ガザのゲルニカ イスラエルによる空爆で300人以上が死亡

37分
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放送日: 
2008/12/29(月)

☆ 特別配信ニュースレターに全訳を載せました。PDFはここ 転送、転載大歓迎です。ぜひ、ガザの真実を伝えるのにご協力ください。

世界中で抗議の声がまきおこる中、イスラエルはガザ爆撃を続けています。数カ月間におよぶ封鎖によってガザの市民生活を完全に麻痺させた上に加えられたイスラエルの猛攻撃は、1948年以来で最も犠牲者の多い凄惨なものと言われています。攻撃開始3日目でガザ地区の一般市民300人以上が死亡、1400人が負傷しました。

イスラエルのエフード・バラク国防相は「ハマスとの全面戦争」を宣言し、地上戦にむけた準備を進めています。ガザ周辺は軍事緩衝地帯とされ、ジャーナリストや一般市民の立ち入りを禁じて150万人のガザ住民を孤立させました。

イスラエルは今回の軍事作戦の目標を、ガザから発射されるロケット弾からイスラエル南部を守るためとしています。西岸地区のパレスチナ自治政府アッバース大統領も、ハマスが停戦合意の継続を拒みロケット弾攻撃をしたことが今回の事態を招いたと、ハマス政府に責任をかぶせています。欧米のメディアはイスラエルの自衛権行使を正当と認めたうえで、いささかやりすぎではないかとやんわり批判するのみです。本当にそんな解釈でよいのでしょうか?

現在の事態について、ガザ地区からムーサ・エルハッダートと、ラファのフィーダ・キシュタの2人、西岸地区のラマラからは独立系議員で大統領候補として出馬し たこともあるムスタファ・バルグーティ、イスラエルからはテルアビブ在住のハ アレツ紙記者ギデオン・レビ、米国からはエレクトリック・インティファーダ共 同設立者のアリ・アブニマーと、さまざまな立場の人々からの現状分析を聞きました。

そこから見えてくるのは、米国や日本のメディアが伝えている「ガザから発射されるロケット弾に対する正当な自衛権行使」というイスラエルの主張とは、まったく逆の物語です。特に、以下の点に注意してゲストたちの証言を聞いてください。

 * ガザとはどんなところか?
 * イスラエル軍は何を攻撃しているのか?
 * イスラエルによる封鎖はガザの生活にどんな効果をもたらしたか
 * 「過激派ハマスが停戦を破った」?
 * このタイミングでイスラエルが軍事攻撃に踏み切った理由は?
 * オバマ次期米大統領の姿勢は?
 * パレスチナ自治政府アッバース大統領は誰の味方か?
 * ハマスのロケット弾攻撃は、この事態を正当化するか?
 * パレスチナの人々は今なにを求めているか?

★ ニュースレター第8号(2009.1.10)
★ DVD 2009年度 第3巻 「パレスチナ」に収録

 

ゲスト

*ムーサ・エルハッダート(Dr. Moussa El-Haddad) ガザ市在住の元外科医 有名ブロガーのライラ・エルハッダート‘Raising Yousef’の父

*フィーダ・キシュタ(Fida Qishta) ジャーナリスト、国際連帯運動(ISM)のガザ地区の世話人

*ムスタファ・バルグーティ(Dr. Mustafa Barghouti)ラマラ在住のパレスチナ立法評議会議員、ファタハに対抗する民主派の政治家

*ギデオン・レビ(Gideon Levy) イスラエルのハアレツ紙の記者

*アリー・アブニマー(Ali Abunimah)米国在住 エレクトロニックインティファーダThe Electronic Intifadaの共同創設者。 One Country: A Bold Proposal to End the Israeli-Palestinian Impasse (『一国家解決 出口のないイスラエル=パレスチナ紛争を終結させる大胆な提案』)の著者。29日のガーディアン紙に‘We Have No Words Left’ を寄稿

田中泉/校正・全体監修:中野真紀子

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