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2019年8月19日(月)

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  • 米国・メキシコ国境での移民取り締まり、家族の分離、全米の移民収容所の残酷で非人道的な状況に注目が集まる中、アリゾナ州ツーソンで人道活動家のスコット・ウォーレンが裁判にかけられました。現地からお送りします。移民支援グループ「ノー・モア・デス(No More Deaths)」で長年ボランティアをしているウォーレンは、アリゾナ州アーホで移民に食糧、水、避難所を提供したことが3件の重罪に当たるとされ起訴されました。その人道支援の避難所は、移民たちがソノラ砂漠越えという危険な旅の後にたどり着くところでした。ウォーレンとその他のボランティアはこれとは別に、へき地の砂漠にある国立野生生物保護区内に移民のための飲み水や食糧を置いていたことでも軽罪に問われています。裁判は8日間続き、その後数時間にわたる評議が行われましたが、結果は評決不能でした。無罪とした陪審員は8人、有罪とした陪審員は4人でした。政府は11月に裁判をやり直します。有罪判決を受けた場合、ウォーレンは最大10年の禁錮刑に直面します。次の裁判を待つウォーレンが先週末、アーホでデモクラシー・ナウ!の取材に応じました。ウォーレンは1年ぶりに、移民のための水や食糧を砂漠に置きにいくところでした。

  • 人道支援グループ「ノー・モア・デス(No More Deaths)」のボランティアたちは長年、ソノラ砂漠の過酷な自然環境に挑んできました。メキシコから国境を越えてやって来る移民のために、水や食糧などの救命物資を砂漠に置いておくためです。一方、税関・国境警備局の係員は物資を見つけると破壊するという妨害行為をしばしばおこなっており、ボランティアたちはこうした妨害にも直面してきました。デモクラシー・ナウ!はこのほど、水の補給を行うボランティアを同行取材しました。

  • アリゾナ州ソノラ砂漠から特別番組をお送りします。ソノラ砂漠では2001年以来、3000 人以上の遺体と骨が見つかっています。ツーソンに拠点を置く「人権のためのコリブリセンター(Colibrí Center for Human Rights)」の共同創設者、ロビン・ライニキーに話を聞きます。砂漠を横断中に亡くなった人の遺体の身元確認を行っているコリブリセンターは創設以来、綿密な法医学調査および遺体から採取したDNAと生存家族のDNA調査結果を集め、少なくとも100人の移民の身元を明らかにしました。同センターは2018年、消息を絶った移民とその家族の尊厳と公正を求める「移民を返せキャンペーン」(the Bring Them Back Campaign)を始めました。

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