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2013年3月8日(金)

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  • ベネズエラ大統領ウゴ・チャベスの葬儀に首都カラカスには彼の死を悼む数百万人が集まっています。ベネズエラ国民が安置された遺体を見送るため長蛇の列を作る中、世界30カ国以上の指導者たちが今日の告別式に出席する予定です。葬儀参列のために帰国したベネズエラのニューヨーク総領事カロル・デルガードにカラカスから話を聞きます。米国の企業メディアがチャベスを墓場までも追い回して一斉批判していることに対し、デルガードは、彼の社会政策がベネズエラの大多数を占める貧困層に恩恵を与え、さらに世界的にその影響を広げ、米国の貧困地区にまで影響を及ぼしたにもかかわらず、そしてむしろそれ故にこそ、彼は攻撃されているのだと主張します。

  • 家庭内暴力や性的暴行の被害者を保護する「女性に対する暴力法」(VAWA)」が、保護の対象を拡大した歴史的な修正新法としてオバマ大統領の署名で復活しました。VAWA法は1994年に成立しましたが、2011年に、新たな保護対象の拡大をめぐって共和党が修正案を阻止したため失効しました。修正新法は今年2月末、ようやく共和党が採決に合意したため下院で可決されました。新法はアメリカ先住民の部族の土地で起きた虐待に関して非先住民アメリカ人に対しても部族当局が公訴権を持つという画期的な追加条項を含みます。さらに史上初めてのこととして、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーの虐待被害者をも保護対象に含むと特記してあります。ホワイトハウスで7日の同法再承認式に臨んだ2人のゲストを迎えます。フアナ・マヘル・ディクソンは「アメリカインディアン全国会議」(National Congress of American Indians)の初代副会長です。マラ・キースリングはトランスジェンダーの権利活動家で「トランスジェンダーの平等を求める全米センター」(National Center for Transgender Equality)の創設者で事務局長です。

  • 国際女性デーの放送の最後は、インドのフェミニストで活動家、思想家のバンダナ・シバです。多数の著作があり、最新作はMaking Peace with the Earth(『地球との和平』)です。シバは「”暴力的”世界経済秩序」と彼女が呼ぶものが女性に及ぼす影響について、また昨年デリーで起きた23歳の学生の集団レイプ殺人事件を契機にインド全土で盛り上がった女性主導の反性暴力キャンペーンについて話します。世界的に知られる物理学者シバは、インドの一農民と巨大アグリ企業モンサントが対峙する最近の米連邦最高裁訴訟に関しても話します。「地球に対する経済や拝金主義や資本主義の家父長的支配を通じた多面戦争を終わらせましょう。私たちは自らも地球の一部だということを自覚せねばならならなりません」とシバは言います。「地球の解放、女性の解放、すべての人の解放が、自由の推進の次の一歩となり、平和構築の次の一歩にせねばなりません」。

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