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2019年5月31日(金)

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  • 拷問に関する国連特別報告者が、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジは現在の身柄拘束と米国への身柄引渡しの恐れにより「心理的拷問」にあたる被害を被っていると警告しています。国連の専門家ニルス・メルツァーは、アサンジが米国に引き渡されることになれば、「政治的な見せしめ裁判」にかけられる可能性が高いとも警告しています。「私は20年にわたり戦争や暴力、政治迫害の犠牲者のために働いてきましたが、こんなふうに民主主義の国々が徒党を組んで、意図的に一人の人間を孤立させ、悪者にし、虐待するなんてことをみたのは初めてです」とメルツァーは書いています。ジュリアン・アサンジは先月、ロンドンのエクアドル大使館から英国警察によって強制退去させられた後、現在はロンドンのベルマーシュ刑務所で、2012年に保釈条件を破った罪により50週間の禁固刑に服しています。米国の司法省は先週、アサンジを17件のスパイ法違反の疑いで起訴したと発表しました。米軍の機密文書や外交文書を公開してイラクとアフガニスタンでの米国の戦争犯罪を明るみに出すことに一役買ったためです。アサンジはすでに米国政府のコンピュータをハッキングした罪で起訴されていますが、新たに17件のスパイ法違反容疑が加わり、それぞれが10年として最長で170年の刑が加算されることになります。アサンジは昨日、治安判事裁判所にビデオリンクで出廷する予定でしたが、健康上の問題が原因で出廷できませんでした。拷問に関する国連特別報告者ニルス・メルツァーに話を聞きます。

  • 「ジェインを頼む」。1973年に「ロー対ウェード」裁判の画期的な判決で妊娠中絶の権利が保証される以前には、この魔法の言葉によって何千人もの女性が安全な中絶措置を受けることが可能になりました。米国のほとんどの地域で妊娠中絶の施術が非合法化されていたため、多くの女性が妊娠を中絶するために命を危険にさらさねばなりませんでした。そこで1969年、シカゴの女性グループが自分たちの手でこの問題に対処しようと立ち上がり、ホットラインを立ち上げて女性たちにカウンセリングを提供し、最終的には自ら中絶サービスを提供しました。フェミニストによる秘密の中絶サービスに到達するために必要だったのは、とある番号に電話をかけ、ジェインを頼むことだけでした。「ジェイン」の元メンバー、ローラ・カプランとアリス・フォックスのふたりと話します。ローラ・カプランは、Story of Jane: The Legendary Underground Feminist Abortion Service(『ジェインの物語:伝説の地下フェミニスト中絶サービス』)の著者です。

  • 中絶医ジョージ・ティラーがカンザス州ウィチタの教会で礼拝に出席した際に額を射抜かれて殺されてから今日で10年になります。殺害に至るまでの数十年間、テイラー医師は絶え間ない脅迫と暴力や破壊行為を受け続けていました。彼を暗殺した男、中絶反対の過激派スコット・ローダーは終身刑に服しています。ストーリーコ(StoryCorps)に最近追加された、2006年にティラー医師に会いに行ったラビ・デビッド・ヤングとカンターナタリー・ヤングによる会話を放送します。

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