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2019年3月28日(木)

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  • 3月27日、米上院はグリーン・ニューディールを否決しました。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員は今回の投票を「虚勢の採決」と呼んでいます。共和党のミッチ・マコネル上院多数党院内総務が進めた今回の採決では、民主党議員43人が[「賛成」でも「反対」でもない]「出席」票を入れました。民主党の4議員および共和党の全53議員がグリーン・ニューディールに反対票を投じました。民主党は今回のマコネル議員の強引な採決手続きを非難しています。グリーン・ニューディールの主要な政策起草者のひとりに話を聞きます。グリーン・ニューディールは、米国経済を転換させるために再生可能エネルギーに財政投資し、米国の二酸化炭素排出を2030年までにゼロにするという提案です。リアナ・ガン=ライトはNPO「新たな民意」(New Consensus)の政策部長です。

  • 3月36日、ウィスコンシン州選出のショーン・ダフィ下院議員が、グリーン・ニューディールで得するのは富裕層だけだという趣旨の発言をしました。ニューヨーク州選出のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員はグリーン・ニューディールを熱く弁護しました。オカシオ=コルテス議員のスピーチを放送します。

  • 多数の犠牲者を出した2件の墜落事故を受け、米国上院では連邦航空局(FAA)が航空機産業の規制を業界に任せている実態について初の公聴会が行われました。3月28日、上院エネルギー資源委員会ではトランプ大統領が内務長官に指名した元石油業界ロビイスト、デイビッド・バーンハートの承認公聴会が開かれます。一方、カリフォルニア州では連邦大陪審が、モンサント社に対し除草剤ラウンドアップが一因でがんを発症した元患者に8000万ドル以上の賠償金を支払うよう命じました。「このような規制問題は多くの場合、抽象的なので、みんな注意を払わないようですが、規制に失敗すれば死者が出ることを認識していないのです」と、「パブリック・シティズン」(Public Citizen)のロバート・ワイスマン代表は言います。

  • 3月27日、ネオナチを公言するジェームズ・アレックス・フィールズは連邦裁判所で、2017年8月にシャーロッツビルで人種差別反対デモの群衆を車でなぎ倒したことに関する29件のヘイト犯罪について罪状を認めました。本日とりあげる新著は、この悲劇的な事件に加え、過去数年に起こった人種差別が原因の銃乱射、ヘイト犯罪、警察による武器を持たない男性の射殺事件を検証しています。同書では、アフリカ系米国人がカフェで坐ったり、Airbnbの民泊先を休暇で利用しようとしただけで差別された例も検証しています。ジェニファー・エバーハート教授はBiased:Uncovering the Hidden Prejudice That Shapes What We See, Think, and Do(『偏見――隠れた偏見が私たちの見かた、考え方、行動を形作る』)で、潜在的な偏見が、ヘイト犯罪から職場、学校、コミュニティのマイクロアグレッション(自覚なき差別)に至るまで影響していることを語り、その対策も提示します。エバーハートはスタンフォード大学心理学教授で、2014年「天才賞」とも呼ばれるマッカーサー・フェローを受賞しています。

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