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2015年6月23日(火)

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  • 由緒あるエマニュエル・アフリカン・メソジスト監督教会で6月17日に起きた9人のアフリカ系米国人礼拝者の大量射殺を受けて、サウスカロライナ州では州議会議事堂から南部連合の戦旗を撤去することを求める声が高まっています。この戦旗は数十年にわたって論争の原因になっていましたが、射殺犯とされているディラン・ルーフがこの戦旗と共に写っている写真がオンライン上に公開されたことを受け、撤去を求める政治家が多くなっています。そのなかにはサウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事も含まれています。戦旗の撤去を支持する2人の共和党のサウスカロライナ州代議士から話を聞きます。そのうちの1人、ダグ・ブラノンはこの戦旗を撤去する法案を提出するつもりだと言います。歴史家のドン・ドイルと全米黒人地位向上協会(NAACP)のサウスカロライナ支部代表のウィリアム・バーバー師からも話を聞きます。バーバーは、「チャールストンの9人」(the Charleston Nine)に敬意を払うことは、南部連合の戦旗を撤去することと、メディケイドと投票権の拡大など政策を変更することの両方を意味すると言います。「犯人は逮捕されましたが、殺人者はまだ捕まっていません」と、バーバーは言います。「人種偏見的な政治的修辞や人種偏見的な政策を持っていると、それはテロリズム的な暴力を生む場所、生みだす土壌になる可能性があるのです」。

  • オバマ大統領は、コメディアンのマーク・マロンとのポッドキャストで、米国における人種偏見について率直に語りました。チャールストンの虐殺事件の2日後に録音されたこのインタビューの中でオバマは次のように言いました。「人種偏見、我々は明らかにこの問題を解決していない。これは単に公の場で“ニガー”と言うのが失敬だという問題ではない。そのことでは、未だに人種偏見が存在しているかどうかを測ることはできない。人種偏見は目に見える差別の問題だけではない。社会は2、300年間の出来事を一晩ですべて消し去ったりはしない」。全米黒人地位向上協会(NAACP)のサウスカロライナ支部代表のウィリアム・バーバー師からこのコメントに対する彼の反応を聞きます。

  • 2015年6月21日は、別の由緒ある黒人教会にまつわる別の憎むべき行為から51周年でした。1964年6月21日、3人の若い公民権運動活動家がミシシッピ州ネショバ郡フィラデルフィアで殺害されました。アンドリュー・グッドマン、ジェームズ・チェイニー、マイケル・シュワーナーは、「フリーダム・スクール」(Freedom School)として使われることになっていたためにクー・クラックス・クラン(KKK)によって爆破されたアフリカ系米国人教会を訪問した後、行方不明になりました。アンドリュー・グッドマンの兄弟であるデビッド・グッドマンから話を聞きます。アンドリューの死から51周年の2015年6月21日、彼はミシシッピ州のクラリオン・レジャー紙にU.S. Has Turned Pages, Not Closed Book on Racism(『米国は人種偏見に関する本を締めくくるのではなく、さらなるページをめくった』というタイトルの記事を執筆しました。

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