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2020年3月6日(金)

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  • エリザベス・ウォーレン上院議員は2月5日(木)選挙活動を停止すると発表し、2020年の民主党の候補者選びに残ったのは高齢の白人男性2人のみとなりました──ジョー・バイデン元副大統領とバーニー・サンダース上院議員です。ウォーレン議員が選挙活動の終了を決断したのは、初期に予備選が行なわれた各州やスーパーチューズデイの投票結果が期待はずれに終わり、地元マサチューセッツ州でも3位にとどまったのを受けてのことでした。ウォーレン議員は、残った2人の候補のいずれかを支持するかどうかについては触れていません。サンダース候補の支持者たちは、ウォーレン議員がサンダース支持を表明し、「革新派統一戦線」をつくって、今やバイデン支持で結束した強力な企業勢力に立ち向かうことを期待すると表明しています。3月10日には6つの州で大統領予備選や党員集会が開催される予定で、そこにはミシガン、ワシントン、ミズーリなど多数の代議員を持つ州が含まれています。ジャーナリストで活動家、『アウト』誌の元編集長でエリザベス・ウォーレン候補を支持してきたラケル・ウィリスと、バーニー・サンダースを支援するRootsAction.org(ルーツアクション.org)の共同創設者で全米コーディーネーターのノーマン・ソロモンに話を聞きます。

  • ここ数年、合衆国最高裁判所の構成(9人の判事で構成される)に厳しい批判が寄せられています。トランプ大統領が指名した2人の判事が就任してからのことです。上院の共和党は、バラク・オバマ大統領が任期最後の年に指名した判事の承認を審議することを拒否し続けたあげく、政権交代後の2017年にトランプ大統領が指名したニール・ゴーサッチ判事を承認しました。その1年後にはブレット・カバノー判事を、性的不正行為を糾弾する複数の被害者の申し立てがあったにもかかわらず、承認しました。2020年の大統領選に向けた民主党の候補者選びの過程で、数人の候補者が、最高裁の右傾化を押しとどめるために「最高裁に詰め込む」(packing the court)、すなわち9人以上の判事を任命するというアイデアを提唱しています。しかし、本日のゲストのアダム・コーエンによれば、現在の最高裁判所が革新派の議員や活動家の怒りを買っている一方で、実際のところ最高裁は、米国人が教わってきたような疎外された人々の権利を守る役割とは裏腹に、過去50年にわたって正義を妨げる勢力でした。「最高裁判所といえば、公正の砦であり、社会的な敗者の権利を擁護する機関だと私たちは考えがちですが、実際のところは不平等を作り出す大きな力なのです」と、コーエンは言います。彼の新著は、Supreme Inequality: The Supreme Court’s Fifty-Year Battle for a More Unjust America(『最高の不平等~米国の正義を弱める最高裁判所の50年の闘い』)です。

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