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2013年3月12日(火)

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  • 米陸軍の内部告発者ブラッドリー・マニングが、2月末の軍事法廷での予備審問で行った答弁の録音テープが漏えいされました。マニングは、米国民に“戦争の本当の代価”を知らせ、“イラクとアフガニスタンに関する米軍の役割と外交政策全般について、米国内の議論に火をつける”ために、数十万の機密文書をウィキリークスに提供したことを認めました。マニングの肉声が公の場で聞かれるのは、3年近く前に彼が逮捕されて以来初めてのことです。彼が文書の漏えいを決めた瞬間、そして米軍アパッチ(戦闘)ヘリコプターによるイラク民間人の“巻き添え殺人”ビデオを見た時に感じた憤りなど、マニングの証言の一部を本人の声で放送します。

  • 最近マスコミにリークされたブラッドリー・マニングの法廷答弁の録音テープについて、おそらく米国で最も有名な内部告発者であるダニエル・エルスバーグに話を聞きます。エルスバーグは1971年、ベトナム戦争に関する米国の極秘の歴史をまとめたペンタゴン・ペーバーズを漏えいしました。「今まで私たちが聞かされてきたのは、例えばニューヨーク・タイムズ紙のように一貫してマニングを中傷する声ばかりでした。彼は頭がぼんやりしていて、米国民に不正を知らせようと決意するに至った具体的な出来事を思い出せないというような。しかし米国民は今初めて、漏えいが必要だと彼が感じた理由を、ブラッドリー自身が感情を込めて詳細に話すのを聞くことができるのです」と、エルスバーグは言います。

  • 3月11日は2つの事件で7人の兵士が死亡し、米軍にとっては2013年にはいって最悪の日になりました。カンダハル郊外でのヘリコプター墜落で、5人の米兵が死亡。その数時間前には、ワルダク州の特殊作戦施設で「内部襲撃」が起き、アフガン軍の制服を着た男が米兵とアフガン兵に発砲し、2人の米兵が射殺されました。警察高官によると、この攻撃で3人のアフガニスタン人警官と2人の軍人が死亡しました。攻撃は、米国特殊部隊のワルダクからの撤退期限が切れた後で起こりました。アフガニスタンのハミド・カルザイ大統領は、米軍指揮の下でアフガン部隊が罪なき人々を拷問したり殺害しているという告発を受けて、米国特殊部隊に撤退を要求していました。カブールを拠点とするヒューマン・ライツ・ウォッチのアフガニスタン人調査員へザー・バールに話を聞きます。

  • 新たな報告書によって、2012年に米政府が一般市民からの「情報公開法」(Freedom of Information Act)によるリクエストを拒否または検閲した件数は、オバマ政権の発足以来で最大だったことが明らかになりました。AP通信社の分析によると、オバマ政権は情報非公開の理由として例外規定、特に国家安全保障関連の規定を挙げることが多くなり、2012年には他のどの年よりも多くなりました。米中央情報局(CIA)は2012年に情報公開請求の60%を拒否しました。2011年は49%でした。AP通信社のジャック・ギリアムとアメリカ自由人権協会のアレクサンダー・アブドから話を聞きます。

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