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2019年5月2日(木)

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  • 5月1日、ベネズエラでは政府支持者および反政府派の2つの集会が行われました。その前日、反政府派リーダーのフアン・グアイドが先導するクーデターが失敗に終わりましたが、米国がそれを後押しをしていたとマドゥロ大統領は非難しています。ミラフロレスの大統領府前に集まった大勢の支持者を前に、マドゥロは米国は複数のベネズエラ政府高官がマドゥロ政権に反旗を翻す用意があるとの嘘の情報でだまされたと述べました。ワシントンでは1日、国家安全保障会議がベネズエラに関する主要者会合を開催。ワシントン・ポスト紙の報道によれば、ジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、米軍がベネズエラに対する軍事的選択肢を十分に準備していないとして、米軍の最高司令官と衝突しているということです。一方で、国防長官代理であるパトリック・シャナハンは、ベネズエラ問題に集中するため予定されていた外国訪問をキャンセルしています。また、マイク・ポンペイオ国務長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣に電話をし、ベネズエラへのロシアの介入を止めるよう求めました。それに対しラブロフは、米国はこれ以上「攻撃的ステップ」を取らない方が良いと警告したとのことです。本日はカラカスから、ベネズエラの北米関係の副外務大臣であるカルロス・ロンと、ベネズエラ人社会学者で「憲法保護のための市民プラットフォーム」(Citizen’s Platform in Defense of the Constitution)にも参加するエドガルド・ランダーに議論をしてもらいます。

  • 5月1日、英国下院は世界で初めて気候変動非常事態宣言を発動した議会となりました。今回の決議の前には、4月に一連の運動でセントラル・ロンドンを閉鎖に追い込んだ「エクスティンクション・リベリオン(絶滅への反逆)」という大型蜂起がありました。この運動では活動家たちが橋を閉鎖し、公共の歴史的建造物などを占領し、建物や歩道、電車などに接着剤で自らの身体を貼り付けるような抗議活動で、気候変動への対策を至急行うよう求めました。1000人以上の抗議者が逮捕されました。労働党のジェレミー・コービン党首は議会で「我々は異例の数の気候変動運動を目の当たりにしている。エクスティンクション・リベリオンなどのグループは、議事堂にいる我々議員を彼らの主張に耳を傾けざるを得ない状況に追い込んでいる。この運動に対し否定的で言い訳のようなコラムも多数書かれたが、徐々に後退させられた。この運動は巨大で、私に言わせれば必要不可欠な警鐘だ。今日、この機会に言いたい。『あなたたちのメッセージを受け取った』」と語りました。英国のジャーナリストで作家、ガーディアン紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオに話を聞きます。モンビオがガーディアン紙に寄稿した最新記事は”Only rebellion will prevent an ecological apocalypse”(「環境的大惨事を防ぐには抵抗運動しかない」)というタイトルです。資本主義は「地球の心臓に向けられた拳銃のようなもの。…私たちの生命維持システムを基本的に、必然的に破壊するだろう。地球の限られた資源で果てしない経済的成長を求めるのも、その特徴の一つだ」とモンビオは語ります。

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