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2015年5月8日(金)

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  • 連邦控訴裁判所は、国家安全保障局(NSA)が何百万人もの米国人の通話記録を大量収集することは違法であるとの判断を下しました。このプログラムはNSA内部告発者エドワード・スノーデンによって暴露され、その情報に基づいてアメリカ自由人権協会(ACLU)が訴訟を起こしていました。5月7日、ニューヨーク州に置かれた連邦第2巡回控訴裁判所の3人の裁判官による審議の結果、大量の通話記録収集は「前例がなく、正当性がない」と全員一致で判決が下されました。この判決は、NSAによる大量データの監視を正当化している愛国者法を議会が更新する期限が6月1日に迫る中で下されました。もう一つの対策提案である「米国自由法」法案が、このNSAプログラムの一部改正を制限する可能性もあります。本日は、NSAによる米国民の通話記録の大量収集に異議を唱えて提訴したアメリカ自由人権協会(ACLU)の副法務主任のジャミール・ジャファーに話を聞きます。

  • テロ容疑でグアンタナモに収容されていた最年少の囚人オマル・ハドルが、カナダの刑務所から仮釈放されました。トロント生まれのハドルは、2002年にアフガニスタンで米軍に拘束されました。グアンタナモ収容所へ移送されたときには16歳になっていました。ハドルは、世界第二次大戦以降では初めて、未成年のときに犯した行為について戦争犯罪の容疑で軍事裁判所に起訴されました。グアンタナモに収容されて8年が経ち、彼は2010年に一人の米兵を殺害した手りゅう弾を投げたことを認めました。彼の弁護士は、彼の供述は拷問や残忍行為によって得られた違法なものだと主張しています。司法取引の一環として、米政府は後に彼をカナダの刑務所へ移送することを許可しました。ハドルは米国の裁判所に戦争犯罪の有罪判決に対して控訴している間、自由の身となります。本日は、トロント・スターの国家安全保障担当記者でGuantanamo’s Child: The Untold Story of Omar Khadr(『グアンタナモの子供 ~オマル・ハドル秘話』)の著者ミシェル・シェファードに話を聞きます。

  • オバマ政権がチャーター・スクールへの財政支援を50%近く引き上げる法案を議会に提出していますが、チャーター・スクールが監査、規制、説明責任がないまま何十億ドルも支出していると主張する新報告書が出ました。メディアと民主主義センター(CMD)によると、連邦政府は、過去20年間でチャーター・スクール業界に30億ドル以上を費やしてきましたが、これらの財政的支援がどのように使われ、どのような成果を得たのかを示す総合データはありません。新たな報告書では、各州がチャーター・スクールおよび認可者と接してきたかに関する独立監査のため記録の開示を請求して入手した資料が分析されています。報告書は、チャーター・スクールを取りまく反規制的な環境は、財務の透明性の欠如と相まって、チャーター・スクールへの政府の資金援助は増やすどころか、一時停止が不可欠だと結論付けています。メディアと民主主義センター(CMD)代表のリサ・グレイブスに話を聞きます。CMDの新報告書の表題は、New Documents Show How Taxpayer Money Is Wasted by Charter Schools(『チャーター・スクールによる納税者のお金の無駄遣いを明らかにする新文書』)です。

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