10日夜、ジョー・バイデン前副大統領は、予備選で激戦州ミシガンはじめ、ミズーリ、ミシシッピ、アイダホ各州で、決定的な勝利をおさめました。サンダースはノースダコタ州で勝利を確実とし、ワシントン州でリードしていますが、まだ集計が続いており、勝敗を決することができない接戦となっています。 バイデンが獲得した代議員数は、民主党の指名を確保するために必要な数に達していませんが、サンダースは、民主党の2020年大統領選指名に向け、今後ますます厳しくなる戦いを続けるかどうかの決断に直面しています。バイデンとサンダースは、感染が広がるコロナウイルスへの懸念のため、10日にクリーブランドで予定していたキャンペーン集会を中止しました。一方、トランプは新しい集会を発表しました。調査報道サイト『インターセプト』の上級特派員であり、ラトガース大学のメディア・文化・フェミニスト研究のグロリア・スタイネム寄付講座初代教授であるナオミ・クラインと、「全米家事労働者連盟」(National Domestic Workers Alliance)の戦略およびパートナーシップ・ディレクターで、「ブラック・フューチャーズ・ラボ」(Black Futures Lab)の校長であり、「黒人の命も大切 グローバル・ネットワーク」(Black Lives Matter Global Network)の共同創設者アリシア・ガルザに話を聞きます。
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