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2012年3月23日(金)

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  • 3月第4週はエイズをめぐり、直接行動活動をしてきた国際団体 ACT UP(アクトアップ:the AIDS Coalition to Unleash Power=力を放てエイズ連合)の創設25周年に当たります。この団体はエイズ危機に対する当時の政府の失政に怒りを募らせた様々な活動家たちが連携して作り上げました。ACT UPの創設メンバーのピーター・ステイリーに話を聞きます。彼は米国で最も長く生きているAIDS発症者の1人です。さらに新作ドキュメンタリー How to Survive a Plague(『疫病を生き延びる方法』)で注目すべきエイズ社会運動史とそれがいかに米国を変えたのかを描いた監督デイビッド・フランスにも話を聞きます。「私がいまも生きているのはこの運動のおかげです」と、3種混合の薬剤カクテル療法を受けられるようになったことを指してステイリーは言います。「こうした療法が可能になったことは、映画でも言っていますが、とても大きな勝利でした。でもそれはこの戦いのほんの始まり部分だった。いまでは患者・感染者を生きながらえさせるそうした治療が得られますが、それでも毎年200万から300万人が亡くなっています。実際、今ではわれわれが治療法を手に入れたとき時点よりも死者の数は増えています。これは米国の医療システムの欠陥によるものなのです。」

  • 3月17日土曜日、ウォール街占拠運動が始まってちょうど6カ月目を迎えたのを機に数百人がズコッティ公園を再占拠しようとしましたが、その際、同運動活動家のセシリー・マクミランは、ニューヨーク市警の警官が彼女を引きずり出して逮捕しようとしている途中に、痙攣の発作を起こしました。これは逮捕後初のインタビューです。一般からの支援の声が数多く寄せられ、マクミランはそれに応えてきちんと話さなければと決めたそうです。「ものすごい数のEメールやツイッター・メッセージや電話をもらいました。みんな私に何が起きたのか、本当にただただショックだったようです」。マクミランの目の周りにはアザができ、体もアザだらけです。そのうち少なくとも1つは手の形のアザです。拘束された72人の他の抗議者のうち、何人かと一緒に病院に連れられてから勾留房に移されたのですが、その間彼女は弁護士との接触を許されませんでした。彼女は警官への暴行、公務執行妨害での訴追に直面していますが、判事は検察側からの2万ドルの保釈金要請を却下、彼女は19日には釈放されています。マクミランはアメリカ青年民主社会主義者同盟(Young Democratic Socialists of America)の北東地区オーガナイザーで、ニューヨークにあるニュースクール大学の大学院生です。マクミランの弁護士で全米法律家ギルド(National Lawyers Guild)のニューヨーク市支部で集団訴訟弁護のコーディネイターを務めるメーガン・モーラスにも話を聞きます。

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