クエストラブ 自らの音楽的生い立ち ヒップホップ誕生40年 『ソウル・トレイン』 回顧録『モー・メタ・ブルース』を語る

2013/8/14(Wed)
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今週はヒップホップ文化が誕生して40年です──ニューヨークのDJクール・ハークが最初のブロンクス・ブロックパーティー(地区祭り)を開いたのがちょうど40年前でした。その文化の幅広さと影響力を代表する1人アミア・”クエストラブ”・トンプソンに話を聞きます。ウエスト・フィラデルフィア生まれで子供のころから音楽の中で育ったクエストラブは友達と立ち上げたザ・ルーツのドラマーとして有名になりました。ザ・ルーツはネオ・ソウルミュージックとコンシエンシャス・ラップという新世代の音楽をを形成する一翼を担った伝説的バンドです。バンド結成20年を超え、ザ・ルーツはいまNBCの夜のトーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』の専属スタジオバンドです。クエストラブはまた多作な音楽プロデューサーでDJでもあり、ツイッターで音楽分野から食べ物や政治まですべてを語って約260万人フォロワーを持つソーシャルメディアの大有名人です。そのクエストラブに自身の生い立ち、音楽的関心、「レイトナイトショー」への進出、そして新著の回顧録Mo’ Meta Blues: The World According to Questlove(『モ・メタ・ブルーズ:クエストラブの世界』)について話を聞きます。

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