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2014年2月27日(木)

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  • アリゾナ州の共和党知事ジャン・ブリューワーが、店や企業が宗教的信仰を理由にLGBTの客へのサービスを断ることを許す法案に拒否権を行使したのは、公民権運動活動にとり大きな勝利となりました。同法案は2月のはじめにアリゾナ州の上院、下院の両方を通過しましたが、その後人権活動家だけからではなく、大企業や、最終的には賛成票を投じた共和党議員の一部からも抗議の声があがりました。デルタ航空、ペット・スマート、アメリカン航空グループ、マリオット、アップルをはじめとする多数の企業が、ブリューワーに法案の阻止を要請しました。アリゾナの同法案は他州で成立しなかったいくつかの法案と同じような内容です。アリゾナで拒否権が行使されたのと同じ日に、テキサス州の連邦判事が、同州が同性婚を禁止しているのは憲法批判だと宣言し、LGBT権利保護活動にとり、もうひとつの勝利となりました。米国のゲイの権利擁護としてもっとも有名で、伝説的な俳優で著書もある活動家、「スター・トレック」のヒカル・スールー役で知られるジョージ・タケイに話を聞きます。タケイは先日Razing Arizona(『アリゾナを破壊せよ』)と題されたエッセイで痛烈な批判を繰り広げ、ブリューワー知事が賛否両論のある同性愛者差別法案を通過させた場合、アリゾナをボイコットすると誓いました。タケイは第二次世界大戦の退役軍人サム・キムラ役を演じたAllegiance: A New American Musical(『忠誠:新アメリカン・ミュージカル』)についても語ります。同作品では、真珠湾攻撃の後、農場から引越しを余儀なくされ、ワイオミング州の収容所に移動させられる日系アメリカ人家族を描きます。これはタケイの家族の歴史とも重なります。タケイが5歳のとき、彼の家族はアーカンザス州ローワの強制収容所に送り込まれました。

  • フラッキングと呼ばれる、水圧破砕法による石油と天然ガスの採掘がおこなわれているいくつもの地区の住民は、その採掘が彼らの水源を汚染していると長いこと訴えてきました。いま、新たな調査によってもうひとつの懸念、空気汚染が明らかになりつつあります。新しい報告書「イーグル・フォード頁岩の水圧破砕:テキサス平原の豊富な石油と汚れた空気」( Fracking the Eagle Ford Shale: Big Oil & Bad Air on the Texas Prairie)は、インサイド・クライメイト・ニューズ(InsideClimate News)、公益擁護センター(Center for Public Integrity)、ウェザー・チャンネル(Weather Channel)、による8か月にわたる調査をまとめたものです。この調査にかかわった2人の記者、デービッド・ハズマイヤーとリサ・ソンから話を聞きましょう。

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