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2012年5月25日(金)

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  • エジプトでの史上初の自由選挙による大統領選の投票結果によると、ムスリム同胞団のムハンマド・モルシ候補と追放されたムバラク政権で首相をつとめたアフマド・シャフィク候補との決選投票が行われるかもしれません。今回の選挙は比較的自由で公正に行われているようです。投票率は40%前後と推定されます。公式の選挙結果の発表は29日になりますが、いまのところモルシ候補がリードし、続いて反革命勢力の前首相シャフィク候補とムバラク政権に長年にわたって抗議してきたハムディーン・サバヒが2位の座を争っているようです。デモクラシー・ナウ!の特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースがカイロから最新状況をリポートします。

  • ニュージャージー州法務長官が3カ月かけて調査した結果、ニューヨーク市警がCIAの協力を得て行っていた同州内の各ムスリム・コミュニティーに対する広範な監視活動は州法に違反するものではないと結論づけました。この調査結果が示すものは、イスラム教徒たちはNY市警が彼らの日常生活を監視し分類記録するのをやめさせたくても州法に訴えることはできないということです。この決定は米北東部全域で進行中の州を越えた警察の捜査や監視をやめさせようとしているムスリム団体を怒らせています。米イスラム関係評議会の常任弁護士であるガディア・アッバスに感想を聞きます。

  • カナダでは今週、モントリオールの街頭を40万人を超える人々が埋めました。学費が75%以上も上がることに対する抗議が本格的な政治危機に発展しています。3カ月を超える息の長い抗議活動と授業ボイコットは、「メープルの春」の名で世界に知られるようになりました。この紛争はケベック州政府が「78号法案」と呼ばれる非常事態法を成立させたことで勃発しました。これは大学の今学期の授業を中断し、50人以上の抗議行動を行う際はデモのルートを警察に事前に知らせることを義務づけ、これに従わない学生団体には12万5000ドル以下の罰金を科すと脅すものでした。ストライキは対立が拡大するにつれ国際的な注目を集め、緊縮財政や経済不安や学生ローンの重圧の下で不平不満を募らせる世界中の若者たちの共鳴を得ています。ケベックの学生ストライキに関わる主要な学生組合の連合体CLASSEの広報担当ガブリエル・ナドー=デュボワと、モントリオールにあるコンコルディア大学コミュニティ公共活動大学院の助教授アンナ・クルジンスキに話を聞きます。クルジンスキは「値上げに反対する教授たち(Professors Against the Hike)」のメンバーとして学生ストに関わっています。

  • 公教育の費用に関する話題をもう1つ。こちらは米国での話題です。ペンシルベニア州で23日、フィラデルフィアやピッツバーグなどの都市で数千人が教育関連の抗議を行い、予定されている予算削減を非難しました。フィラデルフィアでは学校教育当局が今後5年間で60以上の公立学校を閉鎖し、残ったものは民営化の対象となるという計画が発表され物議をかもしています。共和党の大統領候補の一人ミット・ロムニーは学校教育に関する初めての重要な政策演説を行った翌日の24日、フィラデルフィアのチャータースクールを訪れました。フィラデルフィア・シティ・ペーパーの記者ダニエル・デンビアに話を聞きます。

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