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2012年7月24日(火)

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  • 米大学スポーツの管理組織は7月23日、フットボールの元アシスタンのトコーチ、ジェリー・サンダスキーによる少年性的虐待の多岐にわたる隠蔽工作に対する独自調査を受け、ペンシルべニア州立大学に対する一連の異例の制裁措置を発表しました。全米大学体育協会(NCAA)は、6000億ドルの罰金、学生選手のための奨学金の減額、1998年から2011年までの同大学の全勝利記録の取り消しなどの処分をおこないました。ネイション誌のスポーツコラムニストで、ラジオ番組エッジ・オブ・スポーツ・ラジオ(Edge of Sports Radio)の司会、デイブ・ザイリンから話を聞きます。ザイリンは、こうした制裁は同大学の学生を罰しながら、上層関係者を見逃していると言います。その中には、現ペンシルバニア州知事の、トム・コルベットも含まれます。コルベットは州司法長官時代に、知事選への準備を進めながら、サンダスキー事件の捜査を行いましたが、その捜査が現在批判を浴びています。「ハッピー・バレーで起こったこのひどい犯罪により権力者たちは何の影響を受けることもなく苦しむこともないのに、奨学金を受けている18歳の学生選手らが責めを受け、代償を払わされるのです」とザイリンは言います。「私はNCAAを判定機関として信用していません。彼らの存在自体により、今後もまた隠蔽とスキャンダルが生まれるのが明白だからです」。

  • カリフォルニア州アナハイム市の警察は、7月第3週末に2人のラティーノ男性を射殺し、抗議の群衆に向けてゴム弾を発砲したことで、殺人行為と過剰暴力について糾弾されています。アナハイム警察は7月21日、24歳のマニュエル・ディアスに発砲し殺害しました。ディアスは路上で対峙した警官らから逃げたと報告されていますが、武器は一切持っていませんでした。彼の死から数時間後、この発砲に抗議した地元住民集団に向けて警察がゴム弾と催涙ガスを発射するという騒然とした事態が発生しました。その翌日、別のラティーノ住民ジョエル・アセベドが警察に射殺されました。警察はアセベドの車強盗の容疑者だったと述べましたが、彼の死にまつわる状況は確認されていません。オルタナティブ新聞オーシー・ウィークリー(OC Weekly)の編集者グスタボ・アレヤノと、2009年に、5人の子供の父親で当時35歳だった息子セサル・クルズを複数の警官によって射殺されて以来、アナハイム警察の説明責任を求めて遺族たちと活動を続けてきたテレサ・スミスに話を聞きます。「今回の事件は、アナハイム市でここ1年に起きた8回目の警官による発砲なんです。コミュニティは当然、憤慨します」と、アレヤノは言います。「憤りを感じている住人たちがたくさんいます。当然ですよね。」

  • ニューヨーク州ホワイトプレインズ市の自宅内で警察によって射殺された、68歳のアフリカ系米国人で海兵隊の退役軍人ケネス・チェンバレン・シニアの事件の最新情報です。チェンバレンが射殺される直前に彼を“エヌ・ワード(ニガー)”という差別用語で呼んだことで非難されていたホワイトプレインズ市の警官スティーブ・ハートは、給与無しの停職処分となりました。チェンバレンの家族は7月初め、ホワイトプレイン市、ホワイトプレインズ住宅局、同事件に関与した8人の警官を相手取った2100万ドルの公民権訴訟を起こしました。チェンバレンの家族の弁護士メイヨ・バートレットから話を聞きます。

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