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2014年6月20日(金)

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  • ニューヨーク市は、25年前のセントラルパーク内での女性ジョガーレイプ事件で誤って有罪とされた男性5人に対し4000万ドルを支払うことに同意したと伝えられています。黒人とラティーノの5人は、判決を受けた時、ティーンエイジャーでした。最初は自白したものの、まもなく撤回し、憔悴と警察による強制により犯行を認めたと主張しました。当時のメディア報道は彼らを有罪と決めつけ、人種的な婉曲表現で彼らを描きました。2002年にレイプの真犯人が名乗り出て告白したため、有罪判決は無効にされましたが、その時には、5人はすでに刑期は一番長い人で13年に達していました。この調停に対する感想をナタリー・バイフィールドに聞きます。フィールドは「セントラルパークの5人」裁判の当時、ニューヨーク・デイリーニューズ紙の記者でした。現在は、クイーンズ地区のセント・ジョンズ大学の社会学准教授で、Savage Portrayals: Race, Media and the Central Park Jogger Story (『粗暴な描写:人種、メディア、そしてセントラルパーク・ジョガーの物語』の著者です。(写真提供:Central Park 5)

  • 19日、オバマ大統領はイラクに最大300人の軍事顧問を派遣すると発表し、イラクの広大な地域を掌握したスンニ派軍事勢力に対する米軍の空爆については、可能性を残したままにしました。連邦議会下院から、ハワイ選出の民主党下院議員コリーン・ハナブサに話を聞きます。同議員は議会の承認無しにイラクに米軍が配備されることを防ぐようにする提案修正を6月第3週に可決させました。

  • イラクのマリキ現首相に対し、政府の宗派色を薄めるか、そうでなければ辞職せよという圧力が強まっています。強い影響力を持つシーア派宗教指導者シスターニ師は、新たな「実力のある」政府の樹立を求めました。19日、ニューヨーク・タイムズ紙は、ロバート・ビークロフト駐イラク米国大使とイラク国内の米国務省トップ、ブレット・マクガークが最近、イラクの政治家アハメド・チャラビと会見したことを明らかにしました。チャラビは、イラク国民会議(INC)の元議長だった人物です。INCはCIAを資金源とするイラク人亡命者の団体で、2003年の米軍の侵攻を強力に要求しました。サダム・フセインが大量破壊兵器を開発し、アルカイーダとつながりをもっていると言い立てて開戦前の好戦ムードを盛り上げたのです。同団体は、ブッシュ政権、米国連邦議員、ジャーナリストに、ガセネタを提供しました。ハーパーズ誌のワシントン・エディター、アンドリュー・コウバーンから話を聞きます。

  • 情報開示推進団体ウィキリークスは、サービス貿易協定(TISA)の機密草稿を公開しました。これは50カ国と世界のサービス貿易の68パーセント以上を対象にする貿易協定です。これまで、この草稿は交渉期間中ばかりでなく、制定後5年間も機密にされることになっていました。漏洩されたテキストをみると、TISAの狙いは、参加諸国が金融規制の改善を行うことを禁止することにより、1990年代に作成された極端な規制撤廃モデルを固定化することです。また「金融サービス付帯条項」の草稿は、規制による障壁を防ぎ、金融多国籍企業が外国に拡張しやすくする規則の確立をめざしています。草稿のテキストは、2014年4月の交渉ラウンドに使われたものです。リークされた文書についてロリ・ウォラックに話を聞きます。ウォラックはパブリック・シチズンのグローバル・トレード・ウォッチ代表で、著書にThe Rise and Fall of Fast Track Trade Authority.(『ファーストトラック貿易権限の盛衰』)があります。(写真提供:WikiLeaks)

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