シリアのバッシャール・アル=アサド政権がトルコによる空爆と地上攻撃からクルド人を守るための協力に合意した翌日、増強されたシリア軍部隊がトルコ国境近くで展開されています。クルド人側は13日、ロシアの仲介により、シリア政府による保護と引き換えに国境の二つの町をシリア政府に譲ることに合意しました。クルド人は先週まで米国と同盟関係にありましたが、トランプ大統領が突然シリア北部の駐留米軍の撤退を開始したことにより、トルコによる攻撃に道が開けました。トルコ軍のシリア北部侵攻後、5日間で既に13万人以上が家を追われています。死者の数は不明です。トルコは国際的非難の高まりに直面しています。EUはすべての加盟国に対し、トルコへの武器売却を止めるよう呼び掛けています。ニューヨーク市立大学の社会学と人類学の助教であり、「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)のオズレム・ゴナーから詳しく聞きます。
ニューヨークの独立放送局Democracy Now!を日本語でおとどけしています