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2011年2月23日(水)

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  • 反体制派の民衆がリビアの主要都市で主導権を握る中、独裁者ムアンマル・カダフィ大佐は自分は国外へは逃亡しないと断言しています。デモ開始から1週間、カダフィ派の警察や傭兵部隊によって抗議参加者の数千人が殺傷され、さらに千人以上が行方不明です。リビア情勢の詳細についてロンドン在住の著名なリビア人小説家ヒシャム・マタルから話を聞きます。マタルの両親もまたリビアの著名な反体制活動家でした。彼は現在、リビア情勢を西側メディアに伝える暫定的なニュース配信サービスの運営を手伝っています。「世界がいま目にしているのは大虐殺だ。歴史はやがて国際社会の責任を問うことになろう」と彼は言います。「なぜなら、これは単に選挙を経ていない独裁者が自国民たちを虐殺している現場だというだけではなく、それを行っているのが、国際社会がその体制と緊密な関係を持つことで利益を得てきた独裁体制そのものだからだ」

  • 米国が支援してきたムバラク政権に反対する民衆蜂起を数週間にわたって取材していたデモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル=クドゥースがエジプトから帰ってきました。「世界中が今回のエジプトの行動を目撃していたのはすごいことだと思う」とクドゥースは言います。「エジプトが米国に民主主義を輸出しているんだ」

  • 米政府当局は 男性2人を殺害した容疑でパキスタンで拘束されたアメリカ人の1人がCIA諜報員で、もう1人は民間警備会社ブラックウォーター(現Xeサービス社)の元社員だったことを認めました。オバマ政権は21日まで、逮捕されたレイモンド・デイビスは外交官であり、その犯行は正当防衛だったと主張していました。デイビスの逮捕は米国とパキスタンの関係を悪化させ、パキスタン国内でCIAが展開している秘密戦争の一部である米国の秘密工作網を暴き出すことになりました。デイビスとCIAの関係を最初に報じたのは20日付けの英紙ガーディアンでした。その記事によれば、米国の報道各社もこの事実を知っていましたが、米政府当局の要請でその報道を控えていたと言う事です。この逮捕をスクープしたガーディアン紙パキスタン特派員デクラン・ウォルシュに話を聞きます。

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