« 前  

2014年5月23日(金)

  次 »
  • 米連邦議会は、2012年に米大使などが死亡したベンガジの米大使館襲撃事件の9度目の調査を開始していますが、リビアは2011年にカダフィを失脚させたNATOによる介入以来、最悪の危機に直面しているようです。イスラム主義者が多数を占める議会に与する民間軍事集団と、かつてCIAによる訓練を受けたと報じられる元将軍ハリファ・ハフタルが率いる勢力との衝突が全面戦争に拡大する恐れが増大しています。ハフタルはリビア政府がテロリズムを助長していると非難し、来月行われる選挙を監視する緊急管理機構の設置を要求しています。ハフタルはカダフィ政権下の将軍だった人物で、現在はリビアからイスラム主義勢力を一掃すると表明し、16日にベンガジで武装集団に対する攻撃を指揮しました。18日には、ハフタルに同調する勢力がリビアの首都トリポリの国会議事堂を掌握しました。5月第3週の戦闘開始以来、100人近くが死亡しています。リビア在住のジャーナリスト、メアリー・フィッツジェラルドとトリポリで取材中の独立系ジャーナリストでデモクラシー・ナウ!の通信員でもあるシャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。

  • 貧者を助ける義賊、ロビン・フッドの冒険や怪傑ゾロの物語は有名ですが、本日は彼らの最新の仲間をご紹介します。チリのアクティビスト「パパスフリータス」です。フランシスコ・パパスフリータス(フレンチフライドポテトのこと)の通名を持つフランシスコ・タピアは、私立大学「ユニベルシダード・デル・マール」の5億ドルに相当する学生ローンの借用書を焼却したといいます。チリ当局は、不正経理を理由に同校の閉鎖手続きを進めています。しかし同校が学生ローンの回収を行うことは停止されていません。最近、同校が学生たちに占拠された際に、パパスフリータスは学生ローンの書類記録を入手して焼却し、その灰をワゴン車の中に美術品として展示したと語ります。「書類が焼却されたのは、まぎれもない事実です。完全に焼失しました。だから借金も消えました。書類がないのですから、学生に支払いを求めることはできません」。パパスフリータスのインタビューは、これが米国で初めてです。

  • イエメンでは「アラビア半島のアルカイダ」に対する米国支援の攻撃が激化しています。22日、イエメン南部のシャブワ県で車を砲撃され民間人4人が死亡し、3人が負傷しました。4月に、イエメンの アブド・ラッボ・マンスール・ハーディ大統領はアルカイダに対する全面戦争を開始し、一連の激しい空爆を行いました。それ以来、戦火を逃れて2万1000人が国内難民になったと推定されています。一方で同国政府は現地のジャーナリストを取締り、残留していた最後の外国人記者を国外に強制退去させました。本日はスタジオで、つい最近までイエメン最後の公認外国人記者だったジャーナリストのアイオナ・クレイグに話を聞きます。アイオナは5月第3週に、政府が自分を国外追放にしようとしていることを自らの情報源から知らされた後に、イエメンを脱出しました。

Syndicate content