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2019年8月20日(火)

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  • 違法とされているチョークホールド(首への羽交い絞め)によって2014年にエリック・ガーナーを死亡させた警察官ダニエル・パンタレオが8月19日、解雇され年金給付を剥奪されました。パンタレオが、丸腰のアフリカ系米国人男性ガーナーが地面に倒れるまでチョークホールドにした事件から、この決定が下されるまでに5年以上が経っています。ガーナーは死の直前、11回にわたって「息ができない」とあえぎながら口にしました。ガーナーの家族と市民社会からの批判にもかかわらず、殺害事件後パンタレオは内勤として警察で働き続けていました。ガーナーの死から5周年に当たる7月、ガーナの家族と支援者らがニューヨーク市にパンタレオと事件に関わった他の警察官たちを処罰するよう求めていたにもかかわらず、司法省は、パンタレオを刑事訴追することを拒否しました。ガーナーの事件はここ数年、警察の責任を追及する「黒人の命も大切」運動の後押しをしてきました。ガーナーの家族は、ニューヨーク市警察にガーナーの死に関わった他の警察官たちを解雇するよう求める一方、パンタレオの弁護士によるどんな控訴も阻止すると明言し、正義を求める闘いを続けています。エリック・ガーナーの末娘エメラルド・ガーナ―に話を聞きます。

  • オレゴン州ポートランドで8月第2週末、白人至上主義者たちが路上に集結し、彼らが呼ぶところの「国内テロ防止」(End Domestic Terrorism)集会を開催しました。しかし、ポートランド中から集まった集会に反対する大規模な抗議は、集会参加者を数で圧倒しました。一方、警察は「プラウド・ボーイズ」(Proud Boys)や「愛国者の祈り」(Patriot Prayer)、その他の極右集団がポートランド市の主要な橋の1つを渡るのを護衛しました。警察はその日1日を通して13人を逮捕し、武器を没収しましたが、ポートランド市長テッド・ウィーラーが述べた、同市が備えていた「最悪の事態」はほとんど回避されました。ポートランド警察は、推定1200人の抗議者2人に1人の割合よりも多い、700人の警官を巡回させました。一部の共和党議員は、アンティファ(ファシズムに反対する勢力)をテロ組織と認定するよう求めていますが、FBIは米国の国内テロのほとんどは白人至上主義者によるものと認めています。2019年にオレゴン州ポートランド市議会初のアフリカ系米国人女性になったジョー・アン・ハーデストと、ポートランドを拠点とするフリーランスジャーナリスト兼映画製作者で、Fascism Today: What It Is and How to End It(『現代のファシズム:その実態と終結法』)の著者であるシェイン・バーレーに話を聞きます。

  • アフガニスタン東部の都市ジャララバードで8月19日、一連の自爆攻撃がレストランや他の公共施設を破壊し、少なくとも66人が負傷しました。アフガニスタン独立100周年記念日に起きた今回の爆破の前には、8月17日に63人が死亡、約200人が負傷するカブールの結婚式での残虐な自爆テロが起きています。イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が犯行を認めているこのテロは、2019年に入ってからアフガニスタンで起きた最も多くの犠牲者を出した事件です。これらの爆破事件の一方、米国とタリバンが数ヶ月にわたって協議してきた和平交渉が大詰めを迎えたと報じられています。この和平交渉の最大の争点には、9月に選挙が行われる予定のアフガニスタンからの米軍の撤退が含まれています。アフガニスタンを拠点とする24時間ニュースチャネル「TOLOニュース」(TOLOnews)の報道ディレクター、ロトフラー・ナジャフィザダに話を聞きます。

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