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2016年4月13日(水)

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  • ニューヨーク州の予備選まで 1 週間を切りましたが、民主党大統領候補指名競争は依然、白熱しています。14 日には、1 ヶ月以上ぶりにヒラリー・クリントンとバーニー・サンダースの討論会が ブルックリンで開かれます。今日の放送は、ヒラリー・クリントンとホンジュラスの関係からみていきましょう。今週初め、ヒラリー・クリントンは、 民主的に選出されたホンジュラスのマヌエル・セラヤ大統領が2009 年に起きたクーデターで失脚した時、米国務長官として自らが果たした役割を公然と弁護しました。ホンジュラスはこのクーデター以降、世界で最も無法な国のひとつになりました。9 日に行われたニューヨーク・ディリーニュース編集局との会談で、クリントンはホンジュラスについて質問を受けました。質問の主は、ほかならぬ、デモクラシー・ナウ!のフアン・ゴンザレスだったのです。

  • ヒラリー・クリントンはホンジュラスのクーデターで果たした役割について自己弁護に努めていますが、ホンジュラスにおける米国の政策に詳しく、人権の専門家でもあるデイナ・フランクの反応は?「ヒラリー・クリントンの発言に驚いています。クーデターを弁護し、事後の尻拭いに果たした自らの役割も正当化するのを聞いて、頭がくらくらしそうです。米大統領選候補の最有力候補の一人が、あれはクーデターではなかったと発言する。それがどんなに恐ろしいことか、この番組の視聴者に、ぜひ理解してほしい。米国はあれをクーデターと呼んだことはないと言っていますが、真っ赤な嘘です」とフランクは言います。

  • 1月に次期米大統領が就任する時までには、米軍のアフガニスタン駐留は 15 年を超えています。既に米国史上最長の戦争です。先週、アフガニスタン当局は米国の無人機攻撃で民間人 17人が死亡したと発表しました。国連によると、タリバンと自称イスラム国による暴力的な攻撃の渦中に置かれたアフガニスタンの民間人の死傷者数は、7 年連続で過去最高記録を続けています。国連の報告によると、2015 年には 3,500 人を超える民間人が死亡し、7,400 人以上が負傷しました。250 万人以上のアフガニスタン難民が国外で暮らしています。多数がヨーロッパ諸国への入国を試みましたが、各国は次々と新難民に対して国境を閉ざしています。欧州連合(EU)とトルコによる新規の難民計画は、物議をかもした末、実施が開始されましたが、これにより、ヨーロッパに新たに到着した難民は、全員トルコに強制送還されることになりました。米国はアフガニスタン難民の受け入れに向け、どんな役割を果たすべきでしょうか?スタンフォード大学のロバート・クルーズ教授に聞きます。「米国のアフガニスタン難民危機("America's Afghan Refugee Crisis")」と題した最新記事が 『フォーリン・ポリシー(Foreign Policy)』 誌に掲載されています。

  • 11 日にジョン・ケリーは、広島を訪問した初の米国務長官となりました。広島は 1945 年 8 月 6 日に米国の原爆投下により破壊されました。広島への原爆投下から 3 日後、米国は長崎に原爆を投下し、あわせて何十万人もが死亡しました。米国は、原爆を投下した世界唯一の国です。ケリーは米国の核兵器使用を謝罪しませんでしたが、「核兵器なき世界」を呼びかけました。この発言とは裏腹に、オバマ政権はこっそりと核兵器の更新を開始しています。大規模な取り組みの一環として、今後 30 年間で1兆ドルをかけ、より小型で高精度の核爆弾を開発する計画です。マリリア・ケリーから話を聞きます。ケリーが所属する「Alliance for Nuclear Accountability(核への責任を求める同盟)」は、「1兆ドルの大惨事:歯止めの効かなくなった米国核兵器計画。出費と拡散、健康と安全への危機が増大("Trillion Dollar Trainwreck: Out-of-control U.S. nuclear weapons programs accelerate spending, proliferation, health and safety risks")」と題する報告書を刊行したばかりです。

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