« 前  

2012年3月12日(月)

  次 »
  • 本日は、アフガニスタンで起きた子ども9人を含む民間人16人が死亡した駐留米軍軍曹による銃乱射事件に関して、アフガニスタンの平和活動家に話を聞きます。米兵が基地から1マイル以上歩き、3軒の民家に侵入、住民が就寝しているところを襲撃したとされるこの事件後、米軍の早急なアフガニスタン撤退要求が高まっています。村の住民によると、銃撃犯は襲撃後、6歳に満たない女児4人の遺体を含む11体の遺体を集め、燃やしました。米政府とアフガニスタン政府が、2014年終わりに行われる外国部隊の撤退後のアフガニスタンに対する米国の関与の枠組みを決める戦略的連携協定(Strategic Partnership Agreement)の交渉を行っているさなかに事件は発生しました。カブールを拠点としている平和活動家で、ハキムという名で活動をしている「アフガン青年平和ボランティア」のコーディネーターは、「私たちは、政府が外交を通じて紛争を解決し、機能していない今の軍事的な戦略から手を引かなければいけないと本当に感じます」と語ります。

  • 米兵によるアフガニスタン民間人16人の殺害に対する怒りが巻き起こっていますが、一方で、米軍無人機攻撃による民間人の犠牲や、高まる人道的危機への激しい怒りも起きています。米政府が軍駐留維持に1か月に約20億ドルをつぎ込んでいるにもかかわらず、アフガニスタンでは毎日何百人もの子どもたちが飢えで命を落としています。非暴力反戦団体「Voices for Creative Nonviolence(創造的非暴力の声)」の共同コーディネーター、キャシー・ケリーに話を聞きます。ケリーは米軍基地で行われた米軍の無人機使用に抗議するデモに対する関与をめぐり起訴され、出廷するためにアフガニスタンから戻ったばかりです。「米国が占領統治を利用してアフガニスタンの人びとの未来に指図しようとしていますが、民間人に対する不当で理由のない攻撃に何年も耐え続けてきた市民の怒りと敵意を、米国はいったいいつになったら理解するのでしょうか」

  • 約2万人の死者・行方不明者を出し、福島第1原発事故を引き起こした東日本大震災の発生から1年が経ちました。京都を拠点にしている市民団体「グリーン・アクション」代表のアイリーン・美緒子・スミスに話を聞きます。福島原発事故は、チェルノブイリ原発事故以来最悪の原発事故でした。福島第1原発近隣の住民8万人を含む約32万6000人がいまだに避難生活を送っています。特に原発から半径12マイルの警戒区域からの避難住民は生活の再建に苦しんでいます。福島第1原発の契約作業員で労働組合長のキタジマ・サブロウさんをお招きしています。「福島原発の作業員は現在とても過酷な環境のもとで働いています。被ばくをしているのにもかかわらず、給与水準は日当100ドル程度です」とキタジマさんは話します。

  • オバマ政権は原発推進の姿勢に戻りつつありますが、福島第1原発事故から教訓を学んだのでしょうか。元原子力企業幹部のアーニー・ガンダーセンに福島第1原発事故の副次的影響、福島第1原発や米国内で稼動している多くの原発で使われているGE製Mark1原子炉の設計上の欠陥、核エネルギーの経済、地元バーモント州での原発をめぐる戦いについて話を聞きます。ガンダーセンは原子力企業の元上級副社長で、米国各地の原発70施設のプロジェクトをまとめた経験の持ち主です。現在は、フェアウィンズ・アソシエイツのチーフエンジニアで、グリーンピースの新しい報告書”Lessons from Fukushima”(フクシマからの教訓)の共同執筆も行いました。

Syndicate content