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2019年11月15日(金)

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  • 11月12日(火)、連邦最高裁判所では「若年移民に対する国外強制退去の延期措置」(DACA)の維持をトランプ政権に要求する3件の訴訟の口頭弁論が開かれました。オバマ政権下で導入されたDACAは、子供の時に家族に連れられて米国に入国し無届状態となっている少なくとも70万人の人々に対し、国外追放からの保護と労働許可を与える救済プログラムです。最高裁で現在多数派を占めている保守派判事たちは、トランプ大統領がDACAプログラムを終了させることに賛成するとみられる一方、一部のリベラル派の最高裁判事はトランプ大統領の方針に懐疑的なようです。 2017年9月、トランプ政権はDACAを終了する計画を発表し、同プログラムは「違法」かつ「違憲」であると主張しましたが、これに反対する訴訟が起こり、カリフォルニア州とニューヨーク州とワシントンDCの3か所の地方裁判所で差し止め判決が出され、DACAはいまも存続しています。移民権利擁護活動家たちは最高裁判所にプログラムの救済を強く求めており、DACAを適用された移民数十人がニューヨークから最高裁判所前の階段までの230マイルの16日間にわたる行進に参加しました。トランプ政権のDACA撤回の方針に異議を唱えたニューヨークの連邦地方裁判所訴訟の原告マーティン・バタラ・ビダルと、トランプ政権のキャンセルを阻止するために訴訟を起こした全国移民法律センター(NILC)の専属弁護士トルーディ・リバートと話します。

  • 史上初の環境正義に関する大統領候補者討論会が、先週金曜日(11月8日)にオレンジバーグ市にあるサウスカロライナ州立大学で開催されました。デモクラシー・ナウ!の司会者エイミー・グッドマンと元環境保護庁(EPA)官僚ムスタファ・サンティアゴ・アリが共同で司会をつとめました。討論会に参加した6人の民主党大統領候補の一人、ニュージャージー州選出のコリー・ブッカー上院議員は、環境不正と気候危機に立ち向かうという彼の計画を披露しました。ブッカー議員は、米国の人種格差、再生可能エネルギーの雇用創出、彼の故郷のニューアークを含む全国の都市での水質汚染の危機について話しました。 「私の地元だけの問題ではありません。 21世紀のアメリカで、鉛を使った水道給水管が敷設されているなんて許されません」とブッカー議員は言います。

  • 連邦最高裁判所は11月15日(金)、ロドニー・リード事件について審議するかどうかを検討します。ロドニー・リードは、テキサス州のアフリカ系アメリカ人の死刑囚であり、本人は認めていない殺人の罪で1週間以内に処刑される予定です。彼の家族は14日(木)、最高裁判所の外で野営して、判事たちに死刑執行の差し止めを求めるビジルを寒さの中で決行しました。彼らの主張への賛同は全米に広がり、ここ数週間で数百万人に膨れ上がっています。1996年に19歳の白人女性ステイシー・スタイツが殺害された事件は、別の男性が犯人であるという証拠が積みあがっているのです。ロドニー・リードは1998年に、全員が白人の陪審員によって死刑判決を言い渡されました。殺されたスタイツの体内にリードのDNAが見つかったからです。彼女が亡くなったとき、二人は恋愛関係にありました。しかし、当時は無視されていた事件の詳細に関する新事実が浮上しました。当時スタイツの婚約者だったジミー・フェネルという白人警察官が、本当の殺人犯であった可能性があるのです。先月、フェネルと刑務所で一緒だった男性が、フェネルが刑務所で、婚約者が黒人男性と浮気していたために彼女を殺害したと認めたという宣誓供述書に署名しました。この新事実にもかかわらず、ロドニー・リードは11月20日に処刑される予定です。マーシャル・プロジェクトの専任ライターであるモーリス・チャマーと話をします。

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