« 前  

2013年3月29日(金)

  次 »
  • 国内では銃規制法案を通さない議会と激しく対立しているオバマ大統領ですが、700億ドル規模に達する国際的な武器取引については米国は国際条約による規制を阻害している国々の筆頭格です。米国は2012年夏にこの条約の成立をぶちこわし、今週の国連審議でも足を引っ張っています。イラン、シリア、北朝鮮が公式に反対していることが条約の成立を阻害しているとされていますが、進捗を遅らせている米国の役割にはあまり関心が払われていません。米国政府は全米ライフル協会(NRA)など外部の団体からの圧力に屈しているのです。The Shadow World : Inside the Global Arms Trade(『影の世界:世界武器貿易の内幕』)の著者アンドルー・ファインスティンに話を聞きます。

  • ローザ・パークスの栄誉を称えた2月の座像除幕式で、オバマ大統領は、アラバマ州モンゴメリーで市バスの席を白人客に明け渡すことを拒否したパークスの「たった一つの不服従の行為が(公民権)運動に火をつけた」と述べました。でも、ローザ・パークスが米国史に刻まれる行為を行う9カ月前に、クローデット・コルビンという名の15歳の少女がまったく同じことをしていました。彼女はこのとき逮捕され、その裁判の結果、米連邦最高裁はアラバマ州の乗合バス・サービスに対し人種隔離制度の撤廃を命じる判決を出しました。現在73歳のクローデット・コルビンがブルックリン大学教授ジーン・セオハリスとともに数少ないインタビューに答えます。The Rebellious Life of Mrs. Rosa Parks(『ローザ・パークス夫人の反抗の人生』)の著者でもあるセオハリスは、パークスの勇敢な行為も9カ月前のコルビンの行為がなければ起きていなかったかもしれないと言います。コルビンは、学校でアフリカ系アメリカ人の歴史を学んだことが彼女のその行為を促したのだと言います。「動けませんでした。なぜなら歴史が私をこの席に貼り付けていたからです」。彼女は、バスの運転手や、逮捕しにやってきた警察官に言った言葉を覚えています。「(奴隷解放運動家の)ソジャーナ・トゥルースの手が私の一方の肩を、(奴隷・女性解放運動家の)ハリエット・タブマンの手が私のもう一方の肩を押さえ付けているような感じだったのです」

Syndicate content