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2017年5月11日(木)

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  • トランプ大統領がFBIのジェームズ・コミー長官を罷免したことについて、詳細が明らかになりつつあります。コミーが罷免されたのは、ロシアの米大統領選への干渉についての捜査を拡大するため、彼がFBIへの資金増強を米司法省に願い出た数日後だったと報道されています。ニューヨーク大学歴史およびイタリア学のルース・ベン=ギアット教授に話を聞きます。ベン=ギアット教授は先日、CNNに "Trump at his most dangerous"(「最も危険な状態のトランプ」)と題された記事を寄稿し、現在、新著: From Mussolini to Trump(『独裁者――ムッソリーニからトランプまで』)を執筆中です。

  • 本日の放送はワシントンン州シアトルよりお送りしています。シアトルの市議会議員で社会主義者のクシュマ・サワントに、トランプ大統領がFBIのジェームズ・コミー長官を罷免したことについて話を聞きます。「これは現政権が非常に不安定であることの現われだと思います」とサワントは語ります。「しかし、私たちは一般市民として、社会運動として、捜査で動かぬ証拠が見つかるかどうかを待つわけにはいきません。もちろん捜査は続行されるべきです。しかし本当の問題は、私たちが何をすべきか、ということです。そして私は今、様々な社会運動を盛り上げる機が熟したと思っています。」サワント議員はシアトルの全労働者が15ドルの最低賃金を勝ち取った運動の一反を担いました。彼女は「社会主義者オルターナティブ」(Socialist Alternative)の一員でもあります。

  • バージニア州リッチモンドの連邦控訴裁判所で5月8日、トランプ大統領の入国禁止令第2弾についての口頭弁論が行われました。この大統領令はイスラム教徒が過半数を占める6カ国の全ての市民および難民の米国への入国を禁止するもので、判事13人からなる審査団の意見は分かれるとみられます。シアトルからお送りする本日の放送では、トランプ政権の大統領令に挑む集団訴訟の主任弁護士マット・アダムスに話を聞きます。アダムスは「ノースウエスト移民の権利プロジェクト」(Northwest Immigrant Rights Project)の法務部長です。彼は、弁護士なしで国外退去処分手続きに直面する移民への支援を続ける彼のプロジェクトに対して、その活動の「即時停止」を命じた司法省の命令を受けて、ジェフ・セッションズ司法長官との戦についても語ります。

  • 本日の放送はワシントン州からお送りしています。同州のハンフォード核施設で汚染された放射性物質を貯蔵するトンネルが崩壊し、米エネルギー省が非常事態宣言を出しました。トンネルの崩壊は5月9日に発見され、被爆の恐れから職員数百人が避難を余儀なくされました。ハンフォードは全米で最も汚染がひどい核兵器製造施設です。同施設からは長年にわたり何度も放射性廃棄物の漏洩が確認されました。エネルギー省は、9日のトンネル崩壊では今のところ放射能汚染は報告されていないと主張しています。しかし「憂慮する科学者連合」(Union of Concerned Scientists)のエドウィン・ライマンは、「トンネルの上を覆っていた土壌が崩壊すれば、多量の放射性物質の放出もありうる」と語ります。ワシントン州生態局の核廃棄物プログラムはツイッターで、ハンフォード施設に対し法的手段をとったことを発表しました。ハンフォード核施設職員の権利保護を目指す「ハンフォード・チャレンジ」(Hanford Challenge)トム・カーペンター事務局長に話を聞きます。

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