レバノンのハリーリ首相が辞任、しかし新政府への抗議と要求は続く
2週間近くにわたり全国規模の反政府抗議デモが起きていたレバノンで、サアド・ハリーリ首相が30日、辞意を表明しました。ハリーリはテレビ放映された会見で、危機打開は「行き詰まり」に陥ったと述べました。デモ参加者らは「互いに祝福すると同時に非常に長い闘いになることを確認しあっています」と、レバノンのジャーナリスト、ララ・ビターは言います。ベイルートから、ビターが最新情報を伝えてくれます。抗議者たちは、すべての要求が満たされるまで街頭行動を続けるとしていますが、その要求には、内閣の総辞職、速やかな議会選挙および従来の政党とは一線を画す人々による暫定内閣の設立が含まれます。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています