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2014年1月23日(木)

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  • 全米で、公正な賃金と安全な職場環境を求める農業労働者の闘いが続いていますが、番組では伝説的な活動家シーザー・チャベスの人生を振りかえりたいと思います。1962年、チャベスは「米国農業労働者協会」(National Farm Workers Association)を創設し、これは後に「アメリカ農場労働者連合」(United Farm Workers of America)となりました。チャベスはそれから30年に渡り同団体の先頭に立ち、一連の歴史的なストライキやボイコットを組織しました。新しいドキュメンタリー映画Cesar’s Last Fast(『シーザー最後のハンスト』)では、1988年にチャベスが農場で使われる殺虫剤の危険性に注意を喚起するために行った、36日間のハンガーストライキの映像が初公開されます。同作品を監督したリチャード・レイ・ペレスに話を聞きます。ペレスの父親は、チャベスが改善しようとしていた労働環境の中で生きていた農場労働者のひとりでした。

  • 1月22日、ミシシッピ州ハッティズバーグで、フリーダム・デイ50周年を記念して数百人が行進しました。1964年1月22日、ファニー・ルー・ハマー他、公民権運動活動家たちは、黒人の投票権支持のためにフォレスト群裁判所周辺を行進しました。この集会はミシシッピ州の歴史を変える1年のはじまりとなりました。数ヶ月後、公民権運動グループは「フリーダム・サマー」(Freedom Summer)を開始。州外から千人以上のボランティアが集まって有権者登録の手助けをし、「フリーダム・スクール」(Freedom Schools)と呼ばれる組織が出来上がりました。「フリーダム・サマー」より派生した、「ミシシッピ州自由民主党」(Mississippi Freedom Democratic Party)は、64年の民主党全国大会で、白人のみの同州の民主党組織の正当性に疑問を投げかけました。マイケル・シュワーナー、アンドリュー・グッドマン、ジェームズ・チェイニーの3人の公民権運動活動家が殺害されたのもこの時期でした。2014年ミシシッピ州では、この歴史的年より50周年を記念するイベントが各地で行われます。新しいドキュメンタリー映画Freedom Summer(『フリーダム・サマー』)を監督したスタンリー・ネルソンに話を聞きます。エミー賞や、マッカサー財団の「天才賞」を受けたこともあるネルソンには、Freedom Riders(『フリーダム・ライダー』)、The Murder of Emmett Till(『エメット・ティル殺人事件』)などの作品があります。

  • アフリカ系アメリカ人コミュニティが、自分達がどのようにイメージされるかを、写真という手段を使って形作っていく様子を検証した新しい映画があります。Through A Lens Darkly: Black Photographers and the Emergence of People(『写真に写った黒い顔:黒人フォトグラファーとイメージの出現』)を制作兼監督したトーマス・アレン=ハリスは、同作中で自分の家族の歴史も披露します。アレン=ハリスはまた、関連プロジェクト「黒人家族写真デジタル読み込み巡回」(Digital Diaspora Family Road Show)の発起人でもあります。この2つは、デボラ・ウィリスの著書Reflections in Black: A History of Black Photographers, 1840 to the Present(『黒い映像:黒人フォトグラファーの歴史 1840年~現在』)にも一部インスピレーションを得ています。ウィリスは、今回のドキュメンタリーの制作も兼ねます。同作品が初公開されるユタ州のサンダンス映画祭にて、アレン=ハリス監督に話を聞きます。

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