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2016年7月13日(水)

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  • 先週、警察の暴力に対する抗議は全米各地に拡がりました。数万人がデモに参加し、数百人が逮捕者されました。抗議行動の引き金となったのは、ルイジアナ州バトンルージュでアルトン・スターリング、ミネソタ州ファルコンハイツでフィランド・カスティルが警官の手で殺害された事件でした。今日の番組では、バトンルージュの事件のあまり注目されていない側面を取り上げます。アルトン・スターリング殺害時のショッキングなビデオを撮影し配信した人達の身に何が起きたのか。複数のビデオに、バトンルージュの警官がコンビニエントストアの前でスターリングを地面に組み伏せ、拳銃を胸に向けて発砲したようすが写されています。ビデオの1本を撮影したアブドゥラ・ムフラヒは、スターリングが死亡したコンビニ店「トリプル S 」の店主で、携帯電話で録画しました。ムフラヒはバトンルージュ市、バトンルージュ市警、および 4 人の警官に対して訴訟を起こしています。訴状によると、警察はムフラヒの携帯電話を取り上げ、パトカー内に数時間拘束し、令状なしに防犯カメラの映像を押収しました。また、訴状は、ムフラヒが家族や弁護士に電話するのを妨害したと主張しています。ムフラヒは不法監禁、所有物の不法押収に対する損害を求めるとともに、店の防犯カメラに写された録画を公開するよう求めています。アブドゥラ・ムフラヒと彼の弁護士ジョエル・ポーターから話を聞きます。

  • 先週、警官によるアルトン・スターリング殺害のビデオがネットで急速に拡散しました。空軍退役軍人のクリス・ルデイがソーシャルメディアに投稿したビデオが、最初の1本になりました。友達の友達からビデオを入手したルデイはフェイスブックとインスタグラム、ツィッターで 1 万人ほどのフォロワーとシェアしました。ビデオが急速に拡散してまもなく、ルデイはドビンス空軍予備役基地で勤務中に拘束されました。警察はルデイに足枷を付けて職場から連行し、26 時間拘束しました。彼は交通違反の罰金 1200 ドル払った後、釈放されました。現在ルデイは、現在の就職に支障が生じるのではないかと懸念しています。

  • 2 年前の今週、エリック・ガーナーがスタテン島で警官達によって地面に組み伏せられ、身動きが取れない状態でチョークホールド(背後から腕で首を絞める技)をかけられて亡くなりました。警官によるエリック・ガーナー殺害を撮影したラムジー・オルタは現在、別件で4 年間の服役を目前にしています。ガーナー殺害現場にいた中で刑務所に行くことになるのは、彼一人です。先週、オルタは銃と麻薬の不法所持容疑で司法取引に応じました。 2 年前に警官による首絞め殺害を撮影して以来、警察による逮捕と嫌がらせを繰り返し受けてきたとオルタは言います。エリック・ガーナーの娘エリカ・ガーナーと、ローリングストーンズ誌の記者で受賞歴のあるマット・タイビから話を聞きます。タイビはエリック・ガーナー事件に関する本を執筆中です。

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