、22歳の男、ユネス・アブ=ヤクブを警察が射殺。同容疑者は、連続爆弾テロを計画していた12人からなる小組織の一員だったと当局はみています。同組織のメンバー8人は既に死亡し、メンバーだとみなされる4人が拘束されています。先週の事件に、バルセロナ地域の多くの人々はショックを受けています。20日、モロッコ出身者を多数含む、数千人のムスリムがバルセロナで暴力反対のデモを行い、「イスラム教は平和の宗教」そして「(テロ行為に)イスラムの名を語るな」と繰り返し訴えました。オックスフォード大学現代イスラム学のタリク・ラマダン教授に話を聞きます。タイム誌が選ぶ「21世紀最も重要な革新者」の一人です。2004年、タリク・ラマダンはインディアナ州ノートルダム大学での教職への招へいを受諾し、タイム誌の「世界の先端を行く思想家100人」に選ばれました。しかし米国で教職開始を予定していた9日前に、ブッシュ政権が、政府は「テロリズムを支持ないし信奉」する非市民の入国を拒否できるとする米愛国者法(PATRIOT Act)の条項を行使、ビザが取り消されました。

  • 8月21日、トランプ大統領はアフガニスタンの米軍の戦争の規模拡大を発表し、加えて隣国のパキスタンに対しても警告を発しました。トランプ大統領は、インドとの戦略的パートナーシップを進展させると述べ、モディ政府にアフガニスタンでの支援を求めました。この動きで米国はパキスタン政府に対し、同国がアフガニスタンのタリバンおよびその一派であるハッカーニ・ネットワークとの関係を絶たない場合、印パ二国間の確執で米国はインドの支持に回ることを示唆している可能性があると評論家は言います。パキスタンの全国紙「ザ・デイリー・タイムス」紙の記者で、コーネル大学とイサカ・カレッジで教鞭をとるレザ・ルミに話を聞きます。

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