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2018年12月19日(水)

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  • 7歳のグアテマラ先住民の少女が米国境警備当局による拘留中に死亡し、人々の怒りをかきたてています。この少女ジャクリン・カール・マキンが、米国とメキシコの国境で拘束された後、どのような状況で死にいたったのか、連邦議会議員が、説明を求めています。マキンが死亡したのは12月8日。彼女を連れた父親が、中米諸国の亡命希望者161人とともに国境に到達してから2日後のことでした。拘留所に入れられてから8時間以上たってから発作を起こしました。国境警備隊隊員が病院に搬送したのは、彼女の体温が41度近くに急上昇した後でした。7歳の少女ジャクリンは、脱水症、ショック、肝臓の機能不全のため、エル・パソ病院に搬送後24時間以内に死亡しました。ヒューマン・ライツ・ウォッチの上席研究員クララ・ロングから詳しくききます。

  • 7歳のグアテマラ人少女ジャクリン・カール・マキンが国境警備当局による拘留中に死亡したことに対し、人々の怒りが高まっています。米国の中米政策について、ニューヨーク大学のラテンアメリカ史の教授であり、受賞著書のあるグレッグ・グランディンから詳しく聞きます。グランディンは、ジャクリンの死を考察し、その遠因としてクリントン政権の時代にさかのぼる国境の軍事化政策と、米国国境への安全な都市ルートの閉鎖を指摘します。彼はまた、ジャクリンの家族が住む土地を離れることになった原因として、米国が支援した1954年のグアテマラのクーデターと彼女の地域で自給自足的農業を破壊した経済政策との繋がりを指摘します。グランディンがエリザベス・オグリズビーと共同執筆した『ネーション誌』への最新の寄稿文のタイトルは、「米国国境でジャクリン・カール・マキンを殺したのは誰?(“Who Killed Jakelin Caal Maquín at the US Border?”)」です。

  • 判事がトランプ政権に対し、アメリカ・メキシコ国境で引き離されたすべての家族の再会を命じてから4カ月以上が経過しました。しかし今なお、140人の子どもたちが米国で拘留中の両親と離れ離れとなっています。30人の子どもについては、両親と再び会うことは不可能と見られています。にもかかわらず、家族の引き離しがもはや連日、報道されることはありません。こうした状況を変えようと、移民の子どもたちが強制的に両親と離れ離れにされる日数が長くなっていることに焦点を当てるようメディアに呼びかけているハーバード大学の心理学者から詳しく聞きます。ポーラ・J・キャプラン博士は臨床および研究心理学者であり、ハーバード大学デュボイス研究所の研究員です。彼女は、現在進行中の家族引き離し危機について注目するよう訴えている人権グループと精神衛生専門家との連合をすすめています。

  • 記録的な数のカンボジア人が米国から本国へ強制送還されています。その中にはクメール・ルージュ政権のもとでの戦争、米軍による爆撃、虐殺から逃れて米国で数十年暮らしてきた人々も含まれています。17日、テキサス州エル・パソを飛び立ったオムニ・エアー・インターナショナル(チャーター便航空会社)の飛行機には、36人のカンボジア人が乗っていました。彼らはカンボジアの首都プノンペンへ強制送還されたのです。トランプ政権のもとで最大級のカンボジアへの送還であろうと弁護士は見ています。ケビン・ローから詳しく聞きます。彼は、「法のもとの平等を進めるアジア系アメリカ人の会 アジア系司法・コーカス」(Asian Americans Advancing Justice–Asian Law Caucus)移民の権利プログラムの専従弁護士であり、強制送還に直面している米国在住のカンボジア人とともに働いています。

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